8月は、総監部門の理解を深める期間です。
技術士第二次試験 総合技術監理部門の筆記試験が終わった後、
合格発表までの期間に何をすべきか迷う方は多いと思います。
この時期に大切なのは、筆記試験の出来を何度も考え続けることではありません。
また、筆記試験で書いた内容をきれいに整え直すことでもありません。
総合技術監理部門では、
専門技術そのものだけでなく、業務全体をどのように管理し、どのように判断したかが問われます。
そのため、8月は、
5つの管理技術と自分の業務経歴との関係を整理する期間と位置付けるとよいです。
この記事では、
8月に確認すべき技術士会の情報、総監部門の理解を深める観点、5つの管理技術と業務経歴の結び付け方を
整理します。
特に8月は、試験直後の記憶がまだ残っている一方で、合格発表までは一定の時間があります。
この期間を利用して、技術士会が示している試験の位置付けや評価の観点を読み直すことで、
自分が筆記試験でどのような総監視点を使ったのかを落ち着いて確認できます。
また、業務経歴を振り返る際には、単に担当業務や成果を整理するのではなく、
その業務でどの管理技術を使い、何を重視して判断したのかを整理することが重要です。
この整理を行うことで、合格発表後に口頭試験対策へ移る際、
業務経歴、筆記試験での考え方、5つの管理技術を一体として説明しやすくなります。
したがって、8月の学習は新しい知識を増やすことだけを目的にせず、
公式情報に照らして自分の経験を説明し直す作業として進めると効果的です。
技術士第二次試験 総合技術監理部門|まず技術士会の公式情報を確認する
8月に最初に行うべきことは、技術士会のホームページや公表文書を確認することです。
受験勉強をしていると、参考書や講座資料、受験体験記に意識が向きやすくなります。
もちろん、それらも有用です。
しかし、総合技術監理部門の理解を深めるうえでは、まず公式情報に戻ることが重要です。
公式情報を確認すると、
総監部門で何が問われるのか、筆記試験と口頭試験がどのようにつながるのかが整理しやすくなります。

8月は、いきなり想定問答を作り込むよりも、公式情報を読み直すことから始めると効果的です。
特に、
技術士第二次試験の科目、実施案内、実施大綱は、総監部門の理解を深めるための基礎資料になります。
これらを確認すると、総監部門が単なる専門技術の試験ではなく、
課題解決能力、応用能力、業務経歴、体系的専門知識を確認する試験であることが見えてきます。
その理解を踏まえて、
自分の業務経歴を5つの管理技術に対応付けていくことが、8月の中心的な作業になります。
技術士第二次試験 総合技術監理部門|公式情報から読み取るべきこと
技術士会の情報を確認するときは、単に試験日程や科目名を見るだけでは不十分です。
大切なのは、総合技術監理部門で何が問われるのかを、自分の言葉で説明できるようにすることです。
特に確認したいのは、総合技術監理部門の必須科目で問われる内容です。
総合技術監理部門では、安全管理、社会環境との調和、経済性、情報管理、人的資源管理の観点が示されています。
さらに、業務全体を俯瞰し、効率性、安全確保、リスク低減、品質確保、外部環境への影響管理、組織管理などに関する総合的な分析、評価を行う能力が問われます。

公式情報は、受験者にとって読むだけの資料ではありません。
自分の業務を総監部門の言葉で説明するための材料です。
例えば、「業務全体を俯瞰する」とは、
自分の担当範囲だけでなく、関係者、工程、品質、安全、社会的影響まで含めて考えることです。
また、「総合的な分析・評価」とは、
複数の条件を比較し、何を優先して判断したのかを説明することです。
8月は、公式情報に書かれた言葉を、自分の業務経験に置き換えて理解することが重要です。
技術士第二次試験 総合技術監理部門|5つの管理技術を改めて整理する
総合技術監理部門の理解を深めるうえで、5つの管理技術の整理は欠かせません。
ただし、5つの管理技術は、名称を暗記するだけでは不十分です。
重要なのは、それぞれの管理技術が、自分の業務のどの場面に現れていたのかを考えることです。

