総合技術監理部門択一式問題の解説【平成28年度社会環境管理】

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平成28年度総合技術監理部門択一式問題社会環境管理について解説いたします。

目次

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-33

平成27年版環境・循環型社会・生物多様性白書による我が国の環境の現状に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 大気環境については,二酸化窒素(N02)はほぼ全ての測定局で環境基準を達成しているが,光化学オキシダントは環境基準の達成状況が全国的に極めて低い。
② 水環境については,公共用水域の人の健康の保護に関する環境基準の達成率が平成25年度では約80%である。
③ 市街地の土壌汚染については,汚染事例の判明件数は長期的に増加傾向にある。
④ 騒音及び振動の苦情件数は近年増加傾向にあるが,悪臭の苦情件数は減少している。
⑤ 難分解性,高蓄積性等の性質を持つポリ塩化ビフェニル(PCB)などの特に有害な化学物質については,環境中の濃度レベルは横ばい又は漸減傾向にある。

【解説】正解② 青本外から、我が国の環境の現状に関する出題です。
人の健康の保護に関する環境基準は、ほぼ全ての地点で環境基準を達成しています。
知らないと解けない問題です。

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-34

次のうち,環境に関する用語についての(ア)~(オ)の記述に対応する略語の組合せとして最も適切なものはどれか。
(ア)生産者がその生産した製品が使用され,廃棄された後においても,当該製品の適正なリサイクルや処分について一定の責任を負うという考え方である。
(イ)ビルや工場の省エネ化に必要な,技術・設備・人材・資金などを包括的に提供するサービスである。
(ウ)廃棄物を排出する事業者は,事業活動によって生じた産業廃棄物を自らの責任において処理しなければならないという考え方の基となった原則である。
(エ)有害性のおそれがある化学物質の環境への排出量及び廃棄物に含まれている移動量を登録して公表する仕組みである。
(オ)事業者が化学物質や製品を他の事業者に出荷する際に,その相手方に対して該当する化学物質に関する情報を提供するためのものである。
  (ア)   (イ)   (ウ)   (エ)    (オ)
①  EPR  SDS   PPP   PRTR   ESCO
② EPR  ESCO  PPP   PRTR   SDS
③ PPP  ESCO   EPR   SDS    PRTR
④ PPP  PRTR   EPR   ESCO   SDS
⑤ SDS  PRTR   EPR   PPP    ESCO

【解説】正解② 青本の社会環境管理全般から、環境に関する用語の出題です。
EPR(拡大生産者責任:Extended Producer Responsibility)青本175ページ
ESCO(Energy Service Company) 青本178ページ
PPP(汚染者負担の原則 Polluter Pays Principle)青本183ページ
PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)青本186ページ
SDS(安全データーシートSafety Data Sheet)青本186ページ
出題される頻度が高いので、よく覚えておきましょう。

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-35

放射性物質汚染対処特措法(平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法)に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① 事故により原子力事業所外に飛散したコンクリートの破片その他の廃棄物の処理は,関係原子力事業者が行う。
② 特定廃棄物の収集,運搬,保管及び処分は国が実施する。
③ 特定廃棄物は,対策地域内廃棄物,特別管理廃棄物,指定廃棄物の3つをいう。
④ 除染特別地域については,国が除染計画を策定し,除染事業を実施する。
⑤ 汚染状況重点調査地域については,指定された市町村が除染実施計画を定め,除染実施区域を決定する。

【解説】正解③ 青本外から、放射性物質汚染対処特措法に関する出題です。
③特別管理廃棄物は該当しません。青本182ページ

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-36

日本のエネルギー問題に関する次の(ア)~(エ)の記述のうち,適切なものの数はどれか。
(ア)日本は2004年末まで世界最大の太陽光発電導入国だったが,急速に導入量を増加させたドイツに首位を奪われた結果,2013年末において,太陽光発電の累積導入量で世界第2位となっている。
(イ)東日本大震災後の原子力発電所の稼働停止により,電力の化石燃料依存度は2013年度には約9割となり,2010年度の約6割から大きく上昇した。
(ウ)将来の有望な二次エネルギーである水素について,2013年から水素ステーションの先行整備が開始され,翌年には世界に先駆けて燃料電池自動車の市販が開始された。
(エ)太陽光発電により発電された電気を対象として一定の価格で電力会社が買い取る「固定価格買取制度」が日本でも2012年7月から開始され,2014年度からは風力,バイオマス等の全ての再生可能エネルギーにより発電された電気に拡充された。

①  0  ② 1  ③ 2  ④ 3  ⑤ 4

【解説】正解③ 青本外から、日本のエネルギー問題に関する出題です。
(ア)○  (イ)○  (ウ)2015年から燃料電池自動車の市販が開始された
(エ)2012年から風力、バイオマス等の再生可能エネルギーも対象になっています。

