皆さま、日々の試験勉強お疲れ様です。
今回は技術士二次試験の口頭試験の雰囲気をお伝えしたいと思います。
試験の日時、試験地及び試験会場
試験の日時、試験地及び試験会場は下記の通りです。
(2) 口頭試験
期日 令和5年12月から令和6年1月までの間で、受験者に別途通知する日
時間 試験時間については、受験者に別途通知する。
試験地及び試験会場
東京都 試験会場は、受験者に別途通知する。
参考:日本技術士会
また、令和4年度は下記の通り案内がありました。
令和4年度技術士第二次試験筆記試験に合格された方へ
・口頭試験の日時及び場所は、合否及び成績と併せて通知します。(発送日;11月7日)
・11月14日までに通知が届かない場合は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
(口頭試験の日時・会場は通知でご確認ください。電話による対応は行っておりません。)
・口頭試験日時の指定や変更は一切できません。
・注意事項等については、次のとおりです。
令和4年度技術士第二次試験口頭試験は、令和4年12月2日から12月25日及び令和5年1月6日から1月15日に実施します。
試験会場は、試験日、技術部門等により異なりますので、技術士第二次試験口頭試験(通知)のとおり会場に来場してください。
今後、口頭試験実施に関する追加情報等がある場合には、当会ホームページに掲載しますので、ご確認くださるようお願いします。
なお、当面の周知として、令和4年11月18日(金)を予定していますので、必ずご確認ください。
参考:日本技術士会
具体的な日時や場所は筆記試験合格者にのみ通知されます。
試験会場は東京ですので、地方の方は受験するだけでも一大イベントです。
私も地方在住ですので、東京へは前日入りしました。
具体的な口頭試験の会場は公表されていませんが、近年は『TKP東京日本橋カンファレンスセンター』で行われているようです。
(注:変更になる可能性もありますので、必ず確認して下さい)
東京駅から徒歩で行けますので立地は良いと思います。
試験前日
地方在住の方は、前日に東京入りすることをおススメします。
私は飛行機での移動でしたので、前日に東京入りしました。
余裕があれば会場の下見をしておくと良いと思います。
田舎者の私は東京駅で写メを撮ったり、大都会の高層ビルを見上げながらホテルへと向かいました。
会場から徒歩5分位のところにホテルを予約していたので、チェックイン後は会場の下見を行いました。
万全の準備をしてきた!という方はそのまま散策しても良いと思いますが、恐らく口頭試験前日にその様な強者はいないと思います。
あの過酷な筆記試験を突破してようやく掴んだ口頭試験。
口頭試験までいけば、10名中9名は合格すると言われていますが、そんな余裕は私にはありませんでした。
私は人前で話すということに全く抵抗がなく、結婚式のスピーチも6回程経験しましたし、学会等でも発表を行っており、特に緊張する性格ではありません。
し・か・し、口頭試験だけは別でした。
ここでこけたら、またあの筆記試験からやり直しかと考えるととても緊張せずにはいられませんでした。
下見の後は大人しくホテルへ戻り、想定問答をブツブツ唱え続けていました。
夜になりお腹も空いてきましたが、外食する気分にはなれずコンビニで弁当と酎ハイを買いました。食事を摂った後も想定問答の念仏を唱え続けていました。
準備してきたことは全て頭に叩きこんでいましたが、不安を払拭するかのように想定問答を繰り返していました。
時間を見ると深夜12時を回っていたので、眠ることにしました。
・・・・・全く眠れない(笑)
普段緊張をしないのですが、さすがは最高峰の資格試験ですね(笑)
ホテルの自動販売機で酎ハイを買い足して飲んでから眠りについたのを覚えています。
試験当日
6時頃目が覚めました。
普段はしっかりと朝食を摂るタイプですが、食欲は全くなし。
口頭試験開始は11時頃でしたので、部屋でゆっくりと過ごしました。
想定問答をすると余計に緊張してきたので、テレビ等を見て過ごしました。
時間になり、ホテルを出て会場へ。
めちゃくちゃ重い足取りで向かいました。
会場へつくと受付を済ませ、自分の試験室を確認。
控室で待つことにしました。
受付を済ませると一旦は会場を出てもいいようですが、恐らく多くの方は控室を利用するかと思います。
控室にはかなりお年を召した方から、若い女性の方まで様々でした。
この控室なのですが、非常に空気が重い(笑)
恐らく、東京で1番重いです(笑)
皆さん緊張してるんだなぁと妙な安心感がありました。
試験開始10分前には試験室前の椅子で待機します。
周りには同じく試験を待っている方が神妙な面持ちでポツポツ座っています。
この時が緊張のピークでした。
しばらくすると「ガチャ」とドアが開き、前の受験者の方が出てきました。
私は大阪人ではありませんが、「めちゃめちゃ肩落としてるやん!」と突っ込みたくなる程、ため息交じりで肩を落として出てきました(笑)
「アカン!変な汗出てきた!」状態です(笑)
すると試験室のドアが開き入室を促されました。
試験官は3名。
両サイドは凄く優しそうな雰囲気が滲み出ている。
中央の方は、、、、、威圧感バリバリ(笑)足広げて座りすぎ!
その割に声小っ!!
コロナ対策でアクリル板が設置されているので、非常に聞き取りにくかったです。
試験はコンピテンシーに沿って淡々と進められました。
最初の質問に答えている最中から、スーっと緊張が抜けていくのが分かりました。
試験は16分程で終了しました。
試験終了後
行きの足取りの重さがまるで嘘のような軽やかなステップ(笑)
足取りの軽いこと、軽いこと!
とても清々しい気分でした。
早めに空港へ到着しご褒美にステーキとビールを頂きました。
とてつもなく美味かったです。
ずっと勉強漬けでしたので、しばらくはリラックスして過ごすことができました。
さて、今回の口頭試験の記事を書くにあたり、皆さまを緊張させてしまうのではないかと思い、迷いました。
緊張を煽ってどうするんだ!と言う方もいるかと思います。
ですが、緊張を和らげようと私が色々言っても必ず緊張すると思います。
逆にこれだけ緊張するんだということを予め分かっていた方が良いと思い、ありのままを記事にしてみました。
当時の緊張は今となってはいい思い出であり、あの緊張感がなければ合格出来なかったかもしれません。
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