技術士二次試験の論文は「である調」「です・ます調」どちら?文体で迷わない判断基準

技術士二次試験の論文で二つの文体を比較する受験者

技術士二次試験の論文を書き始めるとき、「である調」と「です・ます調」のどちらを選ぶべきか迷う方は少なくありません。普段のメールや報告書では敬体を使っているため、答案だけ常体に変えると不自然に感じることもあるでしょう。

結論からいえば、年度の受験案内、問題文、当日の指示に文体の指定があれば、それを最優先します。指定が確認できない場合は、簡潔で客観的な論述にしやすい「である調」を基本にすると、限られた字数の中で文体を管理しやすくなります。ただし、「です・ます調だから不合格」「途中に一つ敬体があれば減点」といった一律のルールを、公式根拠なしに断定するのは適切ではありません。

大切なのは、設問に答える内容、論理のつながり、技術者としての判断を明確にしたうえで、答案の基調を一つにそろえることです。この記事では、文体を選ぶ判断基準、混在と誤解しやすい表現、骨子から文末を統一する手順、答案例、練習方法まで具体的に解説します。

目次

技術士二次試験の論文は「である調」を基本にすると迷いにくい

文体に指定が見当たらないときは、技術士二次試験の論文を「である調」で統一する方針が実務的です。常体は、事実、課題、原因、解決策、効果を短い文でつなぎやすく、論述の骨格を見せることに集中できるからです。

公式指定と受験指導上の慣習を分ける

最初に確認すべきなのは、受験仲間の話やインターネット上の断定ではなく、その年度の受験案内と問題文です。日本技術士会の令和8年度実施案内、受験申込み案内、直近の合否決定基準を確認しても、答案本文を一律に「である調」または「です・ます調」とする指定や、特定文体だけを理由とする減点基準は確認できません。

一方、論文試験や技術報告では、簡潔で客観的に見せやすい常体が広く使われます。そのため、受験指導では「である調を基本にする」と勧められることがあります。これは答案を安定させるための有力な実務方針ですが、公式の禁止事項と同じものではありません。両者を分けて理解すれば、根拠のない減点説に振り回されにくくなります。

年度によって案内や当日の指示が変わる可能性があります。受験年度の公式資料と試験会場での指示を必ず優先してください。

である調が論述に向く3つの理由

第一の理由は、文末が短くなりやすいことです。「維持管理体制を構築する必要があります」より「維持管理体制を構築する必要がある」の方が短く、同じ内容を少ない字数で表現できます。一文ごとの差は小さくても、答案全体では説明や具体例に使える余地が生まれます。

第二の理由は、技術的な判断を端的に示しやすいことです。「優先課題は人員不足である」「点検データを一元化する」「導入時には情報漏えいリスクへ留意する」のように、段落の役割を文末で区別できます。第三の理由は、骨子と本文の距離を短くできることです。骨子に「課題=技能継承」と書いた後、「優先すべき課題は技能継承である」と自然に展開できます。

「である調」を選ぶ目的は、答案を偉そうに見せることではありません。字数を管理し、事実と判断を分け、技術者としての考えを明確に伝えるためです。

です・ます調を一律にNGとしない

「です・ます調」は丁寧で読みやすく、普段から使い慣れている人には書きやすい文体です。敬体を使っただけで設問への回答内容や論理が消えるわけではありません。そのため、公式資料に根拠がないまま「敬体は必ず減点される」と決めつけるべきではありません。

ただし、本番で迷いを減らすという観点では、二つの文体を毎回比較するより、一つを標準として練習する方が安全です。特別な指定がなければ常体を標準とし、敬体で練習してきた人は直前に急変更せず、十分な書き換え練習をしてから移行するのが現実的です。

あわせて読みたい
技術士二次試験で評価される論文構成とは?合格答案の組み立て方を解説 技術士二次試験で評価される論文構成を、設問要求の分解、課題と解決策の対応、骨子作成、字数配分、見直しの順に解説します。知識の羅列を避け、採点者に論理が伝わる合格答案へ組み立てる具体的な手順と練習方法が分かります。

「である調」で書くときは簡潔さと断定の強さを調整する

である調を選んでも、すべての文を「である」で終える必要はありません。むしろ同じ語尾を連続させると、単調で読みにくくなり、主張の強弱も見えにくくなります。常体の中で、事実、判断、必要性、提案、予測に合う述語を使い分けることが重要です。

語尾を「である」だけに固定しない

名詞を説明するときは「課題は担い手不足である」と書けますが、行動を示す文なら「教育体系を整備する」、必要性なら「関係機関との連携が必要となる」、予測なら「点検漏れの減少が期待できる」と書けます。これらはすべて常体であり、語尾が異なっても文体の混在ではありません。

語尾の種類を増やす目的は、文章を飾ることではなく、各文の働きを明確にすることです。段落の最初で課題を断定し、中央で理由を説明し、最後で取るべき行動を示せば、採点者は段落の役割を追いやすくなります。文章全般の読みやすさを整える方法は、技術士二次試験の答案を読みやすくする文章改善ポイントも参考になります。

事実・判断・提案で文末を使い分ける

事実を書く箇所では、確認できる内容と自分の評価を混ぜないようにします。「老朽化施設が増加している」は状況説明、「限られた人員で全施設を同じ頻度で点検することは困難である」は課題認識、「リスクに応じて点検頻度を配分すべきである」は提案です。文末を役割に合わせると、事実から結論へ飛躍していないかを点検できます。

特に「〜すべきである」は強い提案です。根拠を示さず多用すると、独断的な答案に見えるおそれがあります。「なぜその施策か」「他の選択肢より何を優先したか」「実施条件は何か」を先に示し、必要な箇所だけで使います。「考えられる」「期待できる」も便利ですが、責任ある判断を避けるための逃げ表現として連続させないことが大切です。

主語と根拠を省かない

常体は短く書ける一方、削りすぎると「誰が」「何を根拠に」実施するのかが消えます。例えば「情報共有を進める」だけでは、実施主体も共有対象も不明です。「施設管理者が点検記録を共通様式へ整理し、設計・施工・維持管理の担当者間で共有する」と書けば、行動を具体化できます。

「である調=短く言い切ればよい」と考え、主語・対象・理由まで削るのは避けましょう。簡潔さは情報不足とは異なります。

技術士二次試験の論文で文体を決めてから答案構成を整理する受験者

「です・ます調」を選ぶなら答案全体の基準を先に固定する

使い慣れた敬体で書く場合も、内容と論理が明確で、答案全体が統一されていれば読み手は理解できます。ただし、丁寧に書くこと自体が評価対象だと誤解せず、技術的判断を曖昧にしないことが必要です。

丁寧さより論理の明確さを優先する

敬体では、「〜と考えます」「〜することが望ましいです」「〜ではないでしょうか」といった柔らかい表現が増えやすくなります。しかし、技術士論文では、受験者が何を課題と判断し、どの解決策を選び、どのリスクへ対応するかを示す必要があります。丁寧さを保ちながらも、「優先課題は技能継承です」「教育記録を標準化します」と結論を明確にします。

問いかけ調や会話的な前置きも減らします。「皆さんもご存じのように」「〜ではないでしょうか」と読み手へ呼びかけるより、対象、原因、判断を直接書く方が、限られた答案用紙を有効に使えます。敬体を選んでも、文章の役割は技術論文であることを忘れないようにします。

字数と文末の重さを管理する

「必要です」「実施します」「期待できます」のような敬体は、常体より文字が増える場合があります。字数が厳しい設問では、その差を見越して一文を短くし、前置きや重複説明を削る必要があります。ただし、文字を減らすために理由や実施条件まで落としてはいけません。

削る順序は、儀礼的な前置き、同じ結論の反復、意味の薄い接続語、過剰な形容の順が安全です。最後まで残すのは、設問への直接回答、判断根拠、具体的な実施内容、効果、リスク対応です。字数管理を文体だけの問題にせず、答案の情報優先度として考えます。

途中で常体へ戻らない仕組みを作る

敬体で書き始めても、時間が足りなくなると、普段の骨子で使う常体へ戻りやすくなります。これを防ぐには、練習答案の段階から文末を固定し、「課題は〜です」「理由は〜ためです」「解決策として〜します」という基本部品を準備します。

一方、試験直前まで常体で練習してきた人が、本番だけ丁寧に見せようとして敬体へ変えるのも危険です。文体は本番当日の印象で選ぶのではなく、制限時間内に複数答案を書いても崩れない方を選びます。迷うなら、過去問一問を両方の文体で書き、字数、所要時間、混在数、読みやすさを比較すると判断できます。

文体が混ざったかを正しく判断する

文体の統一を気にするあまり、見出しや名詞止めまで無理に「である」で終える必要はありません。確認すべきなのは、主に本文の述語が常体と敬体の間を理由なく往復していないかです。混在の範囲を正しく理解すれば、不要な修正で時間を失わずに済みます。

本文の述語が混在している状態

例えば、「優先課題は担い手不足である。理由は熟練者の退職が進んでいるためです。そこで教育体系を整備する」と書けば、二文目だけ敬体になっています。このように、同じ説明の流れで「である・だ」と「です・ます」が切り替わる状態が、直すべき混在です。

修正は内容を変えず、「理由は熟練者の退職が進んでいるためである」と語尾だけそろえます。あるいは「熟練者の退職が進み、指導できる人材が減少している」に直せば、同じ「である」を連続させずに常体を維持できます。統一と単調さの解消を同時に行うのがポイントです。

見出し・引用・名詞止めは同じ基準で数えない

「1.人材育成の強化」という見出しは名詞であり、常体でも敬体でもありません。「関係者から『点検情報を共有してほしい』との要望があった」という引用部分も、話者の言葉を示しているため、答案本文の基調とは分けて考えます。図表の項目名や短いラベルも同様です。

ただし、名詞止めを多用して文章の関係が分からなくなれば、文体以前に説明不足です。「点検データの一元化。関係者との連携。教育の実施。」と並べるだけでは、なぜ必要か、誰が実施するか、何が改善するかが伝わりません。名詞止めは見出しや限られた列挙に絞り、判断過程は述語のある文章で示します。

箇条書きから文章へ戻る箇所を点検する

骨子や箇条書きは常体・敬体の区別が見えにくいため、本文へ展開するときに混在が起こりやすくなります。骨子で「原因:情報分散」「対策:共通基盤」と書いたら、本文では「原因は点検情報の分散である」「共通基盤を整備し、部門間で共有する」のように、基調へ合わせて文章化します。

箇条書きを使う場合も、項目名だけで終えず、設問が求める説明を本文で補います。列挙部分を名詞止めにしても、その前後の文章を選んだ基調へそろえれば、文体の混在とは限りません。形式ではなく、並列関係と判断理由が読み手へ伝わるかで確認します。

文体確認の対象は主に本文の述語です。見出し、引用、図表の項目名、限定的な名詞止めまで機械的に同じ語尾へ変えないでください。

技術士論文の文体を統一する5段階手順

文体の統一は、答案を書き終えてから一文ずつ直すより、問題文を読んだ段階から仕組みに入れる方が効率的です。次の5段階で、内容を考える作業と文末を整える作業を分けます。

1.問題文の指示を確認する

最初に、設問の動詞、立場、対象、条件、枚数を確認します。「述べよ」「説明せよ」「論ぜよ」「提案せよ」では、答案に必要な情報が異なります。文体を決める前に設問要求を外してしまえば、語尾だけ整えても評価につながりません。問題文の読み方は、設問要求を外さない答案前のチェック手順で詳しく確認できます。

2.骨子に基準文末を書く

答案用紙の端や問題用紙に骨子を作る際、上部へ小さく「常体」と書く、または最初の一文を完成形で作ります。「最も重要な課題は予防保全への転換である」と一文決めれば、その後の説明も常体へ戻しやすくなります。敬体を選ぶ場合も同様に、基準文を一つ作ります。

ここで重要なのは、課題名だけでなく述語まで書くことです。「予防保全への転換」だけでは文体が決まりません。「転換が必要である」または「転換が必要です」まで書くことで、本文の基準ができます。

技術士論文の文末表現を逆向きに確認する受験者

3.段落ごとに役割別の文末を選ぶ

段落の役割を、結論、理由、具体策、効果、リスクのいずれかに決めます。結論は「〜である」、具体策は「〜する」、効果は「〜が期待できる」、留意点は「〜に留意する」のように、役割に合う文末を割り当てます。これにより「である」の連続を避けながら常体を維持できます。

文末だけでなく、段落冒頭の主張が設問に対応しているかも確認します。構成が崩れた答案を語尾だけ直すと、整った印象は出ても論点のズレが残ります。まず骨格、次に具体性、最後に表現という順序を守ります。

4.答案を逆向きにして文末だけ読む

内容を順番に読み直すと、頭の中で意味を補ってしまい、語尾の混在を見落としやすくなります。最後の段落から最初へ戻り、各文の末尾だけを「ある・する・できる・です・ます」のように拾います。敬体が一つ紛れた箇所や、同じ「である」が不自然に連続する箇所を短時間で見つけられます。

この点検では、内容を読み込まないことがコツです。文体確認と論理確認を同時に行うと、修正範囲が広がり、時間を消費します。文末点検を一周した後、時間があれば段落冒頭だけを順番に読み、論理の流れを確認します。

5.内容を変えずに最小修正する

混在を見つけたら、まず語尾だけの修正で済むか判断します。「必要です」を「必要である」へ変えれば意味は保てます。文全体を書き直すと、主語と述語がずれたり、消し跡が増えたりするため、残り時間が少ないときほど修正範囲を小さくします。

ただし、語尾を変えただけで不自然になる場合は、述語そのものを選び直します。「情報共有を実施するものである」は硬く冗長です。「情報共有を実施する」で十分です。文体統一は機械的な置換ではなく、意味に合う短い述語を選ぶ作業だと理解しましょう。

点検順は「設問への回答→段落の論理→具体性→文体→誤字」の順が基本です。文体だけが整った内容不足の答案にしないでください。

あわせて読みたい
技術士二次試験の論文で減点される書き方とは?よくある失敗例と改善方法 技術士二次試験の論文で評価を落としやすい書き方を、設問要求、論理構成、具体性、文章表現の失敗例から解説。悪い例の直し方、答案完成後の見直し手順、同じミスを減らす練習法まで初心者向けに整理します。

答案例で「である調」と「です・ます調」の違いを比べる

文体の違いは、短い答案例で比較すると理解しやすくなります。ここではインフラ維持管理を題材にしますが、重要なのは語尾の好みではなく、主張、理由、行動、効果が同じ順序で伝わるかです。

課題提示の例

である調では、「最も重要な課題は、限られた人員で点検の実効性を確保することである。施設の老朽化が進む一方、点検を担う技術者が不足しているためである」と書けます。です・ます調なら、「最も重要な課題は、限られた人員で点検の実効性を確保することです。施設の老朽化が進む一方、点検を担う技術者が不足しているためです」となります。

どちらも意味は通りますが、同じ語尾が続くと単調です。常体なら二文目を「施設の老朽化が進む一方、点検を担う技術者は不足している」と変えられます。敬体でも「施設の老朽化が進む一方、点検を担う技術者が不足しています」と変えられます。文体を保ちながら、役割に合う述語を選びます。

解決策と理由の例

悪い例は、「点検を効率化することが必要である。デジタル技術を導入するべきである。関係者と連携するべきである」のように、強い断定を並べるだけの答案です。何を、誰が、どの順序で行うかが見えません。

改善例は、「施設管理者は点検記録を共通様式へ整理し、劣化度と重要度に基づく優先順位を設定する。次に、現場で取得した写真と判定結果を共通基盤へ蓄積する。これにより、限られた技術者を高リスク施設へ重点配置できる」です。語尾を常体にそろえつつ、主体、手順、効果を示しています。

リスク・留意点の例

リスクを書くときは、文体より因果関係を優先します。「デジタル化により情報漏えいのリスクがあります」だけでは一般論です。常体なら、「点検情報の共有範囲が広がると、個人情報や重要施設情報が漏えいするリスクがある。このため、権限を職務別に設定し、閲覧・更新履歴を定期確認する」と具体化できます。

敬体でも同じ内容を明確に書けますが、一つの段落だけ敬体へ変える必要はありません。リスクだから柔らかくする、提案だから強くするという感覚ではなく、選んだ基調の中で「可能性」と「対応」を区別します。模範解答を参考にするときも、模範解答を暗記せず答案力へ変える学習手順のように、語尾ではなく論点と構成を抽出することが重要です。

本番で文体に迷わないための練習方法

文体は知識として理解するだけでは安定しません。時間制限と手書きの負荷が加わっても同じ基調を保てるように、短い練習から完成答案へ段階的に広げます。

7日間で文末を固定する練習

1日目は、過去に書いた答案から常体と敬体の語尾を色分けします。2日目は、一つの段落を両方の文体へ書き換え、字数と所要時間を比べます。3日目は、事実、判断、提案、効果、リスクの五種類について、常体の基準文を各二文ずつ作ります。

4日目は、過去問一問の骨子だけを作り、各見出しの最初の一文を常体で完成させます。5日目は、その骨子から一つの設問だけを制限時間内に書きます。6日目は完成答案を書き、逆向きの文末点検を行います。7日目は別の過去問で同じ手順を再現し、混在数、修正時間、論理の崩れを記録します。

練習の評価は「であるを何回使ったか」ではなく、基調が崩れなかったか、同じ語尾が連続しすぎていないか、文末を意識して内容が薄くなっていないかで行います。第三者に読んでもらえる場合は、文体名を伝えず、読みづらい箇所と判断が弱い箇所を指摘してもらうと、形式だけに偏らない改善ができます。

直前点検の順番を固定する

答案完成後は、まず各設問に回答しているかを確認します。次に、課題と解決策、効果とリスクが対応しているかを見ます。その後で段落冒頭、文末、誤字の順に点検します。残り時間が短いときは、内容を変える大規模修正を避け、明らかな混在と誤字だけを最小限に直します。

文体の点検位置を毎回同じにすると、本番でも迷いません。「最後から文末だけ」「最初から段落冒頭だけ」という二方向の確認を練習しておけば、全文を何度も読み返すより効率的です。文体を整える時間を確保するためにも、骨子段階で設問要求と段落構成を固めておきます。

よくある質問

Q.「〜と考える」と書くのは弱い表現ですか?
A.一律に弱いわけではありません。自分の判断を示す箇所では使えます。ただし、すべての結論を「考える」でぼかさず、事実、理由、提案を区別してください。

Q.一か所だけ「です」が混ざったら答案を全部書き直すべきですか?
A.全部を書き直す必要はありません。内容を保ったまま語尾だけ直せるか確認し、修正範囲を最小にします。残り時間と紙面の状態も踏まえ、論理を壊す大きな修正は避けます。

Q.見出しは「〜である」と書く必要がありますか?
A.必要ありません。「1.優先課題」「2.解決策」のような名詞見出しは文体混在ではありません。本文の述語を基調へそろえ、見出しは設問との対応が分かる短い表現にします。

Q.模範解答がです・ます調なら同じにすべきですか?
A.文体だけを無条件にコピーしません。模範解答がどの設問へ、どの順序で、どの根拠を使って答えているかを先に分析します。自分が制限時間内に安定して書ける基調を選びます。

まとめ|文体名より設問への回答と一貫性を優先する

技術士二次試験の論文は、受験年度の公式案内、問題文、当日の指示に従うことが最優先です。文体指定が確認できない場合は、簡潔で客観的な論述にしやすい「である調」を基本にすると、字数と文末を管理しやすくなります。

ただし、「です・ます調だから必ず減点」といった公式根拠のない断定に振り回される必要はありません。どちらを選んでも、設問への直接回答、論理、具体性、技術者としての判断を先に整え、一つの答案の基調をそろえます。

本番で迷わないためには、骨子へ基準文末を書き、段落の役割に応じて述語を選び、最後から文末だけを点検する手順を繰り返してください。文体は答案の目的ではなく、考えを正確に伝えるための道具です。内容を強くし、その内容が読み手へ届く形に整えることが合格答案への近道です。

この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所
代表:横浜すばる
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)

技術士一次試験、技術士二次試験、技術士総合技術監理部門とすべて1回で合格しました。
これは運や努力もありますが、試験に合格する技術(ノウハウ)を習得していたからすべての試験を1回で合格しました。
仕事をしながら勉強時間を確保することは大変なことです。
少ない勉強時間で効率的に学び合格するには、合格する技術を習得する必要があります。
その合格する技術を講座ではご指導させていただきます。

■当講座のポイント
当講座は「受験対策資料」「オンライン講座」「個別指導講座」の3つから構成しています。
また多様な要望にお応えするため「口頭試験講座」「無料メルマガ」「技術士副業講座」も併せて運営しています。

まず「受験対策資料」で合格する論文の書き方を習得してください。
「オンライン講座」や「無料メルマガ」でモチベーションの維持が図ります。
資料だけではわかりにくいところ、受験生が勘違いしそうな情報、試験問題の解説と論文の書き方「オンライン講座」で指導していきます。
あわせて事前にメールで頂いたご質問についても回答をさせていただきます。

合格する論文の書き方を理解したら、実際に過去問題を使用して論文を書いてみます。資料の通りに書ければ問題ありません。念のため自分の書いた論文が正しいか否かを判定するためには「個別指導講座」を受講することをお勧めします。
ここで指摘する項目をよく理解し、認知して論文を書けば合格する論文が必ず書けます。
論文の添削に回数制限はありません。
期間内であれば何度でも添削を行います。
このような講座は他に類を見ないと思います。

効率的に合格する論文を書く技術をご指導させていただきます。

■こんな方にお勧め
・合格する論文の書き方が分からない方
・仕事が忙しく遠方で対面の講座に参加できない方
・オンライン講座やオンライン面談で効率的に勉強したい方
・資格取得後の自己キャリアについて考えていきたい方
・他社の講座で成果が出なかった方
・受験へのモチベーションを維持向上したい方
・総合技術監理部門を受験される方
・総合技術監理部門にどうしたら合格するのかわからない方

■総合技術監理部門指導の第一人者
総合技術監理部門とはどのような部門でしょうか。この問いに正確に回答できる人はほとんどいません。またこの問いに対して回答を教えている講座もありません。
唯一教えているのは「yokosuba技術士受験講座」だけです。
これは当社が自慢しているわけではなく、多くの受講生から得た情報です。
総合技術監理部門の受験でお悩みの方は、是非とも「yokosuba技術士受験講座」のご受講を強くお勧めします。

2009年に技術士講座を開講して、2026年で17年になりました。
その間に指導した受講生は500名を超え、多くの方が技術士試験に合格して、各界で活躍されています。
長い歴史と実績のある「yokosuba技術士受験講座」で合格を勝ち取りませんか?

YouTubeチャンネルは以下です。

https://www.youtube.com/user/YOKOHAMASUBARU


https://gijyutushijyuken.com/

目次