技術士二次試験 ~効果的な復習方法~

つばさ橋
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皆さま、日々の試験勉強お疲れ様です。
2月も後半に差し掛かり、年度末に向けていっそう忙しくなるのではないでしょうか。
令和5年度の技術士二次試験まで半年を切りました。
お仕事・試験勉強で良いパフォーマンスを残せるよう、体調管理に努めましょう。
本日は技術士二次試験に限らず、様々な試験勉強で重要になる【復習方法】について考えてみたいと思います。

目次

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線」とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが提唱した、中期記憶に対する時間の経過と記憶の関係を表した曲線のことをいいます。
ご自身のことを「全然覚えられない」「すぐに忘れてしまう」と悩む人は多いのではないでしょうか。
ご安心下さい。あなただけではありません。記憶のメカニズムからすると、「覚えられない」「忘れてしまう」ことは、いたって普通のことです。
人の記憶は「時間が経つほど忘れていく」。これは、ごくごく自然の事なのです。

参考:ウィキペディア

上図がエビングハウスの忘却曲線です。
少し分かりづらいですが、人が記憶したことをどのくらいの時間で忘れていくかをグラフに表しています。
このグラフからは下記のことが分かります。


・20分後には 42%
・1時間後には 56%
・1日後には  66%
・1週間後には 75%
 


つまり、初めて学習する際に10分程度で記憶したものは、1日経つと66%忘れてしまい、1週間後には75%忘れてしまいます。
ほとんどのことを忘れてしまいます。
つまり、初回の勉強から時間が経ってから復習を行おうとしても、それは復習ではなく初回の勉強と同じになっている可能性が高いのです。
人間の脳はとても忘れやすい」ということがお分かり頂けたと思います。
また、忘れていくスピードには個人差がないそうです。
ということは、身の回りにいる「頭がいい」「賢い」「記憶力がいい」と言われている人は陰ながら努力を重ねている、もしくは何度も確認する癖が身についているのかもしれません。技術士二次試験においても、色々と覚えなくてはいけないことがありますよね。
色々と言い訳を並べて試験勉強を後回しにしていると記憶に定着せず、いつまでたっても成績が伸び悩んでしまいます。
でわ、どうしたらよいのでしょうか。

繰り返すことの重要性

人は忘れる生き物です。
記憶に定着させるために重要なこと。
私も含め多くの方が昔から先生やご両親等から言われているであろう「復習」。
これ以外に近道はないと思います。
先程のグラフを見ると、赤の忘却曲線が初回で右のグラフにいくに従い曲線が緩くなっていることが分かります。
繰り返すことで記憶に定着していることが分かります。
私も学生の頃は、先生や両親に「復習しなさい」と耳にタコができる程言われてきました。
繰り返し復習することで記憶に定着させるということは理にかなっているのです。
技術士二次試験対策においても、何度も繰り返し取り組むことで記憶に定着させる。
私のイメージでは、「頭の中の引き出し」をいっぱいにして試験に挑み、本番では引き出しを開けてこれまで学習してきたことをアウトプットする
当講座を最大限に活用してしっかりとした準備を行いましょう。

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復習のタイミング

人間は忘れる生き物であることから、繰り返すことが重要ということはお分かり頂けたと思います。
でわ、繰り返すタイミングについて考えてみましょう。
最初の学習から1週間後には75%のことを忘れると説明しました。
ですから、復習のタイミングはやはり早ければ早いほど効果的であると言えます。
理想的なのは学習した翌日に最初の復習を行う。
そして、1週間後に2回目の復習を行う。
さらに1週間後に3回目の復習を行うことが理想的であると言われています。
復習のタイミングが多いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、普段の生活のなかで分刻みのスケジュールで活動している方はそう多くはいないと思います。
少しだけ早く起きてみる晩酌の前に少しだけ時間を作る夜布団に入って携帯を見る時間を減らす
時間を作る方法はいくらでもあるはずです。
1日15分でも繰り返すことで記憶の定着率は上がるはずです。
何年も技術士試験を繰り返さず、今年こそはと決めて取り組めば結果はついてきます。
正しい指導と効果的な復習を繰り返して合格を掴み取りましょう。

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学習環境を整え、アウトプットの機会を設ける

これまで述べてきた繰り返すことや復習のタイミングは、実践して初めて身になります。
しかし、頭ではこれらが重要と理解していても、お仕事やプライベートの予定等でなかなか実践が難しいという方も少なくないと思います。
そのような場合には、学習環境を整えてアウトプットの機会を設けることをおススメします。
でわ、具体的にどうしたらよいのか。
技術士受験の対策講座を受講することや勉強会に参加し学習環境を整えることが近道であると考えます。
このような環境に身を置くことによって、課せられる課題に応える環境を強制的に作ることは非常に有効です。
このような講座に強制力があるわけではありませんが、決して安くない受講料を支払い受講することになるので、否が応でも「やらなくては」というモチベーションに繋がると思います。
また、講座や勉強会を利用するということは定期的に論文を作成し提出することになります。
アウトプットする機会を強制的に設けて、ご自身のレベルを客観的に把握することは非常に重要です。
技術士試験は難関試験です。
1人で合格される方もいらっしゃると思いますが、私の周りには独学で合格された人はおりません。
皆さん、当講座のような有料講座や社内の勉強会を活用されて合格しています。
合格できる環境に身を置くということを検討されてはいかがでしょうか。
当講座では、【資料提供】【添削】【Zoom】面談であなたの技術士合格の応援をさせていただきます。
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この記事を書いた人

技術士(建設部門ー鋼構造及びコンクリート)

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