技術士【一次試験合格者】は次に何をすればいいか

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技術士一次試験合格者の方へ

技術士一次試験に合格された皆さんおめでとうございます。
次はもちろん技術士ニ次試験の受験です。
一次試験という関門をクリアしたと思ったら、すぐに二次試験かと思う方もいるかも知れません。
思い出してください、技術士の称号を得るために一次試験の受験を決意したはずです。
技術士になるためには、避けてはとおれない道です。
次は技術士二次試験突破に向けて素早いスタートを切りましょう!

間違った勉強をする受験生

今年度に技術士一次試験に合格された方は、技術士二次試験の勉強はこれからでしょう。
技術士二次試験について、上司や先輩から「とんでもなく難しい」、「何から勉強していいのか分からない」など技術士二次試験のうわさをきいたことがあると思います。
こんなうわさを信じて、さらに「最初は国土交通白書を読むといいらしいよ」って言われて国土交通白書を1ページから読み出します。読んでも内容がよく分からないから眠くなる。
次の日に今日こそは勉強するぞとまた国土交通白書を読んでまた2~3ページ読んで眠くなる。
こんな勉強を繰返しているとあっという間に筆記試験日が近づいてきます。
今年は間に合わないと思ってきます。

「仕事が忙しかったから今年はしょうがない」「子供が小さくて土日は勉強できなかったから今年はしょうがない」

勉強しない言い訳は無限にできます。

そんな受験生はそもそも筆記試験会場へ行きません。
技術士二次試験の筆記試験を棄権します。
そして別の受験生へ技術士二次試験は難しくて無理、といったうわさを広めていく人になるのです。
こんなやり方で勉強しても永遠に技術士になれません。

会社の先輩に「10年も受けてるけど受からない」って不合格の回数を自虐的に自慢する人もいると思います。そんな先輩の仲間入りをしたいですか? 

間違った勉強をする受験生になると、そんな永遠に受からない先輩へ仲間入りしてしまいます!

技術士二次試験の勉強の仕方

技術士二次試験に合格するには基本を理解する必要があります。
まず初めに試験制度を正しく理解してください。
技術士試験の概要を正しく理解するということです。
令和6年度 技術士第二次試験の実施についてを参照してください。

まずはこの資料をよく読んでください。
どんな試験かも分かってなくて、やみくもに勉強をはじめても合格するわけがありません。
おそらくそんなこと本心では分かっているはずです。
ただ、いざ勉強を始めようと思うと、試験制度の内容はさらっと読み飛ばして、どんな論文を書いたらいいんだろう、キーワードはどこに書いてあるんだろう、あせって目先のことばかり気になってしまいます。
技術士二次試験に合格するのは簡単ではありません。
それなりの勉強時間も必要になります。

試験の概要を把握し、合格に向けて戦略をたて、日々一歩一歩進めていく勉強が必要です。

技術士二次試験のスケジュール

技術士二次試験のスケジュールは日本技術士会のホームページに記載されています。
令和6年度のスケジュールを見てください。

出典:日本技術士会 

技術士になるには、まずは7月に実施される筆記試験に合格します。
そして筆記試験合格者のみが12月から翌1月にかけて実施される口頭試験に進みます。
その口頭試験に合格して初めて技術士の称号を得ることができるのです。
そこまでは何となく知っているかもしれませんが、実は口頭試験は4月の受験申込時点に提出する【業務経歴票】を基に実施されます。
口頭試験ではあなたの業務経歴票から質問されます。
業務経歴票だけで合否の判断はされません。
しかし第一印象が合否に係ることは十分考えられます。
せっかく難関の筆記試験を突破しても、口頭試験で不合格になるとまた次年度は筆記試験からやり直しです。
技術士二次試験は7月の筆記試験に向けての論文の勉強はもちろん重要ですし、その前に4月に提出する業務経歴票の対策も重要なのです。

技術士二次試験に合格する勉強法

技術士二次試験対策は1年を超える長期の勉強が必要です。
やみくもに勉強しても効率が悪いし、続けることが困難です。

逆に言うと、ほとんどの受験生はやみくもに勉強しています。
あなたが、技術士の試験制度を正しく理解して、適切にスケジュールを立て、勉強を進めれば他の受験生に比べてぐっと合格が近づきます。

横浜すばる技術士事務所では初めて受験するひとに向けて、技術士二次試験完全講座をお勧めしています。
この講座では、技術士に合格するためのノウハウをまとめた【合格する論文の黄金法則】、講師による【業務経歴票添削講座】、【必須科目添削講座】、【選択科目添削講座】がすべてセットになっています。
また勉強を進める上で悩んだときは講師とのZoomによる面談を適宜実施します。

独学で勉強を始め、間違った勉強をする受験生になって何年も不合格を続けるよりも、技術士試験の豊富な経験を持つ当講座の指導を受けて最短で合格を目指してはいかがでしょうか。

横浜すばる技術士事務所はあなたの技術士合格を応援いたします!

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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所講師
技術士(建設部門ー道路,施工計画、施工設備及び積算)(総合技術監理部門)

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