技術士2次試験筆記試験が終了しました。
本年度はコロナウイルスの影響で筆記試験が約2カ月延期されました。
2カ月程度試験日時が決まりませんでした。
非常事態宣言がなされ、テレワークや時差出勤で仕事を制限された方もおられます。
イライラが溜まり、ストレスを抱えた受験生の方も多くいたと思います。

また、試験時間も変更になり12時からの開始になりました。
これにより昼食はあらかじめすましてから、試験が始まることになりました。
試験時間は変わらないで休憩がなくなったことで、休息を取る時間は少なくなりました。

技術士2次試験筆記試験の受験者は申込者の80%程度です。
20%の人は試験を受けずに技術士になることを諦めます。
その理由は試験方法自体が過酷であることが原因だと推測されます。
そして今年に限っては‘コロナ禍‘での受験です。
色々と不平不満はあると思いますが、まずは無事に受験できたことに対して感謝しましょう。
お世話になった方や迷惑を掛けた家族に対して感謝の意を忘れないで頂きたいと思います。

しばらくは受験勉強から解放されて休んで頂いても構わないと思います。
技術士2次試験は筆記試験で終わりではありません。
次は口頭試験が待ち受けています。
筆記試験が終わり一息つく前に次の2つのことを行ってください。

最初にすべきことは、再現論文を作成することです。
論文を再現する理由は2つあります。

理由① 合否の要因を探るため
不合格の場合にはどこが悪かったのか?
合格した場合にはどこが評価されたのか?
これを分析するために再現論文を作成します。
試験当日の記録がないと客観的な合否の要因がわかりません。
受験したすべての解答に対して、論文の再現するようにしてください。

理由② 口頭試験で筆記試験の記述内容を聞かれる場合があるため
特に総合技術監理部門は、筆記試験の内容について諮問される場合が他部門より多くあります。
この講座の受講生の方も、過去に何人か筆記試験の内容を諮問された方がいました。
間違っても自分が記述した内容に対して「忘れました」とは言いたくないモノです。
記憶が鮮明なうちに受験した論文のすべてを再現するようにしてください。

次に行うことは、休むための計画を立てることです。
いつから受験勉強を再開するのか?
どのように勉強するのか?
何を勉強するのか?
いつまでサボるのかを計画を立ててから休んでください。

なぜサボる計画を立てるのか?

それは計画がないと、永遠に休んでしまうからです。
9月22日に筆記試験が実施されました。
合格発表は1月上旬です。
口頭試験は2月上旬から3月中旬です。
筆記試験合格発表から口頭試験まで短いヒトで準備期間が1カ月しかありません。
1カ月で口頭試験の準備を万全にできるするのは簡単ではありません。
ある程度の下準備が必要になります。
筆記試験の合格発表の前から準備する必要があります。
合格を知らないうちに口頭試験の準備をするのはモヤモヤしてイヤなものです。
口頭試験対策をするのは苦痛かもしれませんが、
技術士になるためには通らなければならない道です。
いつから