自分の都合しか考えていない
![](https://gijyutushijyuken.com/wp-content/uploads/2022/07/性格悪い-1024x576.webp)
技術士二次試験は論文の試験です。
問題文を読んで、内容を理解して、求められていることを洗い出し、それを記述する。
という手順になります。
単純にこれだけです。
だから問題文を読めなければ合格しません。
内容を理解できなければ合格しません。
求められていることが分からなければ合格しません。
記述できなければ合格しません。
この4つができれば合格できます。
簡単で単純なことなのです。
でも不合格になる人はそれを実施しません。
問題文を読んで、自分の都合のいいように解釈して、書きたいことを洗い出し、それを記述する。
このプロセスに陥っています。
問題文を理解するという思考がありません。
不思議なことに理解するということが出来ないのです。
出来ないというよりは、自分の都合しか考えてないのです。
頭が悪いのではなく、性格が悪い場合が大半です。
自分の性格が悪いとは考えていないようです。
反省がありません。
反省がないからどこが足りないのか?どこが間違えているのか?それをどのように修正するのか?という思考がないのです。
だから何回受験しても不合格を繰り返します。
考えて理解していないから、常に間違いを繰り返す
![](https://gijyutushijyuken.com/wp-content/uploads/2022/07/考える.jpeg)
本講座では受講生に対して「理解する」ということを指導しています。
「理解」できなければ、「質問する」という行為を求めます。
でもほとんどの受講生は「理解」もしなければ、「質問」もしてきません。
間違った思考を維持したまま、論文を修正してきます。
そしてまた「同じ指摘」をします。
受講生は「指摘」を理解しないし、「質問」もしないで論文を修正してきます。
そして最終的には「書きたいこと」を書いて何が悪いんだ!と開き直ってきます。
技術士に合格したいのではなく、勉強している自分に酔っています。
不合格者の半数以上はこのような行動をしています。
今は十分に「理解」できなくとも、理解しようと努めている受講生はそのうち合格します。
理由は自分の足りないところを補い、間違った所を修正しているからです。
試験は100点満点ですが、合格するのには60点とればいいのです。
100点を取る必要はありません。
どんな試験でも0点を取ることはほとんどありません。
30~40点程度は取れています。
合格するには、足りない20~30点をどうやって取るかを考えればいいだけなのです。
だから何が足りないか理解する。
何が間違っているのか理解する。
どうすればいいのか理解する。
自分の考えのどこが間違っているのかを理解しないと、永遠に合格論文は書けません。
あなたに足りないのは100点満点のうちのほんの20~30点程度なのです。
理解できないのであれば、分からないところを質問することです。
本講座の特徴
![重要なことです。](https://gijyutushijyuken.com/wp-content/uploads/2019/04/3d2cea97cc8d568e9d07e8b0db1f1905_m-1024x768.jpg)
本講座ではZoomによる面談を必要に応じて行っています。
直接指導を行っています。
この面談により、添削では理解し難い内容も理解しやすくなります。
100回の添削よりも、1回の面談のほうがはるかに分かりやすくなります。
分からないところを、確実に理解すること。
分からないことを一つずつ分かるに変えていくこと。
技術士に合格するには、この地道な勉強が、一番効果があります。
添削指導を受けるときは、必ず講師の指摘事項を正しく理解することに努めてください。
どのような論文が評価され、どのような論文が評価されないのかを理解する。
評価されるためには何に気を付ければいいのか。
それを理解して覚えることです。
それができるのであれば、技術士の添削講座はどこを受講しても同じです。
合否は講座の良し悪しで決まるのではなく、受講生の心構えで決まります。
あなたが技術士二次試験に合格しないのは「理解する」という一番大事な部分をおろそかにしているからです。
合格する論文の法則を理解していないから、合格する論文が書けないのです。
ただそれだけなのです。
カレーライス理論
![カレーライスの法則](https://gijyutushijyuken.com/wp-content/uploads/2022/01/shutterstock_227377714.jpg)
ビーフカレーの作り方を理解して覚えれば、チキンカレーも作れます。
牛肉を鶏肉に変えればいいだけなのです。
材料を変えるだけで作り方は同じです。
でもビーフカレーの作り方を理解しないで覚えたら、チキンカレーは作れません。
理解して覚えていないので、違うものは作れないのです。
これを「カレーライス理論」といいます。
技術士二次試験も同じです。
同じような問題は出題されますが、同じ問題は出題されません。
「カレーライス理論」と同じで、理解していないと同じような問題は解答できません。
あなたが技術士二次試験に合格しないのは、合格する論文の書き方を理解していないからです。
裏を返せば技術士二次試験はカレーライスを作るのと難易度は変わらないということです。
ではなぜ合格する論文の書き方を理解しようとしないのか?
単にあなたの性格が悪いからです。
技術士二次試験の合否は頭の良し悪しは関係ありません。
合格する論文の書き方を理解しているか否かです。
理解しようとする努力をしていないだけです。
性格が悪いだけなのです。
真面目に努力していないだけなのです。
間違った努力を積み重ねても結果は変わらないのです。
参考:日本技術士会