5つの管理技術は、口頭試験で単に名称を答えるためのものではありません。
自分の業務を説明するための切り口です。
例えば、工程を守るために体制を見直したのであれば、経済性管理と人的資源管理が関係します。
関係者間の認識ずれを防ぐために記録や共有方法を工夫したのであれば、情報管理が関係します。
8月は、このように自分の業務経験を5つの管理技術で分解してみることが大切です。
技術士第二次試験 総合技術監理部門|業務経歴を5つの管理技術で棚卸しする
口頭試験では、業務経歴に基づいて質問される可能性があります。
そのため、8月の段階で、業務経歴を5つの管理技術に対応付けて整理しておくことが重要です。
業務経歴を見直すときは、業務名や成果だけではなく、管理上の課題と自分の判断を整理します。

業務経歴を5つの管理技術で棚卸しすると、口頭試験で説明すべき内容が見えやすくなります。
単に「この業務を担当しました」と説明するのではなく、「この業務ではこの管理上の課題があり、この管理技術を重視して対応しました」と説明できるようになります。
特に、なぜその管理技術を重視したのか、
他の管理技術との関係をどう考えたのかを整理しておくことが重要です。
この整理が、総監部門らしい口頭試験対策の土台になります。
技術士第二次試験 総合技術監理部門|口頭試験を見据えて公式情報と業務経歴をつなげる
技術士会の情報を確認すると、口頭試験は筆記試験合格者に対して行われ、筆記試験の答案及び業務経歴を踏まえて実施されることが分かります。
つまり、8月に行うべきことは、筆記試験の内容を思い出すだけではありません。
公式情報で示されている総監部門の視点と、自分の業務経歴をつなげておくことです。

口頭試験に向けた準備では、公式情報と自分の業務経歴を別々に扱わないことが大切です。
公式情報を読むことで、総監部門として問われる能力を理解します。
次に、自分の業務経歴を見直し、その能力をどの業務経験で説明できるかを整理します。
この順番で準備すると、受験者自身の経験談が、総監部門の評価項目と結び付いた説明になります。
技術士第二次試験 総合技術監理部門|8月の進め方
8月の学習は、長時間の詰め込みではなく、公式情報の確認と業務経歴の整理を中心に進めます。
週ごとにテーマを分けると、無理なく整理できます。

8月は、合格発表後に本格的な口頭試験対策へ移るための準備期間です。
最初に公式情報を確認し、総監部門で問われる内容を把握します。
次に、5つの管理技術を自分の業務経歴に対応付けます。
最後に、
業務経歴をもとに「なぜその管理を重視したのか」「どのように判断したのか」という質問を作ります。
この流れで進めると、合格発表後に口頭試験準備を始めやすくなります。
まとめ|8月は技術士会資料を確認し、総監部門の理解を深める
技術士第二次試験 総合技術監理部門の筆記試験後、8月に主に実施すべきことは、
技術士会のホームページや文書を確認し、総監部門に関する理解を深めることです。
そのうえで、5つの管理技術と業務経歴との関係を整理します。

8月は、技術士会の公式情報を確認し、総合技術監理部門で何が問われるのかを理解する期間です。
まず、試験科目、実施案内、実施大綱、過去問題を確認します。
次に、総監部門の必須科目が、課題解決能力及び応用能力を問うものであることを理解します。
そのうえで、5つの管理技術を自分の業務経歴に対応付けます。
この整理をしておくと、口頭試験で業務経歴を聞かれたときに、
単なる業務紹介ではなく、総監部門としての理解に基づいた説明ができます。
8月にやるべきことを一言でいえば、公式情報を確認し、総監部門の理解を深めることです。
そして、その理解を自分の業務経歴に結び付けることです。
合格発表後に慌てないためにも、8月のうちに、
技術士会のホームページや文書を確認し、5つの管理技術と業務経歴との関係を整理しておきましょう。
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