本年度も技術士受験オンライン講座を開催しました
令和6年12月から令和7年6月まで総合技術監理部門と建設部門のオンライン講座を開催しました。
全部で7回開催しました。
資料を55,000円で購入して7回の講座に参加できます。
非常に激安な講座だと思います。
前年度の受講生は割引価格33,000円になります。
さらにお得な講座です。
本年度受験対策資料を購入して頂いた受講生を対象に無料で開催したものです。
この講座はZoomというオンラインでの講義形式で行いました。
講義の動画はホームページの受講生のページに貼り付けています。
オンライン講座に参加できなかった方や再度復習したい方は繰り返し動画を視聴することができます。
質問や感想なども受け付けています。
講座を開催する目的
講座を開催する目的は2つあります。
1つ目は受講生のモチベーション維持・向上です。
技術士の試験を受験するが仲間がいない。
仕事や家庭が忙しく勉強が持続しない。
やる気が出ない。
何回も受験しているが合格しないので嫌気がさしている。
これらの社会人として品格が低い方を対象とし、受験生の人間力の底上げを目的にしたものです。
2つ目は勉強方法の確認です。
基本的に技術士二次試験は本講座から販売している資料だけで合格できます。
しかし資料の内容を誤解したり、勘違いしたり、間違った認知をしている受講生を対象に、自分を客観的に見るメタ認知能力をつけることを目的にしたものです。
合格に必要なことは、「正しい方法で勉強している」かということだけです。
合格しないのは、「勉強していないか」、「勉強方法が間違っているか」のどちらかです。
何回受験しても合格しない受験生の特徴は基本的にこの2つだけなのです。
何回受験しても合格しない受験生の特徴
■勉強していない
■勉強方法が間違っている
勉強しているが合格しないのは後者の「勉強方法が間違っている」受験生になります。
【総合技術監理部門】オンライン講座を開催した雑感
詳細を申すことはできませんが、資料を購入された方は大勢います。
大勢いますが講座に参加された方はその10%以下になります。
つまり、資料を購入された方の大半が勉強をしていないということです。
講座では資料の中から特に重要なことを抜粋して説明しています。
講座の講義時間は1時間程度です。
資料購入者は無料で参加できます。
講座は土曜日の休日です。
分からないことは質問もできます。
単純にやる気がないというのがわかりました。
また講座は7回開催しています。
総合技術監理部門を受講された方はリピータが多くいました。
そして感じたことは、第1回目の開催から最終回の第7回まで同じ内容の講義をしているが、全然理解していないということです。
最終回でやっとこちらの意図を理解してくれた受講生が一人いました。
総合技術監理部門とは「考え方」を問われる試験です。
総合技術監理部門の「考え方」を正しく身につけなければなりません。
間違った「考え方」を身につけてしまうと、それを「正しい考え方」にリセットするのが至難の業です。
同じことを何回も説明しているのに、「考え方」を変えてくれない受講生だらけだということです。
ここが総合技術監理部門の難しいところかもしれません。
北野先生が2回目の受験で総合技術監理部門に合格しました
横浜すばる技術士事務所の北野太一講師が2回目の受験で総合技術監理部門に合格しました。
勉強はほとんど何もしていないと本人が言ってました。
対策としては、会社の通勤中に本講座から販売している総監受験対策資料の択一式対策を読んだこと。
自宅で平日毎日30分程度筆記試験対策資料を読んだこと。
月1回の本講座の無料対策講座を受講したこと。
たったこれだけです。
北野先生が大した勉強もしていないのに合格したのは、総合技術監理部門に対する「正しい考え方」を身につけたからです。
他の講座や資料を読まずに、本講座の資料だけで勉強したのがその勝因でしょう。
論文も事前に作成していません。
模擬口頭試験も受講していません。
北野先生の勉強はそもそも勉強と言える次元のものではありません。
単なる「暇つぶし」のレベルです。
このことから総合技術監理部門は「考え方」が全てだとわかります。
【建設部門編】オンライン講座を開催した雑感
建設部門の開催も7回開催しました。
こちらはリピータが少なかったのが特徴です。
また動画の再生回数も総合技術監理部門の半分以下です。
講座に参加していなければ、動画も見ていないようです。
勉強する意識、合格したいという意識が総合技術監理部門と比べてかなり低いようです。
ホームページや資料にも「カレーライス理論」が大事なことを説明しています。
それに必要なものは過去問題と模範解答です。
それらを理解して覚えておけばA判定の論文は書けます。
合格しないのは読解力と語彙力がないからです。
過去問題と模範解答を何回も読んで理解して覚えれば合格します。
ここでの注意点は理解してから覚えるということです。
理解していなければ同じ問題には対応できますが、同じような問題には対応できません。
このあたりの認知ができていない受講生が多いことに気が付きました。
参考:日本技術士会