技術士第二次試験 総合技術監理部門の勉強方法|5つの管理で考える試験である

桜木町
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技術士第二次試験の総合技術監理部門は、多くの受験生がつまずきやすい部門です。


一般部門には合格した!・・・・・・・・・・・・・・(ドヤ顔)
専門技術には自信がある!!!・・・・・・・・・・・(更にドヤ顔)
業務経験も十分にある!!!!!!・・・・・・・・・(自信満々にドヤ過ぎるドヤ顔)



それなのに、総合技術監理部門の勉強を始めると、
結局、何を勉強すればよいのか分からない・・・・・・・・・?(冷や汗)
5つの管理を覚えたが、答案にどう使えばよいのか分からない・・・・???(苦笑い)
専門部門の記述式答案と何が違うのか分からない・・・・・・・・・・・?????(絶望感)
という状態になりやすいです。


さらに筆記試験を受験すると
総合技術監理部門は意味不明・・・・・・・・(涙) 軽傷
総合技術監理部門はどうしたら合格できるの????・・・・・・(大粒の涙) 重傷
たりらりら〜んのこにゃにゃちわ〜こにゃにゃちわ〜
これでいいのだ(天才バカボン風に)・・・・・・・・・・・・・・(そんなわけ無いだろ)
 重体
という状態になります。



結論をいえば、技術士第二次試験 総合技術監理部門は、
専門技術をさらに詳しく説明する試験ではありません


業務やプロジェクトを全体として捉え、
経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の5つの管理を使って、総合的に判断できるかを問う試験
です。


今回は、技術士第二次試験 総合技術監理部門の勉強方法について、初学者にも分かるように整理します。

総合技術監理部門では、専門技術そのものを否定するわけではありません。
専門技術は、業務を理解するための重要な土台です。

ただし、答案の中心に置くべきものは、専門技術の詳細説明ではありません。

自分が関わった業務を、5つの管理の視点からどのように捉え、どのような制約条件の中で、なぜその判断を行ったのかを説明することが重要です。

目次

結論|技術士第二次試験 総合技術監理部門は専門技術を5つの管理で捉え直す試験である

技術士第二次試験 総合技術監理部門で最初に理解すべきことは、
専門技術をさらに深く説明するだけでは合格答案にならない
ということです。

もちろん、専門技術の理解は必要です。専門技術がなければ、実務上の判断の妥当性を説明することはできません。
しかし、専門技術の説明だけでは、総合技術監理部門の答案としては不十分です。

総合技術監理部門で問われるのは、あなたが関わってきた業務やプロジェクトを、単なる専門技術の問題としてではなく、
管理上の問題として捉えられるか
です。

たとえば、ある設備更新プロジェクトを考えます。
一般部門であれば、設計条件、技術的課題、採用した工法、性能評価などを中心に説明します。
一方、総合技術監理部門では、それに加えて、費用や工程は適切だったか、限られた人員でどう実施したか、必要な情報は関係者に共有されていたか、作業安全や運用上の安全は確保されていたか、社会環境への影響や説明責任はどう果たしたか、複数の制約条件の中でなぜその判断を選んだのか、という見方が必要になります。

一般部門は「技術的にどう解決したか」を見ます。
総合技術監理部門は「業務全体をどう管理し、どう判断したか」を見ます。


ここを理解できれば、技術士第二次試験 総合技術監理部門の勉強は一気に進めやすくなります。

技術士第二次試験 総合技術監理部門が難しく感じる理由

なぜ総合技術監理部門は難しいと感じるのか?

技術士第二次試験 総合技術監理部門が難しく感じる理由は、
問題そのものが難解だからというより、何を基準に答案を書けばよいのかが見えにくいからです。

一般部門の場合、課題を抽出する、最重要課題を選ぶ、解決策を示す、リスクを示す、という比較的分かりやすい流れがあります。
一方、総合技術監理部門では、業務全体を俯瞰し、5つの管理の関係を考え、さらにリスク、トレードオフ、総合的判断まで示す必要があります。

「経済性管理は費用のことだろう」「人的資源管理は人材育成を書けばよいのだろう」「情報管理は情報共有を書けばよいのだろう」「安全管理は安全対策を書けばよいのだろう」「社会環境管理は環境配慮を書けばよいのだろう」という理解は間違いではありません。
しかし、これだけでは浅いです。

大切なのは、それぞれの管理が、業務全体の中でどのように関係し、どのような制約や利害の中で判断されたのかを示すことです。

総合技術監理部門不合格になりやすい答案の考え方

総合技術監理部門では、専門技術を詳しく書いた後に5つの管理を付け足すのではありません。
最初から業務全体を5つの管理で捉え、最後に総合的な判断へつなげることが重要です。

