模擬口頭試験リアル講座のお知らせ 詳細はこちらから

総監択一高得点シリーズ:平成26年度解答と解説【安全管理】

ホーム » 総合技術監理部門試験対策 » 総合技術監理部門 択一式試験の解説 » 平成26年度出題問題 » 総監択一高得点シリーズ:平成26年度解答と解説【安全管理】
a
目次

設問Ⅰー1-25

労働安全衛生法令の規定に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
 ① 事業者は,定められた規模の事業場ごとに,都道府県労働局長の免許を受けた者のうちから,総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
 ② 事業者は,労働者を雇い入れたときは,事業場のすべての業務に関する安全又は衛生のための教育を行わなければならない。
 ③ 事業者は,定められた業種及び規模の事業場ごとに,事業場の労働災害防止対策を実行する組織として,安全衛生委員会を設けなければならない。
 ④ 事業者は,労働災害発生の急迫した危険があるときは,直ちにその旨を労働基準監督署に通報しなければならない。
 ⑤ 事業者は,定められた業種及び規模の事業場ごとに安全管理者を選任し,その者に法令で定められた事項のうち,安全に係る技術的事項を管理させなければならない。

【解説】 正解⑤ 青本144ページ、労働安全衛生法からの出題です。
①都道府県労働局長の免許などはない。
②「すべて」→限定している文言がついている文章はほとんどが不適切。
③安全衛生委員会とは、労働安全衛生法において定められている、労働者の意見を事業者の行う安全衛生に関する措置に反映させる制度である。
④常識的に考えて、警察や消防署が先でしょう。

設問Ⅰー1-26

人と機械が協調して作業を行うようなシステムにおける安全確認システム(インターロック)に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 ① 人や機械が動けばぶつかる可能性が生じるため,隔離するか,機械を停止するのが最も納得性の高い安全である。
 ② 安全を確認して機械の運転を行うためには,センサなどの工学的手段に危険側障害が生じていないことを証明しなければならない。
 ③ 安全確認型インターロックでは,危険状態のみならず,センサの故障で安全が確認できないときも機械が停止する。
 ④ 危険検出型インターロックでは,危険の情報をエネルギーとして抽出し,積極的なブレーキ動作に結びつける。
 ⑤ 安全確認型の安全装置の故障が原因となる事故は繰り返されており,危険検出型に交換していくことが重要である。

【解説】正解⑤ 青本155ページ、安全確認システム(インターロック)からの出題です。
危険検出型の安全装置の故障が原因となる事故は繰り返されており,安全確認型に交換していくことが重要である。
設問は危険検出型と安全確認型が反対です。

設問Ⅰー1-27

年間の平均在籍従業員1,400人,1人当たりの年間平均就業時間1,800時間のA事業所で,2013年の事故の発生件数は2件であった。この2件の事故合計で,従 業員3名がそれぞれ200日,50日,25日休業(ともに一時労働不能)した。A事業所の 2013年の強度率に最も近い値はどれか。ただし,一時労働不能の損失口数は休業日数に300/365を乗じた日数とする。
 ① 0.09  ② 0.11  ③ 1.19  ④ 2.14  ⑤ 89.69

【解説】
正解①
青本147ページ、労働災害と災害統計からの出題です。
出題頻度が高い問題です。
強度率(労働災害の重さの程度を表す)
1,000延実労働時間当たりの災害のために失われた延労働損失日数
=(1,000)÷(延実労働時間数)×(延労働損失日数)
=(1,000)÷(1,400×1,800)×(275×300/565)
=0.09

設問Ⅰー1-28

次の(ア)~(エ)の記述は,(A)~(C)に示すいずれかのシステムの高信頼化に関する手法・概念の説明である。その組合せとして最も適切なものはどれか。
(ア)異常が放置され一部が故障に至るような場合でも,システムへの要求機能発揮を可能にする。
 (イ)信頼性の高い部品の使用などにより,構成要素の故障が発生しないようにする。
 (ウ)故障が発生しても,機能の一部を保持して何とか稼働を続ける。
 (エ)冗長性を組み込むことによって故障の影響を自動的に防ぎ,システムとしての正常な機能を維持する。
システムの高信頼化に関する手法・概念
 (A)フォールトトレランス
 (B)フェールソフト
 (C)フォールトアボイダンス

