技術士試験、合格率を上げるには?効果的な勉強方法!

技術士試験の合格率と言うのは、中々試験が難しいこともあり、しっかり勉強していくことが大切です。部門に関しても幾つもあるので、自分の目指す部門の勉強を効率的に行うことがポイントです。
ここでは、技術士試験の合格率について、現状や勉強方法をお伝えします。
是非、試験を受ける際の参考にして下さいね。

一次・二次試験合格率の推移について

技術士と言うのは、五大国家資格になっている難関資格ですよね。
文科省令で技術部門ごとに実施される試験で、特に、科学技術系に関しては最難関の資格となっています。
技術士試験では、基本的に一次と二次試験が行われており、一次に合格すれば技術士補、二次に合格すると晴れて技術士資格を取得することができます。二次の受験資格者条件には、4年〜7年の実務経験がなくてはならず、非常に高い国家試験と言えます。
技術士の一次合格率に関しては、例年、約40%〜50%前後となっており、各部門における試験内容の難易度と言うのは異なってきますが、一次試験合格率は大体30%〜75%と各部門によって難易度に差がある試験と言えます。
一方、二次試験合格率は約10%と難関で、技術士の二次試験になると実務経験者の方が多く受験しますが、約9割は不合格になります。このことからも、技術士試験の難易度はとても高いことが伺えます。
二次試験合格率は約7%〜30%程度となっており、技術士の中でも、船舶・海洋部門や金属部門は合格しやすい部門に挙げられますが、それでも合格率は約30%程度と難関です。
また、情報工学部門や建設部門に関しては、合格率は非常に低く10%以下であるので、かなり技術士試験の中でも難しい試験になっています。

技術士二次試験の合格率が低い理由について

■仕事と両立して勉強することが大変なこと

技術士二次試験では、受験資格には条件があり実務経験が必要です。
なので、二次試験を受ける受験者は、実務経験を積む為に働きながら試験勉強の両立をしていきます。このように、試験勉強だけに集中できる環境ではないので、どうしても試験の合格率と言うのは低くなってしまうことが挙げられます。
また、中には試験前日も夜遅くまで働いている方も、日頃忙しくしながら試験に臨む方も少なくありません。
このような受験者の方と言うのは、二次試験は多いので受験を断念する方もいる位、仕事との両立は大変な部分があります。

■学習する範囲がとても広いこと

技術士二次試験では、筆記試験と口頭試験これら2つの試験が実施されています。
各部門の専門知識はもちろんですが、現在の社会状況も踏まえた知識と言うのが試験者には要求される所でもあります。
なので、勉強しておかなければいけない範囲が広くなるので、試験勉強はとても大変になります。
ちなみに、一次試験は基礎科目・適性科目・専門科目この3構成から構成されており、学習内容は広範囲になってくるので、学習対策は色々と大変で難しい面があると言えます。

出題形式が論述・口頭試験で対策が難しい

■論述試験

二次試験の筆記は論述式となっており、原稿用紙2~3枚の小論文を書く試験になります。
その為、技術士として必要な知識はもちろんですが、文章構成力や論理的で明解な表現力も、筆記の論述も必要になります。
また、答えも一つと決まっている訳ではないので、試験勉強を行う際にも、自分の考えが正しい答案であるか、その判断がしにくいと言う点も難しいところと言えます。

■口頭試験

二次試験の口頭試験では、自分の経歴や論述試験の答案など、質問を通して技術士としての適性評価が成されています。
年々、この適性評価の厳格化が進んでいるので、試験を受ける部門によっては、半数近く落とされてしまうこともあり得る話です。
なので、筆記試験に合格したからと言って油断することはできないので、口頭試験は実務経歴票に基づき行われています。
その為、面接官の質問を上手く誘導することのできる、経歴票にする工夫も必要です。
また、面接官の質問に的確に答えて、自分の魅力をしっかりアピールする、コミュニケーション能力やプレゼンスキルなども大事になってきます。

技術士試験の効率的な勉強法について

①基礎科目の勉強法

まずは、基礎科目について触れていきます。
基礎科目と言うのは、科学技術全般における基礎知識を問う問題になります。
この基礎科目試験では、4年制大学の自然科学系学部の専門教育範囲が試験範囲です。
試験内容に関しては、設計や計画に関するものや情報や論理に関するもの、解析にも電磁気学や材料特性の環境、エネルギー、技術史などが必要です。
例えば、設計の仕事に従事されている方の場合では、過去問を5年~6年分掲載したものを解けば、十分勉強になります。

