技術士とはどのような資格なのか?仕事にもプライベートにも役に立つ!

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仕事に活かせる技術士資格!技術士資格取得のメリットとは?

技術士と言う資格は、法律上技術士でなければできない業務は認められていませんが、国家認定された技術者として業務上の特典が与えられています。
ここでは、技術士資格を取得するメリットについてお届けします。是非、資格を取るメリットを知って、資格を有効活用していきましょう。

そもそも技術士の試験とは一体どんなもの?

技術士の試験と言うの、如何に自分が難しい大きな仕事をしたかではありません。技術的に体験した内容が必須であり、専門知識、応用能力、問題の論理的考察力、問題解決能力について、見識を体系的にどう考えたかについて問う試験になります。
この狭き試験の門を合格した方が取得できる技術士資格には、今後、社会を生き抜く為の自分にとっても大きな武器にもなります。

各部門で資格を取得するメリットとは?

■情報工学部門

情報工学と言うのは、情報工学に関する部門で、PC、スマホ、コンピューター端末、アプリなど、設計、制作、管理まで含めた専門的知識や技術を持っていると言えます。
知識はもちろんですが実務経験も必要になります。メリットは、情報工学部門の技術士になった場合、外国でも自分の信頼性が違ってきます。
一定水準の知識と経験を持っている場合、情報工学の分野で海外での仕事も視野に入れる、これは大きなメリットと言えます。
また、情報工学部会のコミュニティに参加すると、最先端情報をキャッチすることができます。

■電気部門

私達の生活に電気は必要不可欠なものですよね。
しかし、電気と言うのは、電気設備を設置後に維持・保守管理などを行う必要があります。
なので、電気に関する設備については必要不可欠であり、知識や経験がなければトラブルに発展する場合もあります。
万が一、火災や大規模停電などが起きた場合、全ての動きが止まってしまう可能性もあります。
そんな電気電子に関する最高峰に技術士が存在しています。
単純な電気工事を行うのではなく、行政や企業経営にも影響を与え、コンサルティング業務も行うことができます。
公共事業での提案も、一般的な技術者に比べて技術士資格を持っていると意見も重視されます。
電気電子業界では、どのような所でも転職可能な信頼を得ています。

■経営工学部門

経営工学と言うのは、企業経営を行うにあたり工学的観点から問題解決方法を導き出す学問になります。
生産管理、販売、会計まで、これらを全て含めて効率化していくので、情報処理、数学、数理分野などの専門知識を駆使し、企業経営に携わります。
経営工学技術士は、経営に関する知識があるので、企業にとってどうすれば効率化できるのか知恵を絞ったアドバイスができます。
また、科学的根拠と方法に基づいて効率化を図れるので、自分が経営者になったり、或いは、自分のステップアップに繫がったりします。

■生物工学部門

生物工学と言うのは、農作物品種改良、発酵、遺伝子組換、クローンなど、生物に関するありとあらゆる学問を言います。
医療分野、環境分野、食品メーカー、官公庁、大学、国立機関研究員まで、生物工学は幅広い分野で活躍できます。
特に、遺伝子やクローンの分野に関しては、色々な研究成果によっては注目される分野と言え、健康的で快適に人間が生活していく観点から考慮しても、生物工学技術士は多岐に渡り活躍していくことができます。

■環境部門

環境技術の仕事と言うのは、リサイクル、自然保護、水質土壌汚染浄化など、色々な環境改善の役割が求められています。
特に、環境部門においては、放射能汚染駆除や大気汚染問題は、解決が急務な分野です。
また、リサイクルに関しても多くの企業が注目している分野になります。
このように、環境技術においても技術士は必要とされる機会が多く、自然環境への取り組みについては、年々重要度が増しています。特に環境問題が課題となっている現代では、環境問題を事前に察知し、どうすれば問題を減らしていくことができるかについて考えるので、自然環境に興味・関心のある方にとっては、大きなやりがいを感じられます。

■建設部門

建設部門の技術士言うのは、技術士の中でもとてもメリットが大きい資格です。
建設技術士資格を取得すると一気に業務範囲が広がり、一般建設会社の技術・研究をはじめ、建設コンサルタント会社で働くこともできます。
建設業界の中でのステータスでもあり、業界内での立場は大きくなります。
また、独立してコンサルタント会社経営を自分で行うことも可能です。
日本全国どこでも必要とされている技術士資格になるので、就職や転職でも有利に働きます。

技術士資格取得で得られるメリットは大きい!

年収・市場価値がアップする

技術士資格取得では、年収・市場価値がアップします。
特に、建設コンサルタントでは技術士資格を取得していると、資格手当で一定金額が支払われるので年収がアップします。
また、業界内で別会社への転職でも、技術士資格があると他会社から多くのオファーがあり、市場価値もアップします。
なので、技術士資格を持ってない場合には、業界内での転職も不利になってきます。
技術士資格を早期取得することで、金銭的見返りが大きくなり、研修等の先行投資をしても回収することができます。

顧客様からの信頼を得ることができる

顧客様からの信頼を得ることと言うのは、コンサルタントや技術者にとってはとても重要なことの一つです。
通常、顧客様の信頼は一朝一夕で得ることはできませんよね。
誠意のある対応の積み重ねによって得られるものです。
技術者が若い程、顧客様と言うのは本当に大丈夫か不安に思うものですが、技術士資格取得が名刺に記載されているだけで、初対面の顧客様からも信頼や評価を得ることに繋がります。
こうして、最初から顧客様の信頼を得ることができることで、様々な調整も円滑に行っていくことができ、スムーズな業務遂行も可能になります。

社内での昇進昇格の機会になる

技術士資格取得では、社内での昇進昇格のチャンスにも繋がります。
資格取得で社内の信頼を得ることができるので社内での協力者も増え、年齢に関わることなく管理技術者へのチャンス、技術提案を行うチャンスなど、必然的にステップアップできる機会が増えていきます。
一定の責任も伴うものですが、色々チャレンジしたり、ステップアップできたり、仕事が好きな方にとっては、技術士資格を取得した方が仕事において様々な面でチャンスが増えて、成長する機会を得ることができます。

まとめ

ここでは、技術士資格を取得するメリットについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?技術士資格を取得すと、様々な分野において自分の可能性を今以上に広げていくことができるので、資格取得で自分をさらに成長して磨いていくことが可能です。
是非、技術士資格を取得して自分の可能性の幅やチャンスを広げてみませんか?

日本技術士会HP

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この記事を書いた人

横浜すばる技術士事務所代表
技術士(建設部門ー施工計画、施工設備及び積算) (総合技術監理部門)
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