   ア   イ    ウ   エ
①  A   B   B   C
②  B   A   C   B
③  C   B   A   A
④  A   C   B   A
⑤  B   C   A   C

【解説】正解④  青本154ページ、システムの高信頼化からの出題です。
出題頻度の高い問題です。
全体機能維持(フォールトトレランス)
システムの一部に問題が生じても全体が機能停止するということなく(たとえ機能を縮小しても)動作し続けるようなシステムに設計する。
フォールトトレランスは直訳すると、過失があっても許容されるという意味になります。
フォールト(過失・失敗)、トレランス(許容)
フェールソフト
故障箇所を切り離すなど被害を最小限に抑え、機能低下を許しても、システムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行する設計のこと。
信頼性設計の1つになる。
フォールトアボイダンス
なるべく故障や障害が生じないようにすること。個々の構成要素の品質を高めたり、十分なテストを行ったりして、故障や障害の原因となる要素を極力排除することで信頼性を高めるという考え方。
フォールトトレランスは直訳すると、過失から逃避する意味になります。
フォールト(過失・失敗)、アボイダンス(逃避)
失敗をしないような設計

設問Ⅰー1-29

社会的受容とリスク認知に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 ① 社会的受容は,対象となる事象や科学技術の持つ正負両面の効用を勘案して下される合理的な選択という面を持ち,時代が変わっても変わることはない。
 ② リスクコミュニケーションを行う中で技術者が行うべきことは,リスクに関する正確な情報を伝え,社会が判断できる材料を提供することである。
③ 社会的受容を向上するために,マスコミを利用した広報が行われることがある。
④ リスク認知には様々なバイアスの影響があり,例えば,経験したことのないリスクに対して,リスクを過大に,若しくは過小に評価して,正確なリスク認知が得られない可能性がある。
⑤ リスク情報は,様々なメディアを通じて個人や社会に到達した段階で無視や排除によるフィルタリングの過程を経ることになる。

【解説】正解①  青本141ページ、社会的受容とリスク認知からの出題です。
時代が変わっても変わることはない→限定的で否定的な文言は不適切な場合が多い。

設問Ⅰー1-30

危機管理マニュアルの作成に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
 ① マニュアルに実効性を持たせるために,活動項目を明確に記載する。
 ② マニュアルの内容は,他部署の活動との関連が把握しやすいようにする。
 ③ マニュアルの前提となっている想定リスクを明確にする。
 ④ 緊急時に柔軟に対応するために,各社員の役割分担は事前に決めないようにする。
 ⑤ マニュアルは,訓練時に得られた経験を取り込んで更新する。

【解説】正解④  青本159ページ、危機管理マニュアルからの出題です。
各社員の役割分担は事前に決めないようにする→これが事実ならば、なんのための危機管理マニュアルなのか?ということになります。常識的に考えて不適切です。

設問Ⅰー1-31

システム安全工学手法に関する次の記述が表している手法として,最も適切なものはどれか。
 「機能性の立場から複雑なシステムを解析するのに適しており,複合故障も検討できる。また,システム故障の原因となる人間のエラーと環境条件の関係も有効に表現できるという長所があるが,多くの人手と時間が必要で,時間経過に関係する事象の展開が困難である。」

①フォールトツリー分析  ②THERP   ③HAZOP
④FMEA          ⑤チェックリスト方式

【解説】正解①  青本161ページ、システム安全工学手法からの出題です。
出題頻度の高い問題なので確実に得点する必要があります。
フォールトツリー手法(FTA)
「フォールトの木解析」「故障の木解析」などとも呼ばれて、事故や故障(フォールト)の原因を階層的(ツリー)に分析する手法。
イベントツリー手法(ETA)
事故や故障などの初期事象(イベント)から、どのような災害になるかを分析する手法。
HAZOP手法 
危険シナリオ分析手法の一つで 化学プロセスにおける複数の独立した事象が複雑に絡む故障を取り扱うために開発された手法。
 特に設計仕様(例えば、温度、圧力、PH、攪拌、反応)から逸脱した運転を行なった際の、設計からのズレが発生する箇所およびそこで発生するハザードとその原因を解析し、それぞれの原因から危険事象への進展を阻止するための防護機能と改善すべき対策を調査する手法として用いられる
FMEA(故障モード影響解析)
製品またはプロセスについて、問題が発生する前に問題(故障モード)を識別し、予防する体系的な手法

