【技術士二次試験】口頭試験の合格は100%事前対策で決まる

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口頭試験対策の必要性

例年、10月下旬に筆記試験の合格発表があります。
自分の受験番号を片手に日本技術士会のホームページから番号を探す瞬間はドキドキする瞬間ですね。
最近は検索機能もありますので、検索キーワードに自分の受験番号を入力して検索すると一瞬で見つけることも可能ですが、少し情緒に欠けるかも知れません。
合格されていた方はまずはお疲れ様!と言わせてください。
今回は残念ながら不合格だった方は、気分一新、来年の受験に向けて準備をしていく必要があります。
なぜ不合格だったか?その原因分析を進めないといつまでたっても合格できません。
合格できる実力はあるにも関わらず!です。
なぜ合格できないか悩まれている方は、横浜すばる技術士事務所までご連絡ください。
原因分析から合格までのショートカット、余すことなく教えます。

さて、本題ですが、口頭試験の対策は必要でしょうか?
業務でプレゼンテーションの機会が多く、しゃべり慣れている方もいらっしゃると思います。

結論としては、必要!
です。

模擬口頭試験

正確に申し上げると、合格の確率を上げるために対策は必要です。
筆記試験はまぐれで合格しても、口頭試験はまぐれで受かりません。
最近の技術士筆記試験は問題の構成が画一的となっており、小問の題意を正確に汲み取り、小問の流れに沿って専門用語のキーワードを落とさずに書ききれば、合格するようになっています。
効率的に勉強するには人に教えるのが一番早いと言われませんか?
技術士試験も同じで、採点する側の立場に立ってみてください。
国家試験ですから、採点基準がぶれてはいけませんし、明確な採点基準があります。

ところが、口頭試験はどうでしょうか?
試験制度が大きく変わり、口頭試験において高度な専門技術の内容は聞かれなくなりました。
業務経歴に記載した内容に関する6つのコンピテンシー(コミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメント、技術者倫理、継続研さん)が問われます。

業務経歴書の上から3番目に書かれた業務内容について、どんなところでリーダーシップを発揮されましたか?

対策なしで詰まらずにスラスラと回答できますか?
「プロジェクトの主担当者として主体的に…を進め…リソース配分を…」といった内容が瞬時に思い浮かんだ方、これでは合格できません。
そもそも、口頭試験で回答すべきリーダーシップの定義が違うのです。

あるいは、あまりプレゼンテーションをする機会がない方も多いと思います。
遠い昔かも知れませんが、現在お勤めの会社の入社試験の時のように、面接官が数人目の前に並びます。
場慣れしている方でも、少なからず緊張すると思います。
この口頭試験を突破できれば技術士となれるゴール一歩手前なので、当然ですよね。
ただし、適度な緊張感は能力発揮につながりますが、本当に緊張してしまうと頭の中が真っ白になります。
そうなると、せっかくの一年を棒に振ってしまいます。

ではどうするか?簡単です、慣れてください。
家族、友人、同僚、先輩技術士、社内勉強会、形式は問いません。
模擬口頭試験をしてください。
実践あるのみです。ここが踏ん張り時です。ゴールしきってください。

もちろん、技術試験を隅々まで知り尽くした横浜すばる技術士事務所でも模擬口頭試験対策講座をご用意しております。
まぐれでは受かりません。
同じ技術者として、合格の確率を上げて臨んでもらいたいです。

少なくとも3回の模擬口頭試験

口頭試験対策の重要性は伝わったかと思います。
では、何回ぐらい模擬口頭試験を経験すれば良いかと聞きたくないでしょうか?
個人的には3回です。

1回目は口頭試験に慣れるためです。
可能であれば対面をおすすめしますが、1回目はオンラインでも対面でもどちらでも良いと思います。
どんな質問がくるのか?どの程度詳細に回答すればいいのか?回答の構成はどうするか?話す速度は?言い淀みはないか?、色々と感じることができると思います。
模擬口頭試験は録画してますので、後で客観的に見直すと自分の話し方の癖にも気づかされません。
例えば、一番多いのは言い淀みです。
「えー」、「あのー」、「まー」といったフィラーと呼ばれるつなぎ言葉です。
これ、ほとんど全ての方が言ってしまいますが、聞く側としてはかなり苦痛です。
一度気になってしまうと回答内容が入ってこず、フィラーの回数だけが気になります。

2回目はブラッシュアップのためです。
1回目とは異なり、2回目は対面の方が良いと思います。
対面とオンラインでは全然違います。
1回目で対策したことを発揮できるので、自信もつきます。
あと、冷静に自分の発言内容を客観視できる余裕もうまれると思います。

3回目はイレギュラーな質問への対応のためです。
2回こなしていれば3回目は必要ないことが多いです。
最後の仕上げとして、変則的なな質問に対応できるようにするためです。

よって、横浜すばる技術士事務所では模擬口頭試験を最大3回と想定していますが、本質的には2回経験すれば十分です。
模擬面接官(もちろん全員技術士です)は多数いますので、幅広い対策が可能となります。
毎年、好評を博しており、口頭試験直前の最後の仕上げ、および自信付けに最適です。

私も横浜すばる技術士事務所で模擬口頭試験リアル講座を受講しました。
当時はコロナ全盛期でオンライン会議が主流となった時期でした。
感染対策に配慮された環境の中で、模擬口頭試験を体験して良かったと思っています。
他の受講生がいる少し張り詰めた空気感、模擬面接官が目の前に並ぶプレッシャー、時間制限がある中での質問回答、オンラインでは絶対に経験できないです。
結果、模擬面接官の的確かつ具体的なアドバイスで自信がつき、無事に合格できました。
受講生は全員が汗だく(冷や汗?)となっていたのは良い思い出です。

まとめ

口頭試験の必要性は伝わりましたでしょうか?
横浜すばる技術士事務所では口頭試験の最後の仕上げを後押しします。
まぐれで受かりません。
なぜか?
口頭試験は高度な専門性ではなく、コンピテンシーが求められるからです。
対策を進めて一緒に合格を勝ち取りましょう!

参考情報:日本技術士会HP

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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所専任講師
技術士(土質及び基礎)

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