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平成25年度総合技術監理部門択一式試験解答と解説【情報管理】

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目次

設問Ⅱー1ー17

知的財産権に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 知的財産基本法における知的財産権とは,特許権,実用新案権,意匠権,著作権,商標権等の権利をいう。
② 需要者の間に広く認識されている商標であっても,商標登録されていなければ法律で保護されない。
③ 実用新案の登録出願では,新規性や進歩性等の実体審査は行われない。
④ 著作権の保護期間は,個人の場合は創作時から死後50年であり,映画は公表後70年である。
⑤ 産業財産権の保護期間は,特許権が出願から20年,実用新案権が出願から10年,意匠権が登録から20年である。

【解説】正解②  青本100ページ、知的財産権に関する出題です。
出題頻度の高い項目なので得点する必要があります。
登録されていない商標でも保護を受けられる場合があります。
例外のない規則はないことを知っていれば気が付く問題です

設問Ⅱー1ー18

次の(ア)~(エ)は情報分野の用語API,HTML,ISP,P2Pについての説明である。用語と説明の組合せとして最も適切なものはどれか。
(ア)インターネット接続事業者である。
(イ)ウェブページを記述するためのマークアップ言語である。
(ウ)他のハードウェアやソフトウェアが提供している機能を利用するための,プログラム上の手続きを定めた規約の集合のことである。
(エ)不特定多数のコンピュータが相互に接続され,直接ファイル等の情報を送受信するインターネットの利用形態のことである。

解答

【解説】正解②  青本以外からの出題です。
知らないと解けません。読んだら適当にマークして次の問題に進んでください。

設問Ⅱー1ー19

著作権に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
① 公園に設置されているブロンズ像(オリジナル)は著作権法上の著作物であるが,そのブロンズ像を写真に撮り,ウェブサイトに掲載しても著作権法違反とはならない。
② オープンソース・ソフトウェアは著作権が放棄されているため,改良や再配布などを自由に行うことができる。
③ 違法にインターネット配信されていると知りながら,音楽や映像などの著作物をダウンロード(録音又は録画)することは,私的な使用が目的であっても著作権法に違反する行為となるが,同法による刑事罰の対象とはなっていない。
④ 委託開発契約書に著作権の所在についての記載がない場合,委託開発した社内システムの著作権は,開発を依頼した企業が所有する。
⑤ 自社への取材番組を録画し,その番組の放送後に自社ウェブサイトへ許可なく掲載しても著作権の侵害とはならない

【解説】正解① 青本111ページ、著作権の不正使用に関する出題です。
著作権法第32条第1項の「公表された著作物は、引用して利用することができる。」を知っていれば①が正解だと気が付きます。
②オープンソース・ソフトウェアはプログラム公開型のソフトウェアです。
③違法なのに刑事罰がないのであれば、設問としてふさわしくありません。問題文の文章が矛盾しています。
④開発側に著作権があります。例えば出版社が作家に漫画の原稿を依頼したとします。その漫画の著作権は通常は作家にあるはずです。それと同じです。
⑤テレビ局が放送している映像は、テレビ局に著作権があります。Youtubeの動画でテレビ局の依頼で削除される場合がこれに当たります。

設問Ⅱー1ー20

東日本大震災の地震発生時に東京,神奈川,千葉,埼玉にいた2,000人を対象とした震災時の情報行動に関する調査結果の一部を下表に示す(出典:平成24年版情報信白書)。これは,地震発生当日に利用しようとした通信手段についての質問において,それぞれの通信手段を使おうとした人だけを取り出し,その中で「全くつながらなかった」と答えた人の割合(%)を示している。なお,カッコ内の数字はその通信手段を使おうとした人の数である。適切な組合せは表中①~⑤のうちどれか。

 
固定電話(879)37.065.465.455.155.1
公衆電話(247)65.455.132.036.065.4
携帯(音声)(1,565)55.132.037.065.437.0
携帯メール(1,528)36.037.055.137.036.0
携帯ウェブ(582)32.036.036.032.032.0
パソコンメール(416)17.9
パソコンウェブ(692)11.3

【解説】正解④ 青本以外からの出題です。単純にしらないと解けません。
問題文を読んだら、適当にマークして次の問題に進みます。

設問Ⅱー1ー21

情報の量に関する次の(ア)~(オ)の記述について,適切なものと不適切なものの組合せとして正しいものはどれか。
(ア)情報の単位である1ビットは2個の値を持つことができる。
(イ)8ビットを一般的に1バイトと呼び256個の値を持つことができる。
(ウ)アルファベットは文字の種類が26個と少ないので,大文字,小文字を1バイトで表すことができる。
(エ)JIS第一水準の文字の種類は3489個と多いので,これらの文字を表すには1文字当たり最低4バイトは必要である。
(オ)1行40字で30行のJIS第一水準の文字で書かれた文章を表すには少なくとも4800バイトが必要である。


