令和5年度技術士二次試験はすでに始まっています
技術士二次試験筆記試験の合格発表がありました。
不合格だった方は残念ですが、合格を目指すのであれば令和5年度の試験はすでに始まっているといっていいでしょう。
試験制度に変更がなければ筆記試験の日程は7月中旬になります。
もちろん詳細は分かりませんが、例年の傾向から考えると令和5年7月17日(月)が一般部門の試験日だと考えられます。
試験対策はいつから始めてもあなたの自由ですが、技術士二次試験の日時はもうすでに決まっています。
試験日から逆算すると、試験対策の日数も決まっているのです。
来年も不合格でよいのであれば、のんびり過ごして頂いてもかまいません。
しかし、「もう不合格は懲り懲りだ、来年は絶対に合格して見せる」と思っているのであれば1日も早く試験対策を始めましょう。
技術士二次試験になぜ不合格だったか原因を調べること
合格には理由はありません。
単に減点される箇所が少なかったからです。
反対に不合格には理由があります。
どこかが大幅に減点されているからです。
どこが減点されているのか?
なぜ減点されているのか?
ほとんどの方は、この不合格の原因を調べません。
不合格の原因が分からないので、また翌年同じ間違いをして不合格になります。
合格者の10人に1人はまぐれで合格しています。
運がよければこの1人に入れますが、運がよくなければ永遠に不合格です。
不合格の原因を知り、それを改善しないとあなたは永遠に技術士二次試験に合格しません。
不合格の原因を修正し来年の合格を勝ち取る
不合格の原因が分かれば、それを修正します。
修正して来年の試験本番で力を発揮できれば合格できます。
ここで大事なことは何を修正するかです。
それは「考え方」になります。
合格者の考え方に自分を変えなければなりません。
不合格という結果を合格という結果に変えるには、行動を変えなければなりません。
行動が同じならば結果も同じです。
だから結果を変えたければ行動を変えなければなりません。
そして行動を変えようとしたら、「考え方」を変えなければなりません。
考え方が同じなら「行動」も同じになります。
もちろん「結果」も同じです。
不合格という結果だけを変えようとすると必ず失敗します。
結果は 考え方⇒行動⇒結果 の順序で起こります。
行動が同じであれば、同じ結果になります。
結果を変えるのであれば行動を変える必要があります。
考え方が同じであれば、同じ行動をします。
行動を変えようとすると、考え方を変える必要があります。
不合格者の原因はほとんど共通している
不合格の原因はほとんどみなさん同じです。
それは「勉強不足」です。
もしくは「勉強方法の間違え」です。
勉強方法が間違えているので、結果として勉強をしていないのと同じです。
技術士の資格を取得しようとしたら、合格率30%の一次試験に合格して合格率10%の二次試験に合格しなければなりません。
最終的な技術士の合格率は3%になります。
偏差値でいえば70です。
東京大学に合格するのと大して変わりません。
勉強しないと合格しないのです。
言い訳ばかりしても合格しなのです。
合格したければ強い覚悟をもって勉強しましょう。
技術士に合格するには、何から勉強すればいいのか
この試験に不合格になるのは、基本が出来ていない場合がほとんどです。
まず初めは試験制度を正しく理解してください。
技術士試験の概要を正しく理解することです。
平成31年度技術士試験の概要について
今月はこの資料をよく読んでください。
採点基準はすべてこの資料に書かれています。
その採点基準をよく理解することです。
理解するとは意味や内容など物事の本質を把握することです。
ここに書かれたことを、技術士でない人に分かりやすく説明する能力が必要なのです。
あなたはそれが出来ないと思います。
できないから不合格になるのです。
ここでは何が出題されるのかが書かれています。
どのように解答すればいいのかも書かれています。
試験の運営機関が出している1次情報です。
ここに書かれていないことは問われないし、
ここに書か書かれていることに反することが評価されることはないのです。
合格に必要なことはすべて日本技術士会ホームページに書いてあるのです。
不合格になりたいのであれば、何をしても構いません。
しかし合格したければ、採点基準を味方にするしかないのです。
その一番大事なことをおろそかにするから合格しないのです。
技術士二次試験に合格したければ、平日毎日最低30分、できれば1時間上記の資料を1カ月間よく読んで理解してください。
過去と他人は変えられませんが、自分と未来は変えられます。
今の自分は過去の自分の総決算です。
未来の自分は今の自分の総決算です。
今の自分が正しい行動、正しい考え方を繰り返せば未来の自分が変わります。
合格して人生を変えるのではなく、人生変えるために合格するのです。
参考:日本技術士会
技術士試験対策は横浜すばる技術士事務所
合格する論文の黄金法則