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-37

環境影響評価に関する次の(ア)~(エ)の記述のうち,適切なものの数はどれか。
(ア)環境影響評価法においては,第一種事業及び第二種事業のうち,第二種事業に対してスクリーニングの手続きが定められている。
(イ)地方自治体が制定する環境影響評価に関する条例においては,環境影響評価法で定められた手続き以外のものを規定することはできない。
(ウ)事業者は,環境影響評価書を作成した時は,公告・縦覧した上で,住民への説明会を開催し,意見を求めなければならない。
(エ)第一種事業及び第二種事業を実施しようとする者は,計画段階配慮事項についての検討を行った結果について,計画段階環境配慮書を作成しなければならない。
① 0  ② 1  ③ 2  ④ 3  ⑤ 4

【解説】正解② 青本195ページ、環境アセスメントに関する出題です。
出題頻度が高い問題なので、確実に得点する必要があります。
(ア)○ 青本195ページ (イ)×法で定めた手続き以外のものも規定できます
(ウ)×環境影響評価書ではなく、環境影響評価準備書です。評価したものに対して意見を求めても意味がありません。準備したものに対して意見を聞きます。
(エ)× 第二種は任意になります。

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-38

ライフサイクル・アセスメント(LCA)に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
① LCAは,製品及びサービスにおけるライフサイクル全般にわたっての総合的な環境 負荷を客観的に評価する手法の一つである。
② ISO及びJISによる標準化においては,LCAは大きく分けると,目的と調査範囲の設定,インベントリ分析,影響評価,結果の解釈の4つの要素から構成されている。
③ ライフサイクル・インペントリ分析を行う際に,リサイクル工程がある場合には,環 境負荷がどの製品に帰属するのか単純に分析できない。
④ 影響評価は,分類化,特性化,重み付けという3つのステップで行われる。
⑤ LCAの手法のひとつである産業連関法は,特に新技術やリサイクルを含めた分析に適している。

【解説】正解⑤ 青本200ページ、ライフサイクル・アセスメント(LCA)に関する出題です。
⑤産業連関法は新技術やリサイクルには適していません。青本201ページ

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-39

組織の環境管理活動に関する次の(ア)~(オ)の記述のうち,適切なものの数はどれか。
(ア)環境アカウンタビリティとは,企業などの組織において,財務的な事項だけでなく,非財務的な自然・環境に関わる事項を含めて社会に報告する責任を有するという考え方である。
(イ)環境報告書は,組織の環境管理活動の内容を組織外に公開するためのもので,一定規模以上の企業には作成が義務付けられている。
(ウ)環境管理システムは,環境に関する経営方針(環境方針)を体系的に実行していくためのシステムである。
(エ)エコアクション21の主たる目的は,大手事業者が環境保全の取り組みを体系的に展開していくための仕組みを提供することである。
(オ)環境会計には,環境会計情報が環境報告書などを通じて社会に開示される外部報告的な性質と,環境保全に取り組む際に合理的な意思決定を行うためのツールとして利用できる内部管理的な性質の2つの側面がある。

 ①1  ② 2  ③ 3  ④ 4  ⑤ 5

【解説】正解③ 青本205ページ、組織の環境管理活動に関する出題です。
(ア)○ 青本205ページ (イ)× 義務ではなく任意になります。青本205ページ
(ウ)○ 青本206ページ 
(エ)× エコアクション21は中小事業者等の幅広い事業者に対して、自主的に「環境への関わりに気づき、目標を持ち、行動することができる」簡易な方法。 青本207ページ
(オ)○  青本205ページ

総合技術監理部門択一式問題の解説:平成28年度設問Ⅰー1-40

次のうち,環境調査の対象となる動植物と調査手法の組合せとして最も適切なものはどれか

  ア  イ  ウ  エ
①  A   B   C   D
②  B   A   D   C
③  B   D   B   A
④  C   D   B   A
⑤  C   A   B   A

 対象となる動植物       調査手法
昆虫 Aラインセンサス法
陸上植物         Bライトトラップ法
ほ乳類Cフィールドサイン法
鳥類Dコドラート法
  

【解説】正解③ 青本外から、動植物の調査手法に関する出題です。
知らないと解けない問題です。

参考:日本技術士会

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まとめ

平成28年度総合技術監理部門択一式試験社会環境管理について説明しました。
択一式試験は過去問題を中心に勉強するのが合格への近道です。
休みの日にまとめて勉強するのではなく毎日のスキマ時間で勉強してください。
総合技術監理部門受験対策資料を平日毎日30分読む習慣をつけてください。
それが合格への最短コースです。

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