総合技術監理キーワード集とは|総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

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技術士制度における総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すため、キーワード集を取りまとめたものが技術士会より公表いたします。
【本キーワード集の留意点】
・それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
(総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)
・各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
・法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。
本キーワード集の内容は、令和7年11月時点での情報である。(今後、技術や社会の進展に対応するため、適宜改訂の予定。)

総合技術監理キーワード集を読み解いてみましょう

目次

総合技術監理キーワード集が公開されました

文部科学省のホームページに総合技術監理部門の技術体系(キーワード)が公開されました。
技術士制度における総合技術監理部門の概念および技術体系を示したもので、試験範囲を示したものではありません。
ただし、このキーワード集以外から試験問題が出題されることはほとんどありません。
まだ口頭試験の真っ只中ですが、来年度に総合技術監理部門を受験予定の方はまず目を通すところから始めてください。
2023年度版と比較しても内容にそこまで変化はありません。

参考情報:文部科学省
参考情報:日本技術士会

総合技術監理キーワード集の存在理由

総合技術監理部門だけキーワード集が存在しています。
なぜ総合技術監理部門にだけキーワード集が存在しているの気になりませんでしょうか?
その答えは「まえがき」に記載されています。

総合技術監理キーワード集|まえがき

技術士制度における総合技術監理部門は2001年度(平成13年度)に新設された。 この部門は,他の技術部門と異なり,その学際的な性質上,直接的に対応する学協会等がない。そこで文部科学省は委託調査研究を行い,その成果を『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』として2001年に(社)日本技術士会より出版,また同書の改訂版である第二版(通称『青本』)を2004年に出版した。しかし年月が経ち,技術の進展に対応していない内容が目立つようになったため,2017年2月に絶版とされた。
そこで青本に替わるものとして,本キーワード集を編集することとした。これは総合技術監理の概念及びその範囲を,主要キーワードを例示することによって示そうというものである。本キーワード集は,今後,技術や社会の進展に対応するため,適宜,改訂が行われることを意図している。
このキーワード集の利用にあたっては,次のことに留意されたい。
1.それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり,すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
2.各キーワードの示す概念や内容については,利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
3.法律等の名称は,いわゆる通称を用いた。

総合技術監理キーワード集|まえがきの解説

どうでしょうか?
他の技術部門と異なり、直接的に対応する学協会などがないと記載されています。
すなわち、総合技術監理部門は他の技術部門と明確に異なるということが書かれています。
これ、非常に重要な文言です。
総合技術監理部門を受験される方はこのまえがきをしっかり理解してください。
対応する学協会がないということは、基準や指針がないので、採点基準が存在しないと言えます。
では、何をもって採点基準としているのか?
それがキーワード集です。

さらに、技術や社会の進展に対応するため、適宜、改訂が行われるとも書かれています。
改訂とは、「書物や文書などの欠点を直すなど、内容を改めること。」と定義されています。
削除される場合もあれば、追加される場合もあるということです。
ということは、2023年度版のキーワード集からから削除されたキーワードは重要ではなくなったということです。
一方で、追加されたキーワードは重要性が増したため、新しく追加されたということです。
つまり、2024年度版で追加されたキーワードは必ずおさえておく必要があります。
2023年度版と2024年度版を比較し、新たに追加されたキーワードの概要を調べるところから始めれば、効率良く試験勉強を進めることが可能です。

総合技術監理キーワード集に「総合技術監理が必要とされる背景」が書かれている理由

総合技術監理が必要とされる背景

 科学技術による様々な成果は日々の生活の中に浸透し,人々はその豊かさ,便利さを享受している。しかし科学技術そのものは巨大化・総合化・複雑化が進展し,それに伴ってもたらされる恩恵も,またそれによって引き起こされる事故や環境汚染等の社会への負の影響も,従来に比して遥かに大きなものとなってきている。このような科学技術及びその利用を正しい方向へ発展させていくには,一部の専門家の努力に頼るだけでなく,企業や研究機関などの組織的活動を基盤とする不断の努力が必要であろう。
 一例として,科学技術業務の結果として産み出される新製品の開発を考えてみよう。
近年の新製品の多くは,その概念が想起されても直ぐには具現化できず,工夫や試行錯誤の結果ようやく具現化されても,初期段階では高価であるとか,品質を保持できないとか,安全性に問題があるなど,様々な不安定要素を内包する。その後,時間をかけて技術的な努力を積み上げ,品質の向上,コストの低減,安全性の確保,環境負荷の低減などを図ることによって,ようやく一般の人々が広く利用できる優れた製品にまで仕上がるのである。
 この改良の過程では,各々のフェーズでそれぞれの技術改善が行われる。それらは専門技術者の個人やチームの発想と努力によるものもある一方で,企業などの組織の視点から問題点や課題が提起されることも多い。例を挙げると,脱炭素をはじめとする環境負荷低減,製品リサイクルを念頭に置いた素材選び,製品使用上の安全性の追求,製品製造上の安全性の確保ならびに働き易い職場の形成,IT技術を用いた製造過程の情報化・効率化,システムセキュリティや知的財産を重視したより頑健な経営環境等である。
 このような問題点や課題を継続的に発見し対策を検討していくには,それぞれの問題点や課題を個別に管理するのでは追いつかない。業務全般を見渡した俯瞰的な把握・分析に基づき,複数の要求事項を総合的に判断することによって全体的に監理していくことが必要となる。このような背景から,そのような能力を持った人材を育成し活用を図るため,技術士のひとつの部門として「総合技術監理部門」が導入された。ここで「監理」という文字を使用しているのは,総合技術監理が各管理活動やその他の内容を総合して監督する概念であることを明確にするためである。
 現代の科学技術はもはや一部の専門家が推進し一部の人がそれを利用するという性格のものでなく,科学技術の行使がたとえ小さなものであってもその影響が地球的規模に及ぶ可能性があり,そのような状況の中で自らが携わる技術業務が社会全体に与える影響を正しく把握し,社会規範や組織倫理から定まる行動規範を自らの良心に基づいて遵守する高い倫理観を持った総合技術監理技術者が必要とされているのである。

総合技術監理が必要とされる背景の解説

まえがきの次に確認すべき項目は、「総合技術監理が必要とされる背景」です。
対応する学協会が存在しないにも関わらず、総合技術監理部門が存在する理由って気になりませんか?
その答えがこの背景の中に明記されています。
逆に考えると、この背景を理解しないままに総合技術監理部門を受験しても絶対に合格しません。
野球にしろサッカーにしろ、ルールを知らないままに勝つことなんて不可能ですよね。
それと同じで、試験のルールを理解するところから始めなければ同じ土俵にすら立てません。

背景の中に書かれた内容を紐解いていくと、あるキーワードに辿り着きます。
このキーワードに気づけた受験者のみが、総合技術監理部門に合格できるのです。
総合技術監理部門の受験者は既に技術士であり、他の技術士を差し置いて合格しようと思えば、戦略的にこのキーワードを展開していかなければなりません。
その秘密、知りたくありませんか?
横浜すばる技術士事務所が長年にわたり蓄積したノウハウがここに凝縮されています。

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まとめ

口頭試験は続いていますが、来年度の総合技術監理部門を受験する人は早めに勉強を開始するのが合格への近道です。
総合技術監理部門は他の技術部門とは異なるので、まずは試験内容を理解することが必須です。
内容を理解してしまえば総合技術監理部門は簡単です。
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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所専任講師
技術士(総合技術監理部門、建設部門(土質及び基礎))

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