令和元年技術士建設部門施工計画、施工設備及び積算Ⅱー1-3 A判定の論文

横浜ベイブリッジの夜景。
ホーム » 技術士二次試験対策 » 建設部門模範解答 » 施工計画・施工設備及び積算 » 令和元年技術士建設部門施工計画、施工設備及び積算Ⅱー1-3 A判定の論文
目次

問題

Ⅱー1ー3建設現場における三大災害を挙げ,それぞれについて, その原因を含めて概説するとともに 具体的な労働災害防止対策を述べよ。
参考:日本技術士会

解答

建設現場における三大災害は、①墜落・転落災害、②重機災害、③倒壊・崩壊災害である。
①墜落・転落災害の概説
「手すりの設置が不十分」、「安全帯の不使用」等の基本的な措置が行われていなかったことが原因で、足場からの転落事故が発生する。・対策:高所作業時は、安全帯を使用する。また、足場の組立解体時は有資格者を配置し、日々の作業前には足場の点検を行う等の対策を行う。
②重機災害(建設機械・クレーン等災害)の概説
「後方確認を怠った」、「重機誘導者を配置していなかった」等の基本的な措置が行われていなかったことが原因で、重機との接触事故が発生する。・対策:作業員は重機オペの死角には入らない。重機作業範囲は立入禁止を明示する。重機オペと合図者の合図方法を作業前に決めておく等の対策を行う。
③倒壊・崩壊災害の概説
「掘削するときに土止めを設置していなかった」、「作業開始前の点検を怠っていた」等の基本的な措置が行われていなかったことが原因で、掘削箇所の土砂が崩壊する事故が発生する。・対策:斜面掘削作業では斜面の状況を確認し、作業計画を作成する。この計画により、降雨後等の綿密な点検、振動を伴う作業の減少、上下作業の禁止等の徹底を図る等の対策を行う。以上。

技術士試験対策はお任せください。

技術士試験対策は横浜すばる技術士事務所

技術士二次試験対策は考える力が重要です。

合格する論文の黄金法則

総監勉強法

総監受験対策資料

選択科目2

必須科目添削講座

選択科目

選択科目添削講座

受験対策

総監論文添削講座

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所代表
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)
あなたの技術士合格を応援します。

目次