②適正科目の勉強法

適正科目に関しては、技術士法が大切になり、社会人経験が豊富な方で十分に経験から解ける範疇になります。
しかし、試験内容には判断を迷う出題もあるので、過去問を解いて出題形式に慣れると言うことは大切なポイントになります。
また、最近の技術的課題や法令に関する情報には、日頃からしっかりアンテナを立てて情報収集しておくようにしましょう。

③専門科目の勉強法

専門科目と言うのは、前以て登録した技術部門からの出題です。
社会人の方であれば、自分が従事している技術部門を選択するようにしましょう。このように、自分が学ぶ勉強範囲を限定することによって、無駄な時間を割くことも無く、学習時間の確保が中々難しい社会人でも試験対応ができます。
また、技術士会のHPには過去13年分の過去問が掲載されています。
なので、今までの過去問を見て、技術士試験の出題動向を確認するのも良い方法です。

講座を受けて確実に合格を目指すのがお勧め

技術士試験は、独学で勉強して資格試験合格を目指すこともできます。
しかし、技術士試験と言うのは、基本的にとても難易度が高い試験ですよね。技術士試験を受けて合格していない方の大半は、仕事やプライベートが忙しくて、自分で勉強スケジュールを立てにくいことが挙げられます。
また、面接が苦手な方であれば、面接には相手が必要になるので、一人では面接の訓練はしにくいものです。
このように、合格しなかった方と言うのは、時間が無く勉強スケジュール管理ができないと言う点が大きく、伴奏的にサポートしてくれるプロの講座を受講するのが合格率に繫がるのでお勧めです。
また、面接対策では人の協力が必要なので、周りに面接練習ができる方が居れば問題無いですが、そうでない場合には訓練しにくいです。これも講座を受けて学ぶことで対応できるので、技術士試験の合格率アップに繫げていくことができます。

技術士試験に合格する!試験勉強法や資格取得のポイント!

技術士試験は、エンジニアになる為に必要な資格です。
ですが、部門も幾つもあるので、自分の目指す部門に関する勉強を効率的に行う必要があります。
ここでは、技術士試験に合格する為の勉強法や資格取得のポイントについてお伝えします。是非、試験を受ける際の参考にして下さいね。

技術士の勉強法の基本について

■一次・二次試験の内容を把握して押さえる

技術士試験と言うのは、基本的に一次・二次試験に分かれており、二次試験を受けることができる人は一次試験合格者のみです。
技術士の一次試験では、基礎・適正・専門これら三科目を受験することになります。
試験の形式はと言うと、択一式になっており内容は大学程度レベルで、在学中に一次試験を受験して合格する人も中にはいます。
そして、修習技術者になると、一定実務経験を積むことで技術士の二次試験の受験資格が与えられます。
二次試験では、試験内容は論文と口頭試験になっており、課題解決能力やリーダー性が重視された試験内容になり、受験者の柔軟性が問われた試験になっています。

■学習時に押さえるポイント

技術士の勉強方法は、結論から言ってしまえば各試験で大きく異なります。
その理由は、各試験で出題内容や重要なポイントと言うのが違うからです。
技術士試験と一言で言っても、技術士には全部で20部門あります。
なので、一体、どの部門の技術士試験を自分は受けようとしているのか明確にした上で、各科目の個別勉強や対策を立てていくことがポイントです。

技術士の勉強法のポイントについて

■第三者に論文添削をしてもらう

技術士試験を受ける上で合格を目指すには、第三者からの添削はとても大切です。
その理由と言うのは、客観的な判断が自分ではできないからです。
特に、論文問題に関しては客観的判断が必要です。
また、講座利用で勉強する場合、論文問題添削を講師にしてもらうのがお勧めです。
試験における重要ポイントも知ることができるので、技術士試験の合格基準までレベルを上げていくことができます。

■しっかり学習計画を立てる

技術士試験では、勉強と仕事を両立しながら行う必要があります。
なので、学習計画を立てて長期勉強期間もモチベーションを維持する工夫は大切です。
メリハリある学習計画を立て、自分の学習モチベーションを保ちつつ勉強を進めていきましょう。

■過去10年分の過去問を解いて勉強する

技術士の試験勉強では、過去問で試験の出題傾向を押さえておくことがとても大切です。
大体過去問の勉強では10年分は解くのがお勧めです。
その理由は、その位過去問を解いておくと問題の出題傾向も把握できてくるので、問題に慣れる為には勉強しておきましょう。
特に、一次試験の過去問に関しては、何度も解いて傾向を掴んだり、問題を解けるようにしておいたりすることが大切です。
自分が間違えた問題、解けなかった問題、理解している問題、これらを繰り返して解いて勉強しておきましょう。
こうして過去問で技術士試験の問題に慣れておくことが、実際に合格への近道となります。