専門技術の説明だけでは答案にならない

技術士第二次試験 総合技術監理部門でよくある失敗は、答案が専門部門の延長になってしまうことです。
たとえば、設計業務を取り上げた場合に、設計基準、計算条件、材料特性、設備仕様などを詳しく説明しすぎる答案があります。

専門技術の説明は必要です。
しかし、総合技術監理部門では、その専門技術を使って、業務全体をどう管理したのかが問われます。
専門技術は主役ではなく、管理上の判断を説明するための土台です。

5つの管理を暗記しても点数につながらない

次に多い失敗は、5つの管理を暗記しただけで満足してしまうことです。
経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の5つを覚えることは当然必要です。
しかし、覚えただけでは答案は書けません。

「経済性管理としてコスト低減を図る」「人的資源管理として教育を行う」「情報管理として情報共有を行う」「安全管理として安全対策を行う」「社会環境管理として環境に配慮する」と書いただけでは、業務全体の中でなぜその管理が必要なのかが見えません。

総合技術監理部門では、5つの管理を「用語」として使うのではなく、判断の枠組みとして使う必要があります。

個別最適ではなく総合的な判断が求められる

技術士第二次試験 総合技術監理部門では、個別最適ではなく、総合的な判断が求められます。
コストだけを見れば安い方法がよいかもしれません。
しかし、その方法では作業員の負担が大きくなり、安全リスクが高まるかもしれません。
安全だけを最大化しようとすれば、過剰な対策となり、費用や工程に大きな影響を与えるかもしれません。

このように、実務では、経済性、安全、人材、情報、社会環境の要求が常に同じ方向を向くわけではありません。

だからこそ、トレードオフを意識した判断が重要になります。

技術士第二次試験 総合技術監理部門で重要な5つの管理とは何か

総合技術監理部門の5つの管理とは

技術士第二次試験 総合技術監理部門では、5つの管理を使って業務を捉えます。

5つの管理は、別々に存在しているのではありません。
安全対策を強化すれば費用や工程に影響します。
人員不足は情報共有や安全管理に影響します。
社会環境への配慮は、費用、工程、説明責任に影響します。
このように、管理分野同士の関係を見せることが、総合技術監理部門らしさになります。

経済性管理

経済性管理は、単にコスト削減を書くことではありません。費用、工程、品質、生産性、投資効果、保全性、ライフサイクルコストなどを含めて、限られた資源をどう有効に使うかを考える視点です。

経済性管理では、「安くする」ではなく、業務目的に対して資源配分を最適化すると考えると答案に使いやすくなります。

人的資源管理

人的資源管理は、人員数や教育だけではありません。役割分担、力量管理、技術継承、協力会社との連携、属人化の防止、多様な人材の活用、モチベーション維持なども含まれます。

単に「教育を行う」と書くのではなく、誰に、何を、どのような仕組みで継承するのかまで書けると、答案の具体性が高まります。

情報管理

情報管理は、文書管理や情報共有だけではありません。必要な情報を、必要な人に、必要なタイミングで伝える仕組みです。データの信頼性、変更管理、記録、ナレッジマネジメント、情報セキュリティ、関係者間の認識合わせなども含まれます。

技術士第二次試験 総合技術監理部門では、情報を「持っているか」ではなく、業務全体の中で「使える状態に管理されているか」を考えることが重要です。

安全管理

安全管理は、労働安全だけではありません。作業安全、設備安全、品質上の安全、運用上のリスク、ヒューマンエラー、災害時対応、事故未然防止などを含みます。

安全対策を増やせば、費用や工期が増えることがあります。このような関係を踏まえて、安全をどう確保するかが総合技術監理部門らしい視点です。

社会環境管理

社会環境管理は、環境負荷低減だけではありません。地域社会への影響、法令遵守、説明責任、持続可能性、ステークホルダーとの関係、事業の社会的受容性なども含まれます。

「環境に配慮する」と抽象的に書くだけでは弱いです。誰にどのような影響があり、どのように説明し、どのような対策を取るのか。ここまで書くことで、答案に説得力が出ます。

技術士第二次試験 総合技術監理部門 記述式試験の勉強方法

総合技術監理部門に合格したければ問題文を丁寧に読め

技術士第二次試験 総合技術監理部門の記述式試験では、まず問題文を丁寧に読むことが重要です。
問題文は長く、要求事項も多くなりがちです。
そのため、いきなり書き始めると、設問の要求を外しやすくなります。

問題文を読んだら、何について書くことが求められているか、どの条件を満たす必要があるか、どの管理分野の視点を入れる必要があるかを確認してください。
自分が書きたいことを書くのではありません。問題文で要求されていることを書くのです。

記述式答案は、この流れで考えると整理しやすくなります。
特に最後の「トレードオフと判断理由」が弱いと、専門技術の説明で終わった答案に見えやすくなります。

記述式答案を書くときのポイント

記述式答案を書く時のポイントは3つあります。

1つ目は、業務全体を最初に示すことです。
何の業務なのか、目的は何か、成果物は何か、どのような制約条件があるのかを示すことで、読み手は答案の前提を理解しやすくなります。