設問Ⅰー1-32

可燃性液体の漏洩事故の最終事象の形態について,大規模火災の発生確率を下図のイベントツリー分析により計算した確率をP1とし,漏洩検知器の不具合により早期漏洩検知の失敗の確率が10倍となったときの大規模火災の発生確率をP2としたとき,P2/P1の比に最も近い値はどれか。

① 1  ② 2  ③ 5  ④ 10  ⑤ 20

【解説】正解②  青本165ページ、イベントツリー分析からの出題です。
出題頻度の高い問題なので確実に得点する必要があります。
P1=0.01×0.9999×0.001×0.1×0.3+0.01×0.0001×0.1×0.3=3.29×10-7
P2=0.01×0.9999×0.001×0.1×0.3+0.01×0.00001×0.1×0.3=5.99×10-7
P2/P1=5.99/3.29=1.82

総監に合格したければ、択一で高得点をたたき出せ

総合技術監理部門の試験は、午前の択一式試験と午後の記述式試験から構成されています。
択一式試験と記述式試験の合計得点が全体の60%以上取れれば合格です。
例えば
択一式試験 60% + 記述式試験 60%
択一式試験 80% + 記述式試験 40%
択一式試験 40% + 記述式試験 80%
このどのパターンでも合格です。
択一式試験で高得点をたたき出せば、合格が間違いないものになります。

本講座の代表も4月から総監択一試験対策をはじめ、わずか4カ月の勉強で筆記試験を合格しました。
択一式試験は簡単です。
正確な知識を求められている設問は年々減っています。
正解の選択肢を選ぶ技術を身に付ければ、正確な知識がなくても正解が選べます。
直近5年分の問題でその技術を身に付ければ高得点はたたき出せます。

技術士の試験は、一次試験⇒二次試験⇒総合技術監理部門と難易度が上がるに連れて、知識量は試されなくなります。
考え方とコミュニケーション能力(日本語能力)が試されます。
それをあなたは知識量を試されていると勘違いして何回受験しても不合格なのです。

考え方を変える必要があるのです。
それはすごく難しい作業ですが、以下に紹介する資料を何度も読み勉強すれば身に付きます。

こちらです。

この資料を購入して何度も何度も繰り返し勉強してください。
何度も何度も読み返してください。
何度も繰り返し読むことで自分の「考え方」をアップデートしてください。

合格する人には共通の法則があるように、合格する論文にも共通の法則があります。
上記の資料はその合格する論文の法則を教えています。
意識を高めてこの資料で勉強して、論文の法則を理解・習得すれば確実に合格します。
技術士に合格するための「考え方」はこの資料で教えています。
自分ではじめから考える必要はないのです。
自分で考え方を構築すると時間が掛かります。
間違える可能性もあります。

短期間で確実に合格するためには、すでに確立された「考え方」を教えてもらい、それを身に付けることです。

最終的に自分の人生は自分で何とかしなければなりません。
間違った所を修正するには、正しいことを教えてくれる人を選ばなくてはなりません。
教えてもらう人を間違えると、すべてが間違えてしまいます。

過去と他人は変えられませんが、自分と未来は変えられます。
今の自分は過去の自分の総決算です。
未来の自分は今の自分の総決算です。
今の自分が正しい行動、正しい考え方を繰り返せば未来の自分が変わります。
合格して人生を変えるのではなく、人生変えるために合格するのです。

太陽です

合わせて読みたい

実は超簡単だがほとんどの人は知らない【総監択一で7割取る方法】

参考:日本技術士会HP

試験対策をサポートします。

技術士試験対策は横浜すばる技術士事務所

総監合格

総合技術監理部門受験対策資料の販売

よかったらシェアしてね!
目次