この記事を読まれている方のなかに、漫然と受験勉強を進めている方はいないでしょうか。
漫然と進めていると、“何も準備ができていない”あるいは、“全ての科目が中途半端”なまま試験当日を迎えてしまうことになります。
そこでスケジュールを立てて、学習を進めていくことをおススメします。
参考:日本技術士会
何故スケジュール管理が重要なのか?
普段のお仕事と同様に、技術士試験においてもスケジュール管理は非常に重要です。
では何故スケジュール管理が重要なのでしょう。
7月の二次試験から逆算して、以下のことを明確にするためです。
・なにをやるのか
・いつまでにやらなければいけないのか
皆さまは7月の二次試験までに以下の準備を行う必要があります。
1.受験申込書作成
2.必須科目受験準備
3.選択科目
・問題 Ⅱ-1
・問題 Ⅱ-2
・問題 Ⅲ
以外と少ないと感じる方もいるかと思いますが、1~3の全ての項目に添削が入ります。
一度の添削で合格論文となる方は余裕をもって準備を進めることができますが、多くの方は2~3回の添削を受けて合格論文を仕上げているのではないでしょうか。
そうなると、試験当日までに合格論文をいくつ仕上げることができるでしょうか。
想像以上に時間がないことに気づくのではないでしょうか。
また、当講座のブログをご覧になっている皆さまは建設コンサルタントにお勤めの方が多いかと思います。言うまでもなく、2月・3月は年度末に加えて業務の納品が重なり、非常に激務であると思います。
あっという間に4月を迎え残り3か月で準備をしていくことになります。
このようにならないためにも、7月の二次試験に向けて『なにを・いつまでに』を明確にしてスケジュール管理を行うことをおススメします。
どのようにスケジュール管理を行うのか?
次に、スケジュール管理の考え方を説明します。
【7月の二次試験から逆算して考える】
■業務経歴票対策
今日現在、業務経歴票が完成していない・添削を受けたことがない方は、まず取組むべきは業務経歴票の作成です。令和5年度の技術士二次試験の受験申込期間は『令和5年4月3日(月)から4月17日(月)』とされています。
当講座を受講される皆さま方におかれましては、どんなに遅くとも3月上旬のなるべく早い段階で1回目の添削依頼をされることをおススメします。
なぜなら、業務経歴票の完成までに平均3~5回程度の添削が必要になる方が多いということ。
また、3月・4月は業務経歴票の添削依頼が殺到することが挙げられます。
ですから、なるべく早い段階で添削を受け、業務経歴票を完成させることをおススメします。
その方がより多くの時間を筆記試験の対策に充てることが出来ます。
■必須科目対策
必須科目でA評価を得られなければ合格は難しくなります。
ですから、業務経歴票が完成したら次に取組むべきは、必須科目対策です。
出題内容は下記の通りです。
『現代社会が抱えている様々な問題について,「技術部門」全般に関わる基礎的なエンジニアリング問題としての観点から,多面的に課題を抽出して,その解決方法を提示し遂行して いくための提案を問う。』
参考:日本技術士会
少し難しく感じてしまうかもしれませんが、ご安心下さい。
初受験の方・昨年の必須科目がB評価やC評価であった方も、安定してA評価が取れるよう指導致します。
必須科目に関しても、合格論文となるために平均3~5回程度の添削で完成させています。
ですから、余裕を持ってスケジュールを立てることが重要です。
■選択科目対策
選択科目では、問題 Ⅲ → 問題 Ⅱ-2 → 問題 Ⅱ-1の順に取組む方が良いと考えます。
問題Ⅱ-1および問題Ⅱ-2の出題内容はそれぞれ下記の通りです。
Ⅱ-1:『「選択科目」における重要なキーワードや 新技術等に対する専門知識を問う。』
Ⅱ-2:『「選択科目」に関係する業務に関し,与えられた条件に合わせて,専門知識や実務経験に 基づいて業務遂行手順が説明でき,業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての 認識があるかどうかを問う。』 参考:日本技術士会
普段から携わっている業務で得た知識や経験に基づき、設問の要求事項に答えることが求められます。論文の正しい書き方さえ理解していれば、他の科目の対策と比べ少ない回数の添削で合格論文が仕上がるはずです。
問題 Ⅲの出題内容は下記の通りです。
『社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として,「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い,多様な視点からの分析に よって問題解決のための手法を提示して,その遂行方策について提示できるかを問う。』参考:日本技術士会
『必須科目』と混同してしまい、苦手意識を持っておられる方もいらっしゃるかと思います。
筆記試験に合格するためには、必須科目と同様にA評価を取っておくべき科目です。
問題 Ⅲに関しては、合格論文となるために平均で3~5回の添削が必要になっています。
必須科目同様に、余裕を持ってスケジュールを立てる必要があります。
講師陣は合格に向けて最大限のお手伝いをするべく、受講生の提出した業務経歴票を複数人の講師で確認し、修正の方向性を指導致します。
ですから、受講生の皆さまから提出して頂いた業務経歴票や論文の添削には、受領してから数日のお時間を頂いております。
なるべく早くお返しすることを目標にしておりますが、時期によってはお返しが若干遅れることも想定されます。
これらを踏まえますと、5回の添削を受けて論文を完成させた場合、1科目あたり早くても1か月程度かかってしまうことになります。
よって、7月の二次試験に向けて最低でもいつまでにスタートを切らなければいけないかが分かるかと思います。
最低でもこなさなければいけないスケジュールかと思います。
理想的なのは、筆記試験対策は2問程度、合格論文が書けるようになっておくと安心です。
計画を立てて、業務を遂行することは優秀な技術者にとっては当然のスキルであると考えます。
3月から二次試験対策をスタートしては遅いです。
遅くても2月から二次試験対策をスタートすることをおススメ致します!
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