技術士二次試験10月の勉強法【口頭試験対策のススメ】

富士山
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筆記試験の合格発表は11月上旬です

技術士の筆記試験が終わり2カ月以上が過ぎました。
筆記試験の合格発表が11月上旬です。
口頭試験は筆記試験合格者に対して行われます。
試験の日程が受験生により異なりますが、12月上旬から1月中旬に行われます。
早い方で準備期間は1カ月程度しかありません。

口頭試験に不合格になる方には共通点があります。
それは準備不足です。
準備期間が1カ月では何もできません。
筆記試験の合格を知ってから準備したのでは、口頭試験は間違いなく不合格になります。

合格者の10人に1人は「まぐれ」で合格している

合格者の10人に1人はまぐれで合格しています。
なぜ合格したのか周囲も自分自身も理解できない場合があります。
でも筆記試験に合格したのは事実なのです。
そのような方は必ずと言っていいほど口頭試験対策ししていません。
慌てて準備して、3月に不合格を知って落胆しています。

必ず毎年そのような方から相談を受けます。
なぜ合格率90%の口頭試験に不合格になったのでしょうか?
それは、ひょっとすると半年後のあなたかもしれません。


この10月という何とも言えない時期をどのように過ごすかで、
来年3月のあなたの運命が決まります。

まだ筆記試験の再現をしていない方は、再現論文の作成から始めましょう。
論文を再現していないで合格した人はほとんど存在しません。
不合格の場合はその原因を探る手掛かりになります。
合格した場合は口頭試験で見解を聞かれる可能性があります。
どちらにしても筆記試験の再現は必要なのです。
合格しないのは、論文を再現するという習慣がないからです。

10月になったら口頭試験対策を始めよう

筆記試験の再現ができたら、次は口頭試験対策を行いましょう。
口頭試験対策は1カ月では難しいですが、2カ月あればなんとかなります。
筆記試験の合否を決めるのは、あなたの主観ではありません。
試験官の裁量であなたの合否が決まります。
合格を信じるのではなく、技術士に必要な任務だと思い口頭試験対策を行ってください。

口頭試験対策は、次のことから始めましょう。

口頭試験はどこで行われるのか?
口頭試験は何時から行われるのか?
口頭試験では何を聞かれるのか?
口頭試験ではどのように答えればいいのか?

口頭試験ではどのような受験生が不合格になるのか?

これらの内容について調べてみてください。
まずは調べることです。
調べても分からない場合は、知っている人を探してください。
このサイトでも模擬口頭試験講座を開催しています。
合格発表の前でも、予約受け付けを行っています。

またネットで口頭試験対策の本を購入してもいいでしょう。
これをらの準備を10月からやるのと、11月からやるのとでは大きな差ができます。
受験勉強は早く始めた受験生の勝です。
スタートが遅かった受験生の負けなのです。

口頭試験ではどのような受験生が不合格になるのか?

口頭試験で合格するために必要なことは、前項でお伝えした、
口頭試験ではどのような受験生が不合格になるのか?
を調べることです。

筆記試験の合格率は10%です。
合格する受験生が圧倒的に少ない試験です。
そのため合格するためにはどうしたらいいのか?
を調べてそれを実行する必要があります。


一方で口頭試験の合格率は90%です。
不合格になる受験生が圧倒的に少ない試験です。
そのため合格するにはどうしたら不合格ないなるのか?
を調べてそれを実行しなければいいのです。


筆記試験と口頭試験は合格率が全く違います。
そのため勉強方法も対策の立て方も全く正反対になるのです。

口頭試験は緊張しますが、過度に心配する必要はありません。
どのようにしたら不合格になるかを理解して、それを実行しなえればいいだけです。
その様に考えるだけで気はかなり楽になるはずです。

口頭試験では何を質問されるのか

口頭試験で試験官から質問されることは決まっています。
それは業務経歴と技術士に求められる資質能力(以下コンピテンシー)です。
これ以外にも質問されるかもしれませんが、採点には関係ありません。
業務経歴は技術士受験の資格要件を満たしているか否かを問われます。
本来は申込時に確認すべきことですが、人数が多いため口頭試験で確認します。
コンピテンシーとはコミュニケーション、リーダーシップ、評価、マネジメント、技術者倫理、継続研さんになります。
このコンピテンシーを正しく理解し、業務に意識的に取り入れていることをアピールできれば合格します。
これらのことを普段から意識している人には難しいことではありませんが、意識していない人にとっては難易度が高いかもしれません。
でも心配は無用です。

技術士二次試験の難易度は試験改正の都度に簡単になっている

技術士二次試験は試験方式が改訂されるたびに、試験の難易度が低くなっています。
昔は経験論文というものがありました。
いくら勉強しても業務内容の経験が技術的に高いと判断されない限り合格することは出来ませんでした。

合格するためには、高度な技術的経験をしなければなりませんでした。
そのための採点基準も曖昧でした。
合格するためには高度な経験ができるような会社に勤めている必要があります。
合格するために必要なものは「運」だったのです。


しかし現在は違います。
技術的高度な経験が無くても合格できます。
経験はほとんど加味されません。
問われている内容も簡単です。
現在の試験方式で一番必要とされているのは「謙虚さ」になります。
地道な努力ができる受験生、講師の指導を守る「謙虚さ」があれば合格できるのです。


技術士に合格したければ10月から心を入れ替えて準備を始めましょう。

口頭試験対策講座

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参照:日本技術士会

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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所
代表:横浜すばる
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)

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