技術士二次試験に不合格になる最大の理由とは?「大砲の法則」で紐解く合格マインドの作り方

コーラ

「毎日寝る間も惜しんで勉強しているのに、なぜか合格できない……」

「もう何年も受験しているが、あと数点が届かない」

技術士二次試験の合格発表後、当講座にはこのような切実なご相談が数多く寄せられます。非常に高い難易度を誇る技術士試験において、不合格が続くと「本当にこの試験に合格できるのだろうか」と自信をなくしてしまうのも無理はありません。

しかし、不合格になってしまう人には、ある「決定的な共通点」があります。

その答えは非常にシンプルです。「合格を目指しているから、合格しない」のです。

一見すると矛盾しているように思えるかもしれませんが、これこそが試験の合否を分ける心理的な真実です。本記事では、当講座が提唱する「大砲の法則」を交えながら、技術士二次試験を突破するために不可欠な合格マインドの作り方と、具体的な実践ステップを徹底的に解説します。

参考:日本技術士会

目次

【はじめに】一生懸命勉強しているのに「なぜか合格しない」人の共通点

不合格者が抱える「なぜ?」という切実な悩み

不合格を繰り返してしまう受験生の多くは、決して努力を怠っているわけではありません。専門書を読み込み、過去問を解き、何枚もの論文を記述する――それだけの膨大なエネルギーを投資しているにもかかわらず、結果が出ないという現実に直面しています。

彼らの悩みは「なぜ、これだけやっているのに届かないのか?」という点に尽きます。

逆説の真実:合格を目指しているからこそ合格しない

技術士試験には、合格するための確固たるロジック(方程式)が存在します。その方程式を理解しないまま、ただ盲目的に「合格したい」と願うだけでは、どれだけ勉強時間を増やしても合格ラインを越えることはできません。

なぜなら、「合格したい」という目標設定そのものが、あなたを不合格へと引っ張る原因になっているからです。この仕組みを分かりやすく説明したのが、次に紹介する「大砲の法則」です。

技術士二次試験に合格する「大砲の法則」とは何か?

的(まと)を直接狙っても当たらない理由と「目に見えない重力」

たとえば、あなたの1km先に「的(目標)」があるとします。この的の中心に大砲の玉を命中させようとするとき、的の中心をまっすぐ狙って大砲を発射したらどうなるでしょうか?

玉は的の中心には当たりません。確実に的の下側落ちてしまいます。

条件狙う位置実際の着弾点原因
間違った狙い方的の中心(合格ライン)的の下(不合格)目に見えない「重力」
正しい狙い方的のはるか上空(合格の先)的の中心(合格)重力によるドロップを計算

理由はシンプルです。この世界には「重力」が存在するからです。目には見えませんが、放たれた大砲の玉は重力によって確実に下へと引っ張られ、放物線を描いて落ちていきます。

大砲の玉の軌道は放物線:目標を高く設定しなければ届かない

確実に的に当てようと思ったら、重力で弾道が下がる分をあらかじめ計算し、的よりもはるか高い上空を狙って大砲を撃つ必要があります。

距離が長くなればなるほど、重力の影響は大きくなります。目標設定(狙う位置)が低いと、玉は的に届くどころか、手前で失速して地面に落ちてしまうのです。

技術士試験における「目に見えない重力」の正体

技術士二次試験においても、この「重力」は確実に作用しています。

試験勉強における重力とは、以下のような「現実的な阻害要因」や「人間の心理的バイアス」のことです。

日々の仕事の忙しさ・残業による疲弊
■モチベーションの維持が難しくなる中だるみ
■試験本番における極度の緊張や焦り
■本番で出題される「想定外の設問」や難問

「合格ライン(筆記試験でいえば各科目60%以上)」をぴったりの的として狙っている人は、これらの重力(本番の緊張や体調不良、難問など)が原因で、弾道が5〜10%下方にズレてしまいます。その結果、50点台の「不合格」という的の下に正確に着弾してしまうのです。

合格する人と不合格になる人の「的(目標設定)」の決定的な違い

合格する人と不合格になる人とでは、大砲を向けている「的の高さ(意識の高さ)」が根本的に異なります。

【意識の高さの比較】

▼ 不合格になる人の的(低い目標)
[あなたの意識] ───> 【技術士に合格したい(自己満足の願望)】 = ここがゴール

▼ 一発合格する人の的(高い目標)
[あなたの意識] ───> 技術士合格 ───> 転職・独立 ───> 【収入増・理想のキャリア】 = ここがゴール
(※合格は通過点に過ぎない)

不合格になる人の的:自己満足の願望(「合格したい」がゴール)

何回受験しても合格できない人は、技術士に「合格すること」そのものをゴール(的)に設定しています。これは一見正しいように見えて、実は「合格して自己満足したい」という低い願望に留まっていることが多いのです。目標が低いため、前述した「重力」に耐えきれず、結果として不合格ラインに落ちてしまいます。

一発合格する人の的:合格の先にある未来(「転職・収入増・キャリアアップ」)

