模擬口頭試験リアル講座のお知らせ 詳細はこちらから

平成25年度総合技術監理部門択一式試験解答と解説【経済性管理】

橋
ホーム » 総合技術監理部門試験対策 » 総合技術監理部門 択一式試験の解説 » 平成25年度出題問題 » 平成25年度総合技術監理部門択一式試験解答と解説【経済性管理】
a
目次

設問Ⅱー1ー1

フィージビリティ・スタディと総合生産計画に関する記述(ア)~(キ)について,それらを分類したとき,その組合せとして最も適切なものはどれか。
(ア)基本的な目的は,需要予測量と生産能力を合理的に均衡させることである。
(イ)統計資料を活用した調査や市場調査を行い,事業化した場合の需要を予測する。
(ウ)資金調達方法の検討を行い,予算規模を算定する。
(エ)計画を立案するとき需要変動に対応するため調整しうる項目には,大きく分けて生産能力調整と需要平滑化がある。
(オ)需要予測量を満足するために必要な労働力,在庫,残業,外注の各量を求める。
(カ)プロジェクト実施の際に必要となるコストと需要予測とを比較し,事業の収支を検討する。
(キ)期中のコスト最小化を目的とする場合が多いが,雇用水準の安定化や在庫水準の適正化も重要な要素である。

 フィージビリティ・スタディ総合生産計画
ア,イ,オ,キウ,エ,カ
ア,イ,カウ,エ,オ,キ
イ,ウ,エ,キア,オ,カ
イ,ウ,カア,エ,オ,キ
ウ,オ,キア,イ,エ,カ

【解説】正解④  青本25,26ページ、フィージビリティ・スタディと総合生産計画に関する出題です。
出題頻度の高い項目なので得点する必要があります。
フィージビリティ・スタディとは実行可能性調査です。事業が成り立つかどうかを判断するための活動で具体的な調査内容は以下になります。
(1)事業内容の具体化
(2)予備的調査と需要予測
(3)予備的な設計・試作
(4)事業の収支予測と資金調達
総合生産計画の目的は、需要予測量と生産能力を合理的に均衡させることです。そして需要予測量を満足するために、生産率、労働力水準、在庫水準、残業時間、外注率などを調節して生産量と生産時期を決定することが行われます。
(1)生産能力調整
 在庫水準調整、労働力水準変更、生産率変更、外注対応、パートタイマー活用
(2)需要平滑化
需要増大、納期遅延、補完製品開発

設問Ⅱー1ー2

品質管理の手法であるQC7つ道具及び新QC7つ道具に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① QC7つ道具は主として数値データ分析の手法であり,新QC7つ道具は主として言語データ分析の手法である。
② QC7つ道具は主に計画(Plan)段階で用いられるのに対し,新QC7つ道具は主に確認(Check)段階で用いられる。
③ QC7つ道具には,「層別」,「パレート図」,「特性要因図」,「ヒストグラム」,「散布図」,「グラフ・管理図」,「チェックシート」がある。
④ 新QC7つ道具には,「連関図」,「系統図」,「マトリクス図」,「過程決定計画図(PDPC)」,「アロー・ダイアグラム」,「親和図」,「マトリクスデータ解析」がある。
⑤ QC7つ道具や新QC7つ道具は,問題解決においてすべて利用する必要はなく,状況に応じて適切な手法を使用する。

【解説】正解② 青本33,34ページ、QC7つ道具と新QC7つ道具に関する出題です。
出題頻度の高い項目なので得点する必要があります。暗記問題です。


QC7つ道具
 主として数値データを扱うことに適していて、製造部門・技術部門で利用される。主な活用段階は確認段階(Check)段階になります。
層別、パレート図、特性要因図、ヒストグラム、散布図、グラフ・管理図、チェックシート
新QC7つ道具
主として言語データを扱うことに適していて、技術部門・管理部門で利用される。主な活用段階は計画段階(Plan)段階になります。
連関図、系統図、マトリックス図、過程決定計画図、アローダイアグラム、親和図、マトリックスデータ解析

設問Ⅱー1ー3

生産活動を行うための作業順序は手順と呼ばれ,その計画は手順計画と呼ばれる。モノづくりにおける手順計画に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
 ① 手順計画の目的の1つとして,最適な生産量の決定がある。
 ② 手順の実現手段の主要素として,いわゆる5Sがある。
 ③ 標準時間の決定と標準作業の決定では,一般に前者の方を先に決める。
 ④ 標準時間には,余裕時間は含まれていない。
 ⑤ 作業標準とは,作業条件,作業方法,管理方法,使用材料,使用設備,その他の注意事項などに関する基準のことである。

【解説】正解⑤ 青本40ページ、手順計画に関する出題です。
基本的な項目なので得点する必要があります。
手順計画における手順とは、生産活動を行うための作業順序のことです。
手順計画の目的は、最適な生産方法の決定、生産方法の標準化、作業の適正分担です。

設問Ⅱー1ー4

原価計算に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 原価計算とは,企業などにおける組織活動で消費される経営資源の消費額を計算することである。
② 原価計算は,大別して費目別計算,部門別計算,製品別計算の3つのステップに分類できる。
③ 実際原価計算は,事業計画のような将来の目標に対して積極的に原価計算を行う方法である。
④ 予定原価は,予定消費量及び予定単価を基に設定される。
⑤ 標準原価の利用法の1つとして,具体的な目標を設定して組織活動の結果を管理することが挙げられる。

