【令和6年度】技術士一次試験終了

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技術士一次試験が終了しました 

11月24日に技術士一次試験が終了しました。
受験された方はお疲れさまでした。
この試験の合格率は30~50%程度です。
合格発表は来年の2月中旬です。
正答の発表は例年翌週の月曜日当たりです。
合格発表の前に、自分の合否が判明します。

合否が判明したら、次は技術士二次試験です。
一次試験とは違い合格率は10%程度です。
技術士二次試験は筆記試験と口頭試験から構成されています。
筆記試験と口頭試験の両方に合格しないと技術士にはなれません。
合格が判明したらすぐに技術士二次試験の準備に取り掛かってください。

参考:日本技術士会

自分が受験する選択科目を決めること

技術士二次試験は専門科目が21あります。
その中で一番受験生が多いのが建設部門です。
建設部門は11の専門科目があります。

技術士一次試験の合格が判明したら、最初に受験する選択科目を決めてください。
選択科目を選ぶ基準は2つあります。

■自分の経歴から選ぶ場合
■筆記試験の問題が解けそうな部門から選ぶ場合

基本的にはこのふたつが重なる選択科目が一番理想です。
このふたつが重ならなかったら問題です。
無難なのが経歴に合う選択科目を受験することでしょう。
理由は筆記試験で合格しても、経歴がないもしくは経歴と違うと口頭試験で判断されれば不合格になるからです。

筆記試験で一番簡単な選択科目は「道路」と「鉄道」になります。
理由は生きていく上で「道路」も「鉄道」も何かしら恩恵を受けているからです。
技術士二次試験を受験する方で「道路」って何ですか?
「鉄道」って初めて聞きくキーワードです。
という人はいないでしょう。
このふたつは超簡単な選択科目になります。

その次に簡単な選択科目は「土質及び基礎」になります。
理由は問題がマンネリで正解がほぼ特定できるからです。
それは地すべりと床掘、支持層の確認です。
たった3つのポイントを理解して覚えれば問題は簡単に解けます。

手っ取り早く合格したければ、自分の経歴を上記の3つのうちどれかに合わせてください。

業務経歴表を完成させよう 

自分が受験する選択科目が決まったら「業務経歴表」を完成させましょう。
技術士二次試験は申し込みの段階から試験が始まっているといわれています。
理由は申し込み時に提出する業務経歴票の内容が口頭試験でしもんされるからです。
業務経歴票に何を書くかによって口頭試験で質問される内容が異なるのです。

口頭試験では質問して欲しい内容と質問して欲しくない内容があると思います。
業務経歴票の書き方によっては口頭試験で有利になる場合も有り得るし、不利になる場合も有り得ます。
口頭試験を有利に進めて合格を確実にしたいのであれば、口頭試験に耐えうる業務経歴票を今から作成する必要があるのです。

毎年模擬口頭試験で残念な業務経歴票を拝見します。
受講生に聞いてみると、申し込み直前にいい加減な気持ちで作成したということです。
口頭試験を見据えて業務経歴票を作成してなかったとのことです。
業務経歴票の出来が悪いと口頭試験はマイナスのイメージから始まります。
口頭試験の合格率は90%です。
合格者を決める試験ではありません。
不合格者を見つける試験なのです。
業務経歴票の出来が悪い受験生と出来がいい受験生のどちらを不合格にすると思いますか?
簡単な質問です。

技術士一次試験の合格が判明したら、口頭試験に耐えうる業務経歴票の作成に取り組んでください。

技術士二次試験合格する勉強法を見つけ出す

技術士一次試験に合格したら次は二次試験です。
二次試験に合格したらやるべきことは山のようにあります。
それをひとつひとつ実施しなければなりません。
その流れを簡単に説明します。

■選択科目の決定
■業務経歴票の作成
■筆記試験の勉強方法の理解
■筆記試験の勉強
■受験申込み
■技術士二次試験の受験
■再現論文の作成
■口頭試験対策
■口頭試験の受験
■口頭試験の再現作成

他にもありますが、大きく分けてこの10項目になります。
これをひとつひとつクリアしていけば合格します。
技術士二次試験に不合格になる人はこの中のどれかをクリアしていません。

もしあなたが独学でこの10項目を学ぼうとしたら、途方にくれると思います。
気が遠くなるでしょう。

でもご安心ください。
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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所講師
技術士(建設部門ー道路,施工計画、施工設備及び積算)(総合技術監理部門)

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