技術士取得のメリット

MM
ホーム » ブログ » 技術士取得のメリット

今回は技術士取得によるメリットの一部をご紹介致します。
技術士取得のメリットを改めて再認識することで、皆さんのモチベーションアップに繋がれば幸いです。

目次

1.高い信頼と評価

技術士は、第一次試験・第二次試験(筆記試験、口頭試験)に合格しなければ得られない称号です。また、5大国家資格の1つにも挙げられており、下記に示す資格の一角をなす上位資格でもあります。


・弁護士
・弁理士
・医師
・公認会計士
・技術士


また、合格率は10%前後と非常に難易度の高い試験であるといえます。
資格取得者は『科学技術に関する高度な知識や応用能力・技術者倫理を備えている技術者である』ということを国が認めています。
ですから技術士は一目置かれる存在となるばかりでなく、高い信頼を得ることのできる資格です。
高い信頼と評価が得られる技術士には下記のあるあるがよく起こります。


・名刺交換の際、「おぉ」と尊敬の眼差しを受ける。
・これまで意見を求められる事が少なかったが、アドバイス・助言を求められるようになる。
・取引先に対して顔を覚えられやすく、話しも聞いてもらいやすい。

これはほんの一例ですが、信頼されているのだと感じる場面が多くあります。
注意しなければいけないのは、高い信頼があるからこそ発言にはそれ相当の責任が伴うということです。
技術士の発言一つで業務の方向性がコントロールされる場面もあるかと思いますので、
資格取得後も多くの技術士の方々は自己研鑽に励んでいます。
取得してからが重要になります。

2.キャリアアップ

技術士を取得することで高い信頼を得るということは、ご自身のキャリアアップに必ずプラスに働きます。
社内での昇進や転職等では、資格だけでは図ることの出来ない人間性等も考慮されますが、資格取得後はほとんどの方が昇進したり、有利な条件で転職される方が多いです。
企業のなかには、課長以上に昇格する条件として技術士取得を設定している企業も存在するようです。
また、地方の建設コンサルタントでは深刻な技術士不足のため、30代技術士の部長職も存在するようです。
最近では、責任を伴う役職者にはつきたくないという方も一定数いるようですが、キャリアアップしないと見えない世界・仕事・付き合いが必ずあります。
現状に満足することなく、向上心を持って挑戦した方が視野が広がるのかもしれません。
是非、当講座で効率的に学習し合格も目指しましょう。

資料はこちらをクリック

3.金銭的なメリット

前述した2.キャリアアップとも関連しますが、当然のことながら技術士を取得することで昇進の可能性がありますので、年収アップの可能性が高まります。
建設コンサルタントでは資格に応じて資格手当を支給している場合が多く、ほとんどの企業で技術士が最高額の資格手当となっていると思われます。
相場としては、2万~5万円程度でなかには10万円の資格手当を支給しているところもあるようです。
また、合格報奨金を支給している企業も多く、資格取得者には20万~50万円もの報奨金を支給する企業も多いようです。
かなりの好待遇であると感じるのではないでしょうか。それだけ権威のある資格ということです。
是非、当講座で効率的に学習し合格されることをお勧め致します。

資料はこちらをクリック

4.人脈が広がる

技術士を取得することで日本技術士会への入会資格や、各自治体にある技術士会へ入会する資格が得られます。
技術士会へ入会されている先輩技術士は第一線で活躍されている方が多く、そのような方々との関わりを持てる可能性が広がります。
そのような環境に触れることで、ご自身のモチベーションアップに繋がることや、新たなビジネスに繋がる可能性があります。
年齢が若いうちは人脈形成の重要性に気づきにくいですが、仕事を進めるうえで人脈作りはかなり重要になってきます。将来独立志望の方であればなおさらです。
技術士取得後はその地位を存分に活かし、人脈作りを行うことで今後のキャリアがより豊かになると思われます。

5.他の国家資格試験を取得する際に有利

技術士は、国家認定された高度の技術者として、各種資格試験等で資格試験の一部または全部を免除されています。
そのため、技術士を取得していない方と比べ効率的に資格を取得できるといえます。
他の資格とのダブルライセンスにより、あなたの価値を高めることに繋がります。
国家資格試験の受験・免除規定(技術士の特典)参考:日本技術士会
※試験免除制度については、それぞれの資格試験実施団体のHP等でご確認下さい。

6.試験を通して自身の価値が高まる  

技術士二次試験は難易度が高いため、合格するためにはそれなりの試験勉強を積まなければいけません。
試験を通して得るものは様々あると思いますが、代表的なものは下記の3つではないでしょうか。
■専門的な知識
ご自身が専門とする事項において、幅広い知識が求められます。特に選択科目においては、専門とする事項の細かな部分まで論述しなければいけません。
なんとなく知っている」程度では、論述することが難しいと考えます。
ですから、試験勉強をするうえで専門的な知識の習得が必要となってきます。
試験勉強で得た知識はあなたの普段の業務にも必ず活かされ、ご自身の価値を高めることに繋がります。
■論理的な思考
二次試験では問題文を読み、分析し課題を抽出し、解決策を設定することが求められます。さらに解決策に対して考えられるリスクとそれへの対策についても論述していかなければいけません。
ダラダラと論述していては、何が言いたいのか分からない論文になってしまいます。
二次試験に合格するためには、筋道を立てて何故そのように考えたかということも示しながら論理的に論旨展開していくことが求められます。
試験勉強を通して身に付いた論理的な思考は、コミュニケーション能力の向上に繋がると考えます。
■分かり易く説明する能力
難しいことを難しく論述していくことは、以外と難しくありません。
しかし、技術士二次試験で求められるのは学術論文ではありません。
技術士は時として、専門的な難しいことを一般の専門知識がない方に分かり易く説明することが求められます。
二次試験も同様に、問われていることに対して誰が読んでも理解できるように論述していく必要があります。
よく先輩技術士に「仕上がった論文を奥さんに読ませてみて、理解できなければダメだ」と言われたものです。これは極端な例かもしれませんが、間違いでもないと考えます。
試験勉強を通して、分かり易く相手に説明する能力が身についたならば、ご自身のみならず、あなたの周りの方々をも豊かに出来ると考えます。

色々とメリットを述べてきました。たくさんのメリットがある一方、技術士取得にはそれ相当の努力が必要になってきます。
そのような資格だからこそ、取得による最大のメリットは「技術士試験を乗り越えた」という自信ではないでしょうか。
この講座のホームページを訪れ、このブログを読まれている皆さまが1日でも早く技術士の称号を得られるよう全力でサポート致します。
お気軽にご相談下さい。

技術士試験対策はお任せください。

技術士試験対策は横浜すばる技術士事務所

技術士二次試験対策は考える力が重要です。

合格する論文の黄金法則

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

技術士(建設部門ー鋼構造及びコンクリート)

目次