【解説】正解③  青本47ページ、原価計算と標準原価に関する出題です。
出題頻度の高い項目なので得点する必要があります。
実際原価計算は実績ベースで計算を行うものです。実際という単語の意味が分かれば、常識的に不適切だと判断できます。

設問Ⅱー1ー5

容量3kWの太陽光発電システムの導入に150万円の資金を要するが,このシステムにより年間10万円の電気料金が節約できる。システムの導入は年初に行われ,節約分は1年分を毎年末にまとめて受け取る。導入費用以外の費用(修理費,保守点検費など)は発生しないものとして,年利率が2%であるとき,この年利率を考慮した資金回収期間(投資資金回収に必要な年数)nを求める式として正しいものはどれか。ただし,nが不等式で与えられている場合は,その不等式を満たす最小の整数をそのnの値とする。
注:αを正の定数,nを正の整数としたとき,初項が1で公比が1/aの等比級数の
はじめのn項の和が正数Xを超える,すなわち
1+1/a+1/a2+・・・+1/an-1≧X 
となるための条件はn≧{-log(1-(1-1/a)X)}/logaである。


① n≧{-log0.82}/log1.02
② n≧{-log0.8}/log1.02
③ n≧{-log0.82/1.02}/log1.02
④ n≧{-log0.72/1.02}/log1.02
⑤ n≧{-log0.7}/log1.02

【解説】正解⑤  青本51ページ、割引現在価値と資金回収に関する出題です。
出題頻度の高い項目ですが難問です。また計算問題なので時間がかかります。問題文を読んだら解答せずに次の問題に進んでください。この問題に取り組むのは時間と労力の無駄です。

設問Ⅱー1ー6

設備保全は,設備を通じた生産性向上のための管理活動であり,様々な方法がある。次の用語のうち,同種の故障が再発しないように,設備上の弱点を補強する保全の方法はどれか。
 ① 非計画事後保全  ② 緊急保全  ③ 予知保全
 ④ 改良保全     ⑤ 保全予防

【解説】正解④ 青本57ページ、設備保全に関する出題です。
基本的な項目なので得点する必要があります。
設備保全とは、保全を行う時期と目的を明確に理解できればすぐに分かります。
この問題の場合は、補強する保全ですから改良保全になります。単に補強と改良が同じ意味で使われているのが分かれば解ける問題です。

設問Ⅱー1ー7

下図のように,4つの集落A,B,C,Dからなる地区に老朽化した5本の橋がある。しかし,自治体の財政事情から今後5本の橋すべてを補修・維持していくことは難しく,5本のうち1本は補修をあきらめ,通行止めにせざるを得ない。そこで次式で定義する総トリップ長を指標に,どの橋を通行止めにするか決めることとした。
総トリップ長=Σij(集落等間の交通量)ij×(集落等間の最短道路距離)ij,ijは集落等(集落A,B,C,D及び市街地E)のペアである。
集落等間の交通量(1日当たり車のトリップ数)は下表のようであり,これ以外の交通量は考慮しなくてよい。通行止めによる交通量の変化は無視できる。集落等は下図のように道路で結ばれ,そこに架かる橋及び隣接する集落等間の道路延長は図に記載のとおりである。(注:例えば,集落Bから集落Cへは,集落Aを経由しても集落Dを経由しても最短で6kmである。集落Aから集落Bへは橋1を使えば3kmであるが,橋1を通行止めにすると集落D経由で7kmかかる。)
以上の条件の下で,通行止めにしたときの「総トリップ長」が最も小さくなる橋はどれか。

 ① 橋1  ② 橋2  ③ 橋3  ④橋4  ⑤ 橋5

橋

【解説】正解③ 青本60ページ、PERTとCPMのアロー・ダイアグラムに関する出題です。
出題頻度の高い項目ですが難問です。また計算問題なので時間がかかります。問題文を読んだら解答せずに次の問題に進んでください。この問題に取り組むのは時間と労力の無駄です。

設問Ⅱー1ー8

国際規格のマネジメントシステムに関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 ① IS0 9001 は,品質マネジメントシステムに関する規格である。
 ② IS0 14001 は,環境マネジメントシステムに関する規格である。
 ③ OHSAS 18001 は,プロジェクトマネジメントシステムに関する規格である。
 ④ ISO/IEC 27001 は,情報セキュリティマネジメントシステムに関する規格である。
 ⑤ IS0 50001 は,エネルギーマネジメントシステムに関する規格である。

【解説】正解③ 青本213ページ、国際規格に関する出題です。
基本的な項目なので得点する必要があります。暗記問題です。
OHSAS18000 労働安全衛生マネジメントシステム
ISO10006 プロジェクトマネジメントにおける品質の指針


設問は技術士会ホームページよる参照しています。

技術士試験対策はお任せください。

技術士試験対策は横浜すばる技術士事務所

総監勉強法

総合技術監理部門受験対策資料の販売

よかったらシェアしてね!
目次