技術士二次試験 ~技術士の認知度~ 

はし
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皆さま、日々の試験勉強お疲れ様です。
今回は難関試験と言われる技術士試験の認知度について考えてみたいと思います。
是非、この素晴らしい資格の認知度が上がって、多くの皆さまの役に立っていることを広く世間にアピールしていきたですね。

目次

技術士とは

以前のブログでもお伝えしましたが、今一度技術士とは何かを復習してみたいと思います。


■日本技術士会
日本技術士会では、技術士を以下のように説明しています。
『科学技術に関する技術的専門知識と高等の応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた優れた技術者』
参考:日本技術士会
■技術士法
技術士法では以下のように定められています。
『第2条 この法律において「技術士」とは、第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。』
また、技術士二次試験は以下のことを確認するために行うものとしています。
『第6条 第二次試験は、技術士となるのに必要な技術部門についての専門的学識及び高等の専門的応用能力を有するかどうかを判定することをもつてその目的とする。』
参考:技術士法
■Wikipedia
技術士は、科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある最高位の国家資格であり[2]、この資格を取得した者は、科学技術に関する高度な知識、応用能力および高い技術者倫理を備えていることを国家によって認定されたことになる。
参考:Wikipedia

上記のように、非常に高等な技術を兼ね備えた、優秀な技術者に贈られる称号であるということが分かると思います。
しかし、このブログを読まれている方のなかには、技術士の認知度が低いと感じたことが
ある人も少なくないのではないでしょうか。
建設業界(特に土木関連)では絶大な知名度と圧倒的な破壊力(資格の優位性)を持ちながら、一歩業界の外へ出ると全く知らない人も少なくありません。
何故でしょうか。
少し考えてみたいと思います。

一般の方々との直接的な結びつきが薄い

私の個人的な意見ですが、一般の方々への認知度が低い理由は直接的な結びつきが薄いことが大きな理由と考えます。
1級建築士であれば、住宅やマンション、アパートの設計等に関わっており皆様の生活に直接関連することに携わっていると思います。
そのため、小学校高学年位から認知度は高まると思います。
また、弁護士や税理士、公認会計士等は普段の生活のなかであまり関わりを持つことは少ないと思いますが、資格名を聞けば何となくその仕事が想像できると思います。
しかし、技術士となるとこうはなりません。
『技術士って何?』『技術士って凄いの』という方が多いと思います。
苦労して技術士を取得した者として非常に残念で悔しいですね。
ドラマ等では、弁護士や建築士、税理士等が取り上げられていることは見た事がありますが、技術士はありません。
また、このブログを書くにあたり、芸能人等で技術士保有者がいないか調べてみましたが、見つかりませんでした。(政治家にはチラホラいるようですが)
また、以前のブログでもお伝えしましたが、技術士・技術士補の現況は下記の通りです。


4.技術士・技術士補の現況
昭和32年に技術士制度が発足して以来、 令和4年3月末現在、技術士登録者数の合計は約9万7千名です。 うち約45%が建設部門、次いで、総合技術監理部門、上下水道部門、 機械部門、電気電子部門の技術士の数が比較的多いと言えます。 業態別では、技術士全体の約79%が一般企業等(コンサルタント会社含む)、 約12%が官公庁・法人等、約0.5%が教育機関に勤務し、約8%は自営で業務を 行っています。 技術士補の登録者数は令和4年3月末現在約4万1千名です。
参考:日本技術士会

技術士は9万7千名に対して、1級建築士は37万1千名もいます。
登録者数の違いも認知度に関係があるのかもしれませんね。

技術士の仕事を伝えよう

優秀な技術者に与えられる称号である技術士。
私は周りの方々にその仕事を是非知って欲しいと思います。
建設部門を例に挙げますと、技術士の登録者数は建設部門が圧倒的に多く、私もその中の一人です。
前段で、『技術士は一般の方々との直接的な結びつきが薄い』とお伝えしましたが、建設部門の技術士は皆さまの生活にかかす事の出来ない重要な仕事を多くされていると思います。
普段何気なく利用している道路や橋。
この道路や橋の設計にも技術士が必ずと言っていいほど携わっています。
そして、休日にお子様を連れて遊びに行く公園。
公園の設計にも多くの技術士の方が関わっています。
建設部門以外ですと、上下水道等も皆さまの生活に欠かす事のできないものです。
そうです。技術士はありとあらゆる社会インフラの整備に関わっています。
普段の生活のなかで必ずといっていい程、技術士の仕事の成果を目にし、触れ、利用しているかと思います。
建築士や弁護士の仕事も重要であることには変わりはありませんが、我々技術士も社会から必要とされる重要な役割の一翼を担っています。
技術士の方は、誇り高き技術士の仕事を是非周りの方にアピールして下さい。
目指されている方々も『私が目指している技術士は社会に貢献できる素晴らしい資格』という事を念頭に日々の勉強を頑張って下さい。
CMでもあれば一気に認知度は高まるのでしょうね。
日本技術士会に期待したいところです(笑)

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この記事を書いた人

技術士(建設部門ー鋼構造及びコンクリート)

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