   ア    イ    ウ    エ     オ
①  適切   適切   適切   適切    適切
②  適切   適切   適切   適切    不適切
③  適切   適切   適切  不適切   不適切
④  適切   不適切  不適切  不適切   不適切
⑤ 不適切  不適切  不適切  不適切   不適切

【解説】正解③ 青本以外から情報量についての出題です。単純にしらないと解けません。
一般的には、1バイトは2進数の8桁、即ち8ビット(bit)を意味します。この場合、連続した256(28)個の整数で表すことができます。2バイトは2進数10桁で210になります。
(エ)3バイト=212=4096個なので誤りになります。
(オ)40字×30行=1200文字になり、3バイト4096個で表せるようになります。

設問Ⅱー1ー22

組織における情報公開に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 ① 組織が開示する主な情報には,説明責任を果たすための組織活動の報告と広告・宣伝のための情報がある。
 ② 財務諸表は組織活動に関する説明責任を果たすために開示すべき情報である。
 ③ 企業の環境報告書は環境に関する社会的説明責任を果たす情報である。
 ④ 市場競争力に関わる技術情報は製品・サービスの理解に結びつくので開示すべき情報である。
 ⑤ 事実を隠す意図がなくとも情報非開示が社会的信頼を損なうこともあるので,不祥事のような緊急時を想定して開示基準を検討しておくことが必要である。

【解説】正解④ 青本96ページ、組織における意思決定と情報に関する出題です。
出題頻度の高い問題なので正解する必要があります。
市場競争力に関わる技術情報は機密情報なので非開示が原則になります。
技術情報が漏えいした場合、社内への損害が発生する場合があります。


青本96ページの以下の記述を正しく理解してください。
組織外に発信する情報には、開示すべき情報と開示しない情報があり、その区分も組織内での意思決定問題であるといえる。財務諸表のような組織活動に関する説明責任を果たすための情報などは正確な情報、環境アカウンタビリティのような社会的説明責任を果たすための情報などは正確な情報を適切に開示してしかるべきものである。一方、技術情報やノウハウのような市場競争力に関わる情報や顧客情報については、非開示の情報として取り扱われる。特に、顧客情報などの情報については、外部に漏らしてはいけない情報であり、開示という問題ではなく、情報セキュリティとして取り扱うべき情報である。

設問Ⅱー1ー23

情報漏洩に関する次の(ア)~(オ)の記述のうち,適切なものの数はどれか。
(ア)机の上をいつも整理しておくことは,重要な情報が放置された状態にならないように注意することになるので情報漏洩対策の1つである。
(イ)組織の情報漏洩対応では憶測や類推による判断や発言は混乱を招くので,情報を1か所に集め外部に対する情報提供や報告の窓口を1本化した。
(ウ)メールアドレスを間違えて社内情報を誤送信してしまったので,誤送信先にお詫びと送付情報の削除をお願いした。
(エ)匿名掲示板に自社のいわれなき悪評が書き込まれたので,掲示板の管理者に悪評の削除を申し入れた。
(オ)個人情報が漏洩したので,本人にその事実を知らせてお詫びするとともに,詐欺や迷惑行為などの被害にあわないよう注意喚起をした。

①1  ②2  ③3  ④4  ⑤5

【解説】正解⑤ 青本125,126ページ、情報漏えいに関する出題です。
青本には具体的な記述は少ないですが、基本的な問題なので得点したい問題です。
適切なものの数を選ばせる場合は、選択肢が簡単な場合が多くあります。この問題の場合は特に否定的な文章がないのですべて適切だと判断できます。

設問Ⅱー1ー24

次の情報セキュリティにおけるサイバー攻撃に関する用語の説明のうち,最も不適切なものはどれか。
 ① メール爆弾:
  ウイルスに感染した電子ファイルを電子メールに添付して,メール受信者のデータを破壊するサイバー攻撃
 ② ゼロデイ攻撃:
  ソフトウェアの脆弱性問題の存在が広く公表され対応がとられる前に,その脆弱性を突いて行うサイバー攻撃
 ③ 分散DOS :
  分散した多数のコンピュータから特定のコンピュータに一斉にパケットを送出し,機能を停止ざせるサイバー攻撃
 ④ 標的型攻撃:
  特定の組織,利用者をターゲットにしたサイバー攻撃
 ⑤ ポットネット:
  サイバー攻撃に用いるために遠隔操作されてしまっているコンピュータ群

【解説】正解① 青本125ページ、人為的な情報リスクに関する出題です。
この中で青本に記載があるものはメール爆弾だけです。それ以外のものは青本に載っていません。載っていないので、正誤の区別がつきません。そのため①が正解になる可能性が高くなります。
難しい問題ですが、このような考え方で意外と正解できます。
 ちなみにメール爆弾は、電子メールを大量に送りつけて相手のメールサーバーを破壊する行為になります。

設問は技術士会ホームページよる参照しています。

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