技術士二次試験選択科目Ⅲの解き方

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選択科目Ⅲの概要

選択科目Ⅲは配点が30点です。この問題の概念は、社会的なニーズや技術の進歩に伴い,社会や技術における様々な状況から,複合的な問題や課題を把握し,社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て,問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力になります。
Ⅲ-1を例にとって考えていきます。
参考:日本技術士会

Ⅲ―1 「公共工事の品質確保の推進に関する法律」の基本方針には、公共工事に従事する者の賃金その他の労働条件、労働環境が改善されるように配慮されなければならないと明記され、「発注者の責務」、「受注者の責務」が定められている。
国土交通省は、これまで継続的に公共工事設計労務単価を引き上げてきているが、技能労働者の賃金は製造業に比べ未だ低い水準にあり、引き続き建設業団体に対して適切な賃金の確保等を要請している。
一方、こうした要請を踏まえ、一般社団法人日本建設業連合会は「労務費見積り尊重宣言」を行い、一次下請企業への見積り依頼に際して、適切な労務費(労務賃金)を内訳明示した見積書の提出要請を徹底することにより、更なる賃金引上げを実現していくとの考えを示している。
このような背景を踏まえ、建設工事の直接的な作業を行う技能労働者についての下記の問いに答えよ。
(1)技能労働者の労働条件及び労働環境の改善、それに必要な費用の確保のそれぞれに関し、技術者としての立場で多面的な観点から課題を抽出し分析せよ。
(2)(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)(2)で示した解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。

解答の骨組みは以下のようになります。

(1)技能労働者の労働条件及び労働環境の改善の課題・・・・・・・・・・・配点12点
課題①
課題②
課題③
(2)最重要課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・配点12点
解決策①
解決策②
解決策③
(3)新たに生じうるリスクとそれへの対策・・・・・・・・・・・・・・・・・配点8点
①新たに生じるリスク
②対策

(3)については概念を問われている内容ではないため、配点は低いと考えられます。また、前もって考えておけば毎年使いまわしが効く問題なので、配点は低いと考えられます。
選択科目Ⅲについては(1)の課題の設定を間違えると(2)以降は何を書いても評価されません。課題が間違っているので、解決策は何を書いても間違っています。

課題とは

技術士二次試験の必須科目と選択科目Ⅲでは、課題を設定し、その解決策を提案することが求められます。ほとんどの受験生はこの課題と解決策の正しい考え方と書き方を知りませんし実行できません。著者の講座の中でも口うるさく指摘し改善させていますが、試験本番でその指摘を忘れて間違った課題と解決策を書く人がいます。

課題とは解決しなくてはならない問題です。そして技術士二次試験で問われる課題とは、現在は顕在化していないが、近い将来に高い確率で顕在化し、顕在化した時の社会へ与える悪い影響が大きいものです。この影響とは過去に経験がないものになります。その影響を回避するために今から準備するのが課題です。

どのように準備するかは、経験がないので誰にも分りません。分からないので論理的に考えて、分かりやすく説明する必要があります。論理的に導く必要があるのにほとんどの受験生はこれができません。

思い込み、思い付き、勘違い、願望、妄想、ヒューリスティックによって解答します。そして何度指摘してもそれが治りません。特に40代以降の男性に多く見られます。60代男性はほとんどこのパターンに当てはまります。逆に女性は柔軟なのか修正能力が高い人が多いと思います。特に多い間違えを列記します。

① 課題を書く問題なのに解決策を書いている
② 問われている内容と全く違う内容を取り上げている
③ 現状の認識が世間一般のものと違う

①のパターンで多いのは、「生産性向上の課題を挙げる問題」に対して、「ICT土工の活用」とかを課題にする受験生です。ICT土工は生産性向上の課題ではなく、生産性向上の解決策の1つです。ICT土工で解決しても構わないし、別の方法で解決しでもよいのです。冷静に考えればわかると思うのですが、ナインドットの思い込みの中に入るとそこから抜けだすのは難しいようです。

②のパターンで多いのは、「自然災害から安全安心な国土を構築するための課題」に対して、「震災からの復興」「復旧復興の対策」について課題にする受験生です。復旧復興が無いように国土を構築しなければならないのに、その真逆の事を書いています。書かなければならないことを書かないで、書きたいこと、得意なことを書いて喜んでいます。人の話を全く聞いていない人に多いようです。

③のパターンで多いのは、「現在は財政難で建設投資が縮小している」というような現状の認識が間違っている受験生です。令和2年度までで考えれば10年前から国家予算は毎年増えています。国債の発行高も毎年増えています。国債の発行高が増えているのに金利は下がっています。建設投資も10年前が下げ止まりで毎年増加しています。現在は財政難でもなければ、建設投資も増えています。思い込みが激しく情報をアップデートしない人に多いようです。

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