令和5年度技術士二次試験【11月の勉強法】

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技術士二次試験「筆記試験」の合格発表がありました

先日、令和5年度の技術士第二次試験である筆記試験の合格発表がありました。
技術士二次試験を受験された方は日本技術士会のホームページから合格者一覧をダウンロードし、自分の受験番号を探したかと思います。
自分の受験番号を見つけた時の半端ない安堵感、一方で自分の受験番号がない時の切ない悲壮感、毎年繰り返す悲喜交々の合格発表となります。

合格された方におかれましては、勝って兜の緒を締めよではないですが、気合を入れて口頭試験の準備にとりかかってください。
口頭試験まで時間はありません。

12~1月の間に試験があるので、早い人だと2か月もなく、あっという間に試験日が来ます。
せっかく筆記試験に合格しても、口頭試験で不合格となれば、その精神的ダメージは計り知れません。

残念ながら不合格だった方、既に来年に向けての戦いが始まっています。
例年、申込書の受付は4月の中旬までであり、技術士第二次試験である筆記試験は7月の第3月曜日となる海の日に実施されます。

技術士二次試験の申込書は、申し込みを申請するだけのものではありません。

実は解答用紙の一部なのです。


申込書に記載した業務経歴を基に、業務の実施遂行能力を備えているか問われます。
そのため、申込書の記載内容に問題があれば、業務を遂行する中で培われたコンピテンシーの確認に行き着く前に口頭試験が終わってしまいます。
業務も忙しいと思いますので、1日でも早く試験対策を開始することが肝要です。

11月を制する者が技術士二次試験を制します。

参考情報:日本技術士会HP

11月は不合格の原因を究明すること

不合格だった場合、まずは原因究明です。

なぜ不合格になってしまったのか?
不合格の原因を究明してから対策を練ろ!

再現論文は書いていますか?
書いていた方は当時の考えを思い出しましょう。
まだの方は必死で思い出してください。
どんな構成・内容で解答したのか分からなければ、対策も暗中模索となり、合格までの道のりが長くなってしまいます。

再現論文を書いていた方はまず不合格となった原因を調べてください。
大きく減点されている要因が必ずあるはずです。
どこが減点されていて、なぜ減点されているか?
これが分かれば合格は目前です。
ただし、自力で調べることは難しいと思います。
分かっていれば苦労はしませんよね。
ではどうするか?
先輩技術士に再現論文を査読してもらってください。
試験制度は約5年に1度改定されるので、できれば直近に合格した先輩技術士が良いかと思います。
ただ、なかなかボランティアで査読してくれる先輩技術士はいないですよね。
そんな時は横浜すばる技術士事務所をご連絡ください。
再現論文を基に不合格の原因分析から一緒に始めましょう。
原因が分かれば技術士試験も恐るるに足らず!です。

不合格者には、不合格になる共通の原因が存在する

不合格の原因は再現論文を読めばほとんどの場合すぐに分かります。
そもそも構成が日記のようになっており、解答の体を成していない人もいます。
あるいは、問題文で聞かれていることに対して漏れなく解答するだけで良いにも関わらず、聞かれていることに対して直接的に解答できていない人もいます。
これは非常に高い確率で多くの受験者ができていないです。
揚げ足取りと言われるかも知れませんが、
問題文の言葉尻を正確無比に捉えることが非常に重要なのです。

ただし、技術士試験の不合格者に共通する原因があります。

不合格者の共通点は「勉強不足」


圧倒的に勉強時間が足りていない方が多いです。
日々の業務に忙殺されて試験勉強をする暇もないと思います。
仕事は減りません、優秀であればあるほど仕事は減りません。
ではどうするか?
効率的に勉強する方法を覚えてください。
受験テクニックも存在しますが、勉強した上でこのテクニックを使うことで効果倍増です。
横浜すばる技術士事務所ではこのテクニックを惜しみなく教えます。
難しいことは何もありません。
愚直に真似をするだけです。
合格者の回答を徹底的に真似るだけでいいのです。
これを横浜すばる技術士事務所では「TTP理論」と名付けています。
「守破離(しゅはり)」とも言います。
自分のオリジナルな技術的見解は合格してから好きなだけ展開してください。

採点者の立場に立って考える」習慣を身に着けること

勉強時間の確保に加えて、採点者の立場に立つことも忘れないでください。
要は、国家試験である以上、画一的な採点基準が存在することを理解してください。

技術士二次試験は技術士法に基づいています。
技術士法とは日本の法律なのです。
法律を守らない論文が合格するはずがありません。
理由は法令違反になるからです。

技術士法が技術士二次試験の採点基準なのです。

技術士法の第一条は頭に入っていますか?
第一条は目的を示唆した条文であり、「科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする」と記載されているのです。
つまり、科学技術の向上に関連した内容、かつ国民経済の発展に関連する内容にしておけば減点されないということです。

横浜すばる技術士事務所では必ず合格する受験対策資料をご用意しております。
来年本気で合格したい方は是非読んでください。

なるほど!
すぐに腹落ちすると思います。

まとめ

筆記試験に合格した方は口頭試験に備えてください。
残念ながら不合格だった方は来年の筆記試験に備えてください。
準備は早ければ早いほど合格に近づきます。
皆さん、技術者として優秀であるからこそ、技術士を目指しているのだと思います。
技術士という国家資格があれば次のフェーズにも進めます。
横浜すばる技術士事務所では、その夢、実現させてみせます!

技術士二次試験対策は要領です。
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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所専任講師
技術士(土質及び基礎)

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