一方で、試験にスルスルと簡単に合格していく人は、技術士の合格を「ゴール」だとは思っていません。彼らにとって技術士資格は、あくまで「手段」です。

彼らの本当の的は、さらに高いところにあります。

「技術士を取得して、好条件の企業へ転職する」
■「独立開業して、自分の力で稼げるようになる」
■「社内で昇格し、年収を大幅にアップさせて家族を豊かにする」

このように、合格の先にある「具体的な未来」に的を定めているため、意識の高さが圧倒的に異なります。

なぜ目標が低いと、実際の試験で「不合格ライン」に落ちるのか

目標(意識)が低いと、日々の勉強でも「これくらいでいいか」という妥協が生まれます。また、試験本番で少しでも難しい問題が出ると、すぐに心が折れてしまいます。

しかし、高い目標を持っている人は「ここで立ち止まるわけにはいかない。この先の未来を手に入れるために、何が何でもこの壁を越える」という強い執念(高いエネルギー)が働きます。大砲の狙いが高いため、重力によって多少弾道が下がったとしても、結果的に「技術士合格」という的のど真ん中を射抜くことができるのです。

【実践編】大砲の法則を駆使して「合格の引き寄せ世界」を構築する方法

では、具体的にどのようにして意識を高め、大砲の狙いを引き上げればよいのでしょうか。3つのステップで解説します。

ステップ1:技術士を取得して「最終的に何を手に入れたいか」を明確にする

まずは、紙とペンを用意して、以下の問いに対するあなたの答えを書き出してみてください。

1.技術士に合格したら、まずどんな行動を起こしますか?(転職、昇進の打診、副業の開始など)
2.資格取得によって、5年後、10年後にどんな人生を送っていたいですか?
3.それによって、毎月の収入や生活環境はどのように変化しますか?

「合格」の文字を消し去り、その先にある「本当に手に入れたい理想の未来」をできるだけ具体的に言語化しましょう。

ステップ2:手に入れられると本気で信じ込み、意識の壁を破る

目標を設定したら、「自分には無理かもしれない」という疑念を捨て、「その未来は確実に手に入る」と心から信じ込む(マインドセットする)ことが重要です。

人間の脳には、強く意識したものを自動的に探し出すシステム(心理学でいう「カラーバス効果」や脳科学の「RAS」)が備わっています。「自分は合格の先にある未来へ行く」と強く信じることで、あなたの脳は「合格するために必要な情報」に対して非常に敏感になります。

ステップ3:意識が高まることで「人・物・お金・時間・運・情報」が認識できるようになる

意識が低い状態(ただなんとなく合格したいと思っている状態)では、目の前に有益な情報やチャンスがあっても、それを認識することができません。

しかし、意識の壁を破り、目標を高く設定すると、これまで見えていなかったものが次々と見え始めます。

今の自分に足りない知識や、それを補うための「良質な教材(物・情報)」
■忙しい日常の中から勉強時間を捻出するための「時間管理の工夫(時間)」
■間違った努力を正してくれる「信頼できる指導者や仲間(人)」

これらは、意識を高めた人にだけ見えるようになる「合格の引き寄せ世界」の要素です。

マインド(意識)を正しい「行動(勉強法)」に結びつける重要性

意識を高めるだけでは足りない:合格する論文の「共通の法則」を学ぶ

大砲の狙いを高く定める(マインドを高める)ことは不可欠ですが、それだけで合格できるわけではありません。高めた意識を、「正しい行動(正しい勉強法)」へと結びつける必要があります。

技術士二次試験の筆記試験(論文)には、合格する論文に共通する「明確な法則」が存在します。出題者の意図(国が求めている技術士像)を理解し、それに合致した論理構成(帰納法・演繹法など)で論文を記述する技術(ノウハウ)を身につけなければ、どれだけ熱意があっても採点官には伝わりません。

独学の罠:間違った努力を修正してくれる「正しい指導者」の選び方

多くの受験生が陥る罠が「独学による間違った努力の継続」です。

自分の書いた論文のどこに論理の飛躍があるのか、どの表現が技術士として不適切なのかは、自分一人ではなかなか気づくことができません。

人生の貴重な時間を無駄にしないためには、「正しい指導者」を選び、客観的なフィードバックを受けることが最短のルートです。教えてもらう相手や教材を間違えてしまうと、せっかくの高まった意識も空回りしてしまいます。

【Yokosuba技術士受験講座】が提供する合格のための3つのアプローチ

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1.帰納法と演繹法
2.技術士とはなにか
3.技術士二次試験の採点基準
4.業務経歴票の作成指導
5.記述式試験の採点方法
6.試験対策
7.合格する受験生不合格になる受験生の特徴
8.建設部門、上下水道部門筆記試験模範解答集
9.全7回オンライン講座の参加
10.筆記試験再現論文の査読・講評(不合格だった場合)

技術士受験対策個別指導講座

勉強時間

■技術士二次試験個別指導講座【建設部門】
技術士二次試験完全講座
技術士二次試験必須科目講座
技術士二次試験選択科目講座

まとめ:未来を変えるために、今この瞬間から「意識」を変えよう

過去と他人は変えられませんが、自分と未来は変えられます。

これまでの不合格という結果(過去)に囚われる必要はありません。今のあなた自身は「過去のあなたの考え方と行動」の総決算ですが、これからの未来のあなたは「今のあなたの考え方と行動」の総決算です。

今、この瞬間から「ただ合格したい」という低い的を狙うのをやめましょう。

その先にある、あなたが本当に手に入れたい豊かな人生、理想のキャリアへと大砲の照準を高く合わせてください。

「合格して人生を変える」のではありません。「人生を変えるために、合格する」のです。

正しい考え方を持ち、正しい行動を繰り返せば、未来は確実に変わります。あなたの挑戦を心から応援しています。

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横浜すばる技術士事務所
代表:横浜すばる
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)

技術士一次試験、技術士二次試験、技術士総合技術監理部門とすべて1回で合格しました。
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