一次試験の勉強法のコツについて

■基礎科目は重要ポイントを押さえた学習が重要

基礎科目に関しては、五分野の中からそれぞれ六問ずつ問題が出題されます。
出題される範囲が広いので、各分野で分からない事を一つずつ勉強していては、勉強効率が悪くなってしまいます。
なので、1冊の参考書から重要ポイントを押さえ、その後、過去問を解いて勉強していくと、自分の苦手部分の潰し方、分からない点を理解していくなど、効率的に進めていくことができます。
公式HPでも無料公開なので、それも使いながら勉強していくと良いでしょう。

■適性科目も勉強を怠らない

適正科目に関しては、将来、技術士になる者としての適切な考え方や行動などができるか、それをチェックする為の科目になります。
これは、二次試験においても重視されるポイントになるので、疎かにすることはできない分野です。
試験の内容ですが、技術士法・倫理規定・企業責任・個人情報保護・知的財産権など、出題される範囲と言うのは予め決まっています。
なので、1冊の参考書で中身を何回もインプットしていけば、十分試験対応が可能です。

■選択科目は重要科目になる

選択科目に関しては、配点が他科目よりも高く、三倍以上となっています。なので、解答時間についても二倍長く設けられています。
それだけ、技術士試験にとって重要科目になっているので、自分が試験を受ける部門に対応している参考書で勉強をしつつ、技術士の理解を深めていくことが大切です。
そして、過去問にも取り組み、問題に慣れていくことも重要なポイントです。

二次試験の勉強法のコツについて

①論文試験の場合

■頻出ワードチェックをする

論文試験のコツは、過去問参照しながら頻出ワードチェックを行う勉強方法です。
但し、チェックワードも単に暗記するだけでは不十分で、どのように試験で問われているかに注目しましょう。
論文試験内容に関しては社会状況にも左右される為、過去問ばかりでは無く最新白書も確認した上で、テーマチェックしておくのがポイントです。

■論理構造を明確化する

論文試験は、内容が相手に伝わるように書くことが評価のポイントの一つです。
疑問を感じる文章では合格は難しいので、内容を相手にしっかり伝える為には、論理構造を明確化しましょう。
論理構造の明確化のポイントは、アウトライン構成を行ってから、書いていくことが重要です。
よって、アウトライン作りを重点的に練習し、その上で、内容を肉付けする練習をしていくと論文に慣れていきます。

■一般論では終わらないこと

論文試験と言うのは、受験する者が技術士のプロの観点から、問題をどう解決していくかを見る試験でもあります。
なので、一般論で終わらせてしまっては評価も良くありません。
自分がどんな技術で具体的にどう課題に取り組むか、それをしっかり記述することが評価のポイントです。
採点官はと言うのは専門知識を有しているので、専門用語を使いながら具体的な内容を納得させることが大事になります。

②口頭試験の場合

■業務経歴票をしっかり練る

口頭試験は、業務経歴票を基に試験が進みます。
技術士に適した経歴票でなければ、合格することはできません。
なので、自分が技術士としてどう課題解決に取り組んだか、その経験などを一度整理しておくのがお勧めです。
そして、口頭試験でそれをしっかり説明できるように練習しておきましょう。

■適格性の質問対策を取る

口頭試験の質問内容では、技術士倫理と制度認識などが試験の半分を占めています。
なので、試験を受ける際には将来の技術士として、自分の言葉で質問内容に対して説明が十分にできることが求められます。
なので、技術士の基礎的な知識に関しては、十分に理解して自分の中に定着させ、適格性の質問対策を取ることが重要なポイントになります。

まとめ

ここでは、技術士試験の合格率や技術士試験合格に向けた勉強法について、現状や勉強方法をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
技術士試験は五大国家資格になっている難関資格であり、勉強内容も難しくなっています。
自分で勉強する際にもポイントを押さえた勉強法が大切ですが、自分で勉強をするにも限界があるので、そこは無理をせずにプロの講座を受けて、試験対策に慣れている講師から勉強して学ぶのが合格率アップにはお勧めです。
また、技術士試験と言うのは、一次・二次試験どちらも簡単な試験ではありませんよね。
しかし、自分で試験対策をしっかり行って試験に取り組んでいけば、十分に合格することが可能な資格です。
是非、これから技術士試験を受けることを検討されている方は、基礎・適正・専門科目の講座を受けて学びつつ、ポイントを押さえた自己学習で資格試験合格を目指しましょう。

 

関連サイト
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