2つ目は、5つの管理を単に並べるのではなく、関係づけることです。
たとえば、工程短縮は経済性管理に関係しますが、現場負荷が増えれば人的資源管理や安全管理にも関係します。設計変更情報が正しく伝わらなければ、情報管理の問題であると同時に、品質や安全にも影響します。

3つ目は、判断理由を明確にすることです。
「この対策を実施した」だけでは不十分です。なぜその対策を選んだのか、ほかの選択肢と比べてどのように妥当性を判断したのかを書くことで、総合技術監理部門らしい答案になります。

技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式試験の勉強方法

技術士第二次試験 総合技術監理部門の択一式試験では、キーワードを覚えることも必要です。しかし、キーワード暗記だけでは点数が伸びにくいです。

択一式試験では、知識を持っていることに加えて、
問題文を正確に読み取り、選択肢の正誤を論理的に判断する力が求められます。

そのため、択一式試験の勉強では、知識力、読解力、論理力の3つに絞って考えると整理しやすくなります。

択一式の学習では、正解肢がなぜ適切なのかよりも、
不正解肢のどこが不適切なのかを確認することが重要です。

特に、総合技術監理部門では、単に用語を知っているだけではなく、5つの管理の考え方に照らして、その選択肢が妥当かどうかを判断する必要があります。

過去問を解くときは、正解したかどうかだけで終わらせないでください。
正解肢と不正解肢の違いを説明できる状態まで確認することで、得点力が高まります。

択一式試験で意識したい読み方

択一式試験では、選択肢の文章を丁寧に読む必要があります。
特に、次のような表現には注意が必要です。

■「必ず」「すべて」「のみ」などの断定表現
■前提条件が限定されている表現
■用語の一部が似た言葉に入れ替えられている表現
■理由と結論のつながりが不自然な表現
■管理分野の意味を取り違えた表現

択一式は、知識だけでなく、文章を読み解き、論理的に正誤を判断する力も問われます。
過去問演習では、正解番号だけでなく、選択肢のどこが正しく、どこが誤っているのかを確認する習慣をつけましょう。

5月に実施した方がよい学習内容

5月から技術士第二次試験 総合技術監理部門の勉強を本格化する場合、週ごとに細かく区切るよりも、5月全体で実施すべき内容を明確にしておくことが重要です。

5月の段階では、焦って答案を大量に書くよりも、総合技術監理部門の考え方に頭を切り替え、記述式試験と択一式試験の両方に対応できる土台を作ることを優先します。

5月の学習で大切なのは、知識を詰め込むことだけではありません。
総合技術監理部門では、5つの管理を使って業務全体を捉え、リスクやトレードオフを踏まえて判断する力が求められます。

そのため、5月は、過去問を通じて設問の要求を読み取り、答案の基本構成を理解し、択一式で必要な知識力・読解力・論理力を鍛える期間と位置づけると効果的です。

まとめ|技術士第二次試験 総合技術監理部門は「覚える試験」ではなく「管理の視点で考える試験」である

技術士第二次試験 総合技術監理部門は、専門技術の知識量だけで勝負する試験ではありません。重要なのは、業務やプロジェクトを全体として捉え、経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理の関係を意識しながら、総合的に判断することです。

技術士二次試験総合技術監理部門受験対策

技術士二次試験総合技術監理部門受験対策資料

ケーブル

■総合技術監理部門受験対策資料
pdf資料
1.総監入門編
2.業務経歴票編
3.記述式試験編
4.択一試験編

技術士二次試験総合技術監理部門個別指導講座

■総合技術監理部門個別指導講座
総合技術監理部門完全講座
総合技術監理部門選択科目講座(記述式)

技術士口頭試験講座

技術士口頭試験対策講座(総合技術監理部門を除く全部門対応)Zoom講座

花火

◆内容:Zoomによる模擬口頭試験
口頭試験対策資料を事前に読んで頂き口頭試験で試される能力を理解して頂きます。想定問題を送付するのでその解答を考えて頂きます。Zoomによる模擬口頭試験を実施します。メールによる質問は口頭試験前日まで受け付けています。

技術士口頭試験対策講座(総合技術監理部門)Zoom講座

大桟橋

◆内容:Zoomによる模擬口頭試験
口頭試験対策資料を事前に読んで頂き口頭試験で試される能力を理解して頂きます。想定問題を送付するのでその解答を考えて頂きます。Zoomによる模擬口頭試験を実施します。

技術士口頭試験講座【全部門対象】(対面式)

マリン

◆内容:対面による模擬口頭試験
口頭試験対策資料を事前に読んで頂き口頭試験で試される能力を理解して頂きます。想定問題を送付するのでその解答を考えて頂きます。対面による模擬口頭試験を実施します。

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