【技術士二次試験】不合格者に共通する「思考の罠」とは?合格者が実践するカーナビの法則と逆転マインドセット

共通点

技術士二次試験の受験指導を始めてから20年近くが経ちました。これまで、数多くの受験生と向き合い、その合否のドラマを見届けてきました。

その中で、私はある「明確な法則」に気づきました。 不思議なことに、合格する人には合格する人の共通点があり、不合格を繰り返してしまう人にもまた、驚くほど一致した共通点があるのです。

もしあなたが、「何年も受験しているのに合格できない」「なぜかいつもB評価やC評価で止まってしまう」と悩んでいるなら、無意識のうちに『不合格になる人の思考の罠』に陥っているかもしれません。

今回は、20年の指導実績から導き出した「不合格者の共通点」を徹底解剖し、一発で合格を決めるためのマインドセットについて詳しく解説します。

参考:日本技術士会

目次

あなたが技術士二次試験に合格できない本当の理由

当講座(Yokosuba技術士受験講座)には、毎年多くの資料請求や受講相談のお問い合わせをいただきます。大変ありがたいことですが、メールの文面を読んだだけで「あ、この人はおそらく今年も不合格になってしまうな…」と分かってしまうケースがあります。

例えば、以下のようなお問い合わせです。

■「御社の添削講座の受講を検討していますが、〇〇(特殊な専門分野や超マイナーなキーワード)には個別対応しているでしょうか?」
■「資料の購入を検討していますが、××というニッチな論点について詳細な解説は含まれていますか?」
■「受講料金について、▲▲のような割引制度やキャンペーンはありますか?」

厳しい現実をお伝えすると、このような「本質ではない部分」にこだわるお問い合わせをされる方は、ほとんど受講(購入)されません。そして、他社の講座に移ったとしても、間違いなく不合格を繰り返します。

なぜでしょうか? それは、彼らが「合格するための方法」ではなく、「合格できない(=挑戦しない、あるいは不合格になった時の)理由」を無意識に探しているからです。

技術士二次試験の不合格を確信(想定)している人たちの行動パターン

人は誰しも、傷つきたくない生き物です。「一生懸命勉強したのに不合格だった」というショックから逃れるために、脳が勝手に「やらない理由」や「言い訳」を作り出してしまうのです。

「やらない理由」の裏にある矛盾

先ほど挙げた質問の裏側には、次のような心理が隠されています。

Plaintext

「〇〇に対応していないから、この講座は受講するのをやめよう」
■「××についての資料がないから、購入を見送ろう」
■「▲▲の割引がないから、自分には縁がなかったことにしよう」

そして最終的に、「自分が合格できないのは、講座が〇〇に対応していなかったからだ」「資料が不十分だったからだ」と、不合格の責任を他者に転嫁する準備を始めているのです。

しかし、よく考えてみてください。 当講座が提供しているのは、試験の本質を突いた「合格のノウハウ(黄金法則)」です。

〇〇に対応していなくても合格できるから、あえて余計な対応をしていないのです。
■××について言及しなくても論文の骨組みで合格できるから、無駄な資料を削ぎ落としているのです。
■一発で合格すれば来年受験する必要がなくなる(=最大の節約になる)から、安易な割引をしていないのです。

「どうせ不合格になるかもしれないから、無駄な投資をしたくない」という、超矛盾したブレーキを自分で踏んでいることに、まずは気づく必要があります。

【徹底比較】不合格者と合格者の「思考・行動」の決定的な違い

なかなか合格できない人(あるいは合格までに10年以上かかる人)と、一発で涼しげに合格していく人の違いを分かりやすく表にまとめました。ご自身の今の状態と照らし合わせてみてください。

比較項目不合格を繰り返す人の特徴(なかなか合格しない人)一発合格・早期合格する人の特徴(合格が早い人)
行動の基準何かに取り組む時に「やるか」「やらないか」で常に迷う。できればやりたくない。「やる(合格する)」と先に決めて、すべてのエネルギーを注入する。
講座や資料の選び方「〇〇に対応していない」「××の資料がない」と、欠点や不満を探してやらない理由にする。「この教材から何を吸収できるか」を考え、合格に必要なエッセンスだけを掴む。
指導への態度我流にこだわり、素直に教えを守らない。受け身で時間と労力を無駄にする。徹底的に講師を信じ、教えられたフレームワークやルールを忠実に再現する。
トラブル時の反応「仕事が入ったから」「忙しいから」と、勉強を後回しにする理由にする。仕事を調整(あるいは断る言い訳を構築)してでも、最優先で時間を確保する。
不合格になった時「今年はA社、次はB社、その次はC社…」と講座を転々とし、不合格の責任を他社に転用する。自分の再現論文と採点基準を照らし合わせ、「何が足りなかったか」を客観的に自己分析する。

セミナー難民・添削講座ジプシーになっていませんか?

「これまで10回受験していますが合格しません。1年目はA社の添削、2年目はB社、3年目はC社……。今年は御社の講座を検討していますが、合格できるでしょうか?」

このような、いわゆる「講座ジプシー」になっている方にも、私ははっきりと伝えます。 「そのマインドのままでは、どこへ行っても絶対無理です」と。

A社、B社、C社が、これまでに1人も合格者を出していない悪徳業者なら話は別です。しかし、少なからず合格者が存在しているはずです。ということは、講座が悪いのではなく、その講座の教えを「素直に守らなかったあなた自身」に原因があるのです。

不合格の責任を講座のせいにするために、毎年新しい学校を探すのはもう終わりにしましょう。

合格を劇的に引き寄せる「合格者の共通点」と2つの実話

では、合格する人は一体どのようなマインドを持っているのでしょうか。 私の講座で、驚異的な突破力を発揮して合格していった2人の受講生の事例を紹介します。

事例①:「仕事を断れ!」の教えを守り、超難関の総監部門を一発突破したケース(平成24年)

今から10年以上前、総合技術監理部門の入門講座を行った時のことです。 千葉県の受講生(通称:シーバードさん)から、申し込み直後に「どうしても外せない仕事が入ったため、受講を辞退させてください」という連絡が入りました。しかし、文面には「絶対に今年合格したい」と熱く書かれていました。

私は彼に、あえてこう言いました。 「仕事を断りなさい。仕事を断る言い訳(調整)一つ考えられない人間に、総監(総合技術監理部門)の試験が合格できるはずがないでしょう」と。

彼はハッとしたのでしょう。なんとか仕事を調整して、這うようにして講座にやってきました。 正直なところ、最初は決して物覚えが良いタイプではありませんでした。しかし、「合格する」と決めていた彼の集中力は凄まじかった。結果、その年の総監部門の合格率はわずか7.3%(例年の約半分)という超難関年だったにもかかわらず、彼は見事に一発合格を果たしたのです。

事例②:試験3日前に急成長?講師の言葉を信じ切って掴んだ合格(山梨県 ガンちゃん)

同じ年に、もう一人強烈な受講生がいました。建設部門の口頭試験の発表待ちというタイミングで、フライング気味に「総監入門講座」へ申し込んできた山梨県のガンちゃんです。

「もし建設部門が不合格だったら、来年は両方受けるので今からやります。先生の教えを守れば絶対合格できると確信しました」と言ってのけたのです。

そんな彼も、試験1ヶ月前には大スランプに陥りました。「あと1ヶ月なのに、択一式の正答率が1〜2割しかありません……」と半泣きで電話をかけてきたのです。 私は彼に「心配するな。初受験だから今は知識が点在しているだけだ。試験3日前に急激に伸びる。絶対に勉強の手を止めるな!」と、半分励ましの冗談を交えてアドバイスしました。

普通なら「そんな気休め言われても……」と疑うところですが、彼はその言葉を100%信じ込み、勉強を止めませんでした。 本番、なんと択一式で合格基準の6割をギリギリでクリア。記述式論文は問題文の意図が難解だったそうですが、「講座で教わった通りのフレームワーク」でとにかく書き切ったそうです。結果は見事合格。総監の勉強期間はわずか4ヶ月程度でした。

成功の鍵は【カーナビの法則】にある

2人に共通していたのは、能力の高さではありません。 「合格する」と先に目的地を設定し、一切迷わなかったことです。

車のカーナビを思い出してください。目的地を「新宿駅」とセットすれば、途中で道を間違えても、カーナビは新しいルートを再検索して必ず新宿駅へと導いてくれます。 しかし、目的地をセットせずに「どこか良い場所に行きたいな」「ダメなら途中で帰ろう」と走っていては、いつまで経ってもどこにも辿り着きません。

技術士試験も全く同じです。「やるか、やらないか」を迷っているうちは不合格のルートを走っています。「やる(合格する)」と決めてから、全てのエネルギーを勉強に注入する。これが、合格率を一気に跳ね上げる唯一の法則です。

技術士受験対策

技術士受験対策資料

はし

■技術士二次試験受験対策資料【合格する論文の黄金法則】
pdf資料
1.帰納法と演繹法
2.技術士とはなにか
3.技術士二次試験の採点基準
4.業務経歴票の作成指導
5.記述式試験の採点方法
6.試験対策
7.合格する受験生不合格になる受験生の特徴
8.建設部門、上下水道部門筆記試験模範解答集
9.全7回オンライン講座の参加
10.筆記試験再現論文の査読・講評(前年度分)

技術士受験対策個別指導講座

勉強時間

■技術士二次試験個別指導講座【建設部門】
技術士二次試験完全講座
技術士二次試験必須科目講座
技術士二次試験選択科目講座

まとめ:「合格する」と今、決めること

技術士二次試験に落ち続けてしまう人は、「不合格になる前提(言い訳の準備)」で試験に臨んでいます。厳しい言い方ですが、それでは時間とお金の無駄になってしまいます。

技術士二次試験に合格したければ、今この瞬間に「何が何でも合格する、そのために教えを素直に実行する」と決めてください。腹をくくった受験生の吸収力は、それまでの数倍に跳ね上がります。

あなたの決意を、私たちは全力でサポートします。今年こそ、技術士の称号をその手に掴み取りましょう!

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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所
代表:横浜すばる
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)

技術士一次試験、技術士二次試験、技術士総合技術監理部門とすべて1回で合格しました。
これは運や努力もありますが、試験に合格する技術(ノウハウ)を習得していたからすべての試験を1回で合格しました。
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2009年に技術士講座を開講して、2026年で17年になりました。
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