【技術士二次試験】不合格を繰り返す人が勘違いしている「論文の書き方」と、減点されない黄金のルール

江ノ島夜

技術士二次試験の合格を目指して勉強に励む皆様、日々のお仕事との両立、本当にお疲れ様です。

「毎日必死に参考書を読み、技術的な知識も十分に頭に入っているはずなのに、なぜか論文が合格基準に達しない……」「独学で何度も挑戦しているけれど、何が悪いのか分からずリベンジの糸口が見えない……」

そんな深い悩みを抱えていませんか?

実は、技術士二次試験の論文で不合格を繰り返してしまう人には、ある共通した「勘違い」があります。この試験で求められているのは、誰も知らないような高度な専門知識の披露ではありません。

今回は、技術士論文で不合格を繰り返す人が陥りがちな罠と、確実に合格ラインをクリアするための「減点されない黄金のルール」について、分かりやすく丁寧に解説します。

目次

なぜあなたの技術士論文は落ちるのか?よくある2つの勘違い

どれだけ実務経験が豊富で、優れた技術知識を持っている人でも、試験の「評価基準」を誤解していると論文は通りません。まずは、多くの受験生が陥りがちな2つの大きな勘違いを確認しましょう。

技術的に「高度なこと」を書こうとしすぎている

最も多い失敗が、自分の持っている最先端の知識や、自慢のコアな技術を論文に詰め込んでしまうことです。採点官が読みたいのは、あなたの「知識自慢」ではありません。「問題の本質を理解し、技術士として適切に課題を解決できる能力があるか」を見ています。難しい専門用語を並べ立てる必要はないのです。

問題文の「要求」を無視して自分の書きたいことを書いている

試験本番では、緊張や焦りから、問題文をじっくり読まずに「あ、このキーワードならあの知識が使える!」と飛びついてしまいがちです。その結果、設問の問いに対して正面から答えていない、いわゆる「会話が成立していない論文」になってしまいます。どんなに素晴らしい内容でも、問われていることに答えていなければ一発で不合格になってしまいます。

合格に必要なのは知識ではなく「正しい日本語の読解力と語彙力」

では、試験を突破するために本当に必要な能力とは何でしょうか。それは、高度な専門知識ではなく、「問題文を正しく読み解く日本語力」「採点官に伝わるように表現する語彙力」です。

技術士論文を攻略する上で、絶対に忘れてはならない重要なポイントは以下の3つです。

  • 加点を狙うのではなく「減点されないこと」を徹底する: 技術士試験は、素晴らしい提案に点数を足していく「加点方式」ではなく、ミスを見つけて引いていく「減点方式」の側面が強い試験です。突飛なアイデアで満点を狙う必要はありません。ミスなく、手堅く「合格点(60点)」をクリアすることが最優先です。
  • 問題文の「要求」をすべて網羅する: 「〜について課題を3つ挙げ、それぞれの解決策を示せ」と言われたら、必ず課題を3つ、解決策を3つ、過不足なく書く必要があります。文字数も指定の範囲内(8割〜9割以上)を必ず埋めましょう。
  • 採点官にストレスを与えない「型」で書く: 何百枚もの論文を読む採点官は、一読して意味が分からない論文を嫌います。結論ファースト、見出し(骨子)の明確化、主語と述語の一致など、読みやすさへの配慮が不可欠です。

一発合格者が実践している「暗記&アレンジ(TTP)」の具体策

「そうは言っても、限られた時間の中でどうやって合格論文を書けばいいの?」と思いますよね。そこでおすすめなのが、要領の良い一発合格者たちがこっそり実践している「暗記&アレンジ」という手法です。

ゼロから論文を組み立てようとするから時間が足りなくなります。合格への最短ルートは、徹底的に真似すること(TTP=徹底的にパクる)から始まります。

まずは模範解答を「暗記」する

まずは、信頼できるテキストや講座の「模範解答」をいくつか用意します。自分で書く前に、まずはその文章の構成や、使われている言葉の選び方を頭にインプット(暗記)してしまいます。料理で言えば、「基本のレシピ」を完全に覚えるようなものです。

問題文に合わせて「アレンジ」して組み合わせる

本番の試験では、あなたが暗記した模範解答と全く同じ問題が出ることはありません。しかし、ベースとなる「基本の型」が頭に入っていれば、本番の問題文をよく読み、その要求に合わせてパーツを組み替えたり、言葉を少し変えたり(アレンジ)するだけで、合格レベルの論文がスラスラと書けるようになります。

まとめ:最短で合格論文をマスターするためのロードマップ

技術士二次試験の論文は、決して手が届かない難攻不落の城ではありません。試験の本質が「知識の量」ではなく「日本語のルールに則ったコミュニケーション」であると気づければ、合格は一気に近づきます。

まずは過去問と模範解答を見比べ、どのように問題文の要求に応えているかを観察することから始めてみてください。あなたの努力が正しい方向へ結びつき、次回の試験で見事にサクラサクことを心より応援しております!

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1.帰納法と演繹法
2.技術士とはなにか
3.技術士二次試験の採点基準
4.業務経歴票の作成指導
5.記述式試験の採点方法
6.試験対策
7.合格する受験生不合格になる受験生の特徴
8.建設部門、上下水道部門筆記試験模範解答集
9.全7回オンライン講座の参加
10.筆記試験再現論文の査読・講評(不合格だった場合)

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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所
代表:横浜すばる
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)

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