技術士建設部門鋼構造及びコンクリートⅡ-2|模範解答例|令和3年度

コンクリート
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受験する部門と専門科目を決め受験申込の準備が終われば、筆記試験対策を行います。
筆記試験対策の準備を始めます。
受験対策の準備は簡単です。

■過去問題の入手
■模範解答の入手

基本的にこの2つを入手すれば受験対策の準備は完了です。
過去問題は技術士会のホームページで公表されています。
技術士会のホームページに公表しているということは、事前にこの過去問題を勉強しなさいという連絡になります。
受験対策をする時間を作り、何度も読んでください。
解答は作成する必要はありません。
1~2カ月くらいは過去問を何度も読んで解答すべきことを理解してください。
自分の受験する選択科目だけでなく、他の選択科目の問題も読んでください。

次に過去問題に対する模範解答を入手しましよう。
過去問題に対してどのように解答しているか、よく読んで理解します。
そして自分も試験本番で模範解答と同レベルの解答を書ければ合格することを認識してください。
模範解答を読んで理解できるようになれば、文章を暗記します。
ここでは文章の文字を一字一句丸暗記するのではなく、文章の流れを暗記します。
文章の流れが理解できれば、覚えることはそんなに難しくはありません。

そしてこの解答の暗記の量がある一定以上になれば、たいていの問題は解けるようになります。
ただし試験では同じような問題は出題されますが、全く同じ問題は出題されません。
暗記した論文をそのまま書いても合格はしません。
問題文の題意に合うように、覚えた論文を加工してください。
これを「カレーライス理論」と言います。

目次

技術士二次試験|建設部門|鋼構造及びコンクリートⅡー2|問題|令和3年度

Ⅱー2ー1建設中に耐久性や精度に関わる不具合が接合部又は打継ぎ部(以下,接合部) で見つかり,この原因を検討し繰り返さないための方策を講じることになった。あなたが再発防止の担当責任者として業務を進めるに当たり,下記の内容について記述せよ。
( 1 )対象とする構造物と接合部の具体的不具合を設定し,調査,検討すべき事項とその内容について説明せよ。ただし,測量・寸法ミス,図面の誤記,設計と異なった材料の使用による不具合は含めないものとする。
( 2 )不具合を繰り返さないための業務の手順を列挙して,それぞれの項目ごとに留意すべき工夫を要する点を述べよ。
( 3 )上記業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。


参考:日本技術士会

技術士二次試験|建設部門|鋼構造及びコンクリートⅡー2|模範解答例|令和3年度

(1) 調査・検討すべき事項
構造物:単純鋼床版箱桁橋
不具合:高力ボルト本締め不適合( 共回り発生 )
1)調査事項
①発生要因:材料・部材(ボルト、母材、添接板の品質)、施工(締付け機械、手順、気象環境、保管状態)
②不適合の影響範囲:発見箇所以外の有無
③類似の不適合事例:既存資料、報告書
2)検討事項
①業務計画:基本方針の設定、リソースの配分、実施および照査・検査・審査体制の確立
②不具合箇所の修繕・補修計画:QCD 、安全性、施工性に留意した計画
③再発防止計画:発生要因を排除した恒久的な対策
(2) 業務遂行の手順
 業務は、PDCAサイクルで進める。各段階で前段階の妥当性を確認し、効果的にサイクルを回す。
1)計画( 再発防止計画の立案 )
留意点:施工前の材料・部材検査、施工時の日常管理、締付け完了検査の徹底を取り入れる。
工夫点:高力ボルト保管は、コンテナなど風雨を防ぎ、通気性の良い保管場所を完備することを注記する。
2)実行( 高力ボルト本締め )
留意点:再発防止計画を着実に実行する施工体制の確立に向けて、支援・補助する。
工夫点:実際に施工に立会い、計画や施工手順の妥当性を確認する。
3)評価( 本締め結果の確認 )
留意点:新たな不適合の発生有無を確認する。
工夫点:接合部を調査( ボルト締付や鋼材表面仕上げの品質など )し、再発防止計画の有効性を確認する。
4)改善( 新たな対策・情報発信 )
留意点:改善されない場合、計画に戻り新たな対策を検討する。
工夫点:改善された場合、関係者へ水平展開する。
(3) 関係者との調整方策
(a) 社内審査の実施
設計・施工・品質部門など不具合防止に係わる技術者による社内審査を実施し、対策の妥当性確認やミス防止を図る。
(b) 対策の普及促進
 設計・製作・架設担当者に対して検討会や教育訓練を開催し、対策の周知徹底を図る。その際、追加や修正点が生じた場合は、対策をブラッシュアップする。
(c) 的確な情報発信
 鋼構造の不具合は、鋼板やボルトなどの購入品、構造部材の設計・製作・架設に起因するものなど多岐にわたる。品質管理を統括する部門と協働・連携し、迅速かつ的確に関係者へ情報発信する。                    以上

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まとめ

技術士の二次試験の問題と解答を説明してきました。
技術士二次試験で合格する論文を書くためには、問題と模範解答をよく理解して覚えてください。
理解するということが大事です。
理解しないで覚えても本番では使えません。
この作業を繰り返すことで自然と合格する論文が書けるようになります。
Yokosuba技術士受験講座ではあなたの合格を応援します。

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