こんにちは、横浜すばる技術士事務所の代表、横浜すばるです。私は技術士一次試験、二次試験、そして総合技術監理部門のすべてを一発で合格した経験を持っています。これは単なる運や根性ではなく、「試験に合格するための技術(ノウハウ)」を正しく理解し、実践したからです。
本年度も、当事務所が主催する「令和8年度 技術士二次試験オンライン講座」を無事に開催・運営することができました。受講生が一丸となって筆記試験に向けてラストスパートをかけるこの時期、主催者・講師という立場から講座を振り返ると、毎年非常に興味深い「ある傾向」が見えてきます。
オンライン講座を通じて強く感じるのは、受講生の技術士受験に対する意気込みや取り組み方、そして「認知」のレベルに非常に大きな温度差(格差)があるという事実です。
今回は、どのような受講生が「合格」に最も近いのか、逆にどのような受験生が「不合格」のスパイラルに陥ってしまうのかについて、令和8年度の最新の雑感として詳しく書き綴ってみたいと思います。これから受験を控えている方、何年も合格できずに悩んでいる方は、ぜひ自分自身の勉強法と照らし合わせながら最後までお読みください。
令和8年度版 技術士二次試験オンライン講座の開催概要
当講座では、令和7年12月から令和8年6月までの約半年間にわたり、総合技術監理部門(総監)および一般部門(主に建設部門)を対象としたオンライン講座を全7回にわたって開催いたしました。
本講座の最大の特徴は、その圧倒的なコストパフォーマンスと受講生ファーストの仕組みにあります。 当講座で販売している「本年度版の受験対策資料」を購入していただいた受講生を対象に、資料代金(55,000円、前年度受講生は割引価格33,000円)のみで、全7回のオンラインライブ講義に無料で参加できるというシステムをとっています。一般的な技術士予備校や通信講座と比較しても、極めて破格かつ手厚い内容であると自負しています。
講義はすべてZoomを用いたオンライン形式で行われ、リアルタイムでの質疑応答も活発に行われました。さらに、仕事や家庭の都合でリアルタイム参加ができなかった方や、何度も復習したいという方のために、講義動画はすべてホームページ内の「受講生専用ページ」に集約。試験当日まで何度でも繰り返し視聴し、インプットを深めることができる体制を整えています。
横浜すばるがオンライン講座を開催し続ける「2つの真の目的」
なぜ、これほどの手間と時間をかけて、破格のオンライン講座を全7回も開催するのか。それには明確な「2つの目的」があります。
受講生のモチベーション維持・向上と「人間力の底上げ」
技術士二次試験は、社会人が働きながら挑む最高峰の国家資格です。そのため、多くの受験生が以下のような孤独や壁にぶつかります。
■「周りに技術士を目指す仲間がおらず、モチベーションが続かない」
■「業務や家庭が忙しく、どうしても勉強が後回しになってしまう」
■「何年も不合格が続き、試験自体に嫌気がさしてやる気が出ない」
これらは決して珍しいことではありませんが、厳しい言い方をすれば、日々の忙しさを言い訳に勉強を放棄してしまうのは「社会人としての品格」や「プロフェッショナルとしての覚悟」が不足している証拠でもあります。本講座は、こうした受験生に対して刺激を与え、受験生としての人間力、すなわち「自己管理能力」や「継続力」を底上げすることを第一の目的にしています。
勉強方法の軌道修正と「メタ認知能力」の育成
基本理念として、当講座が提供している受験対策資料を正しく読み込み、その通りに実践すれば、それだけで合格できるだけの内容を網羅しています。しかし、人間はどれほど優れたテキストを読んでも、自分に都合よく解釈したり、勘違いしたまま間違った方向へ努力を続けてしまうことがあります。
そこでオンライン講座を通じて、「自分は本当に正しい方法で勉強できているか」を客観的に見つめ直す能力、すなわち『メタ認知能力』を身につけてもらうことを目的としています。
技術士試験において、合格するために必要な要素は極めてシンプルです。 「正しい方法で、必要な量の勉強をしているか」、これだけです。何回受験しても不合格を繰り返してしまう受験生の特徴は、例外なく以下の2点に集約されます。
■圧倒的に勉強時間が足りていない(勉強していない)
■勉強の方向性が根本的に間違っている
もし「自分は寝る間も惜しんで勉強しているのに合格できない」という方がいるならば、それは100%後者の「勉強方法が間違っている」ケースです。その間違いを正すための場所こそが、このオンライン講座なのです。
【総合技術監理部門】オンライン講座の雑感と合格者のリアル
総監の本質は知識の量ではなく「考え方」の試験である
令和8年度の総合技術監理部門のオンライン講座を終えて強く感じたのは、「受験生の二極化」がさらに進行しているという点です。
資料を購入された方は非常に大勢いらっしゃいますが、実際に土曜日のオンライン講座にリアルタイムで参加される方は、全体の10%以下に留まりました。つまり、資料を買っただけで満足してしまい、勉強をスタートすらしていない、あるいは自学自習を継続できていない受講生が大半を占めているのが現実です。
無料で参加でき、1時間程度で重要ポイントを効率よく学べる講座であるにもかかわらず参加しないのは、単純に「合格への本気度(やる気)」が足りないと言わざるを得ません。
一方で、毎回熱心に参加してくれるリピーターの受講生も多くいました。しかし、ここで別の課題が浮き彫りになります。それは、「第1回から第7回まで、形を変えて何度も同じ本質的な説明をしているにもかかわらず、自分の『間違った考え方』をなかなかアップデートできない受講生が多い」という点です。
総合技術監理部門とは、個別の専門技術を問う試験ではありません。5つの管理(経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理)を俯瞰し、トレードオフを改善するための「考え方(フレームワーク)」を問う試験です。 過去の業務経験や、一般部門での成功体験に固執しすぎるあまり、総監としての「正しい考え方」に脳内をリセットできない受験生が非常に多いのです。最終回(第7回)になってようやく、「あ、横浜すばる先生の言っていた意図はそういうことか!」と気づく受講生が毎年数名いますが、ここに気づけるかどうかが合否の分かれ道になります。
【事例】北野講師がわずか2回目の受験で総監に合格できた勝因
ここで、当事務所の講師である北野太一先生の事例を紹介します。北野先生は、わずか2回目の受験で総合技術監理部門に見事合格しました。本人は「勉強はほとんど何もしていない、暇つぶし程度だった」と笑って話します。
具体的な対策は以下の通りでした。
■通勤時間中に、当講座の総監受験対策資料(択一式対策)を読む。
■自宅では、平日の毎日30分程度、筆記試験対策資料を眺める。
■月1回、当講座が開催する無料対策講座を受講する。
論文の事前作成もしていなければ、高額な模擬口頭試験も受けていません。一般的に見れば「圧倒的な勉強不足」に見えるかもしれませんが、結果は2回目で合格です。なぜでしょうか?
その勝因は、他の余計な参考書や他社の講座に一切手を出さず、当講座の資料だけを信じて「総監としての正しい考え方」を脳内に100%インストールしたからです。知識の丸暗記ではなく、「総監の視点とは何か」という本質的な思考回路を身につけたため、本番でどのような初見の問題が出題されても、合格水準(A判定)の論文をその場で組み立てることができたのです。
総監受験において、間違った教材で迷走することほど恐ろしいことはありません。正しいマインドセットを早く身につけた者勝ちであることを、北野先生の実績が証明しています。
【建設部門】オンライン講座の雑感とA判定論文の黄金法則
意識の低さと「動画再生回数」に見る建設部門受験生の課題
次に、建設部門を中心とした一般部門のオンライン講座の雑感です。 建設部門の講座でも全7回を開催しましたが、総監部門と比較して「リピーターが少ない」こと、そして「講義アーカイブ動画の再生回数が総監の半分以下」であることが顕著でした。
ここから見えるのは、建設部門の受験生は、総監の受験生に比べて「合格に対する執着心」や「自発的な学習意識」が低い傾向にあるという点です。「講座に出ない」「動画も見ない」では、どれだけ優れた教材を持っていても宝の持ち腐れです。
「カレーライス理論」を具現化する過去問と模範解答の正しい「理解」
当講座のホームページや資料では、一般部門の合格に不可欠な概念として「カレーライス理論」を一貫して提唱しています。
カレーライスを作るためには、レシピ(書き方のルール)と具材(専門知識・キーワード)が必要です。技術士二次試験の記述式試験において、最も効率的な具材の集め方は、「過去問題」と「質の高い模範解答」を徹底的に読み解くことにあります。これらを頭の中にストックしておけば、本番でA判定をもらえる論文を論理的に構成することは決して難しくありません。
それにもかかわらず不合格になってしまう受験生は、圧倒的に「読解力」と「語彙力」が不足しています。さらに重大なのは、模範解答を「理解せずに丸暗記しようとしている」点です。
■間違った認知:「模範解答と同じ問題が出たら書けるように暗記する」
■正しい認知:「なぜこの模範解答は高い評価(A判定)なのか、その論理構成と技術的背景を『理解』した上で、応用できるように記憶する」
内容を根本から理解していなければ、少し問題の切り口(設問の条件)が変わっただけで対応できなくなります。この「認知の歪み」に気づけないまま、ただ手を動かして論文を書く練習を重ねても、努力が成果に結びつくことはありません。
改めて強調します。技術士二次試験は、落とすための意地悪な試験ではありません。「国が求めている技術士の定義を理解し、その採点基準に準じた論文を書けるかどうか」をチェックしているだけの試験です。
不合格になる人は、採点基準を知らないか、知っていても自分のやり方に固執して準備をしていないだけです。今回紹介した北野先生のように、正しいアプローチさえ身につければ、最小限の努力(暇つぶしレベルの勉強時間)でも一発で合格をもぎ取ることが可能なのです。
2009年に技術士講座を開講して以来、2026年現在で17年の歴史を積み重ねてきました。これまでに指導した受講生は500名を超え、数多くの技術士を世に送り出しています。
長い歴史と確かな合格実績を持つ「Yokosuba技術士受験講座」を信じて、あなたも令和8年度の試験で確実に合格を勝ち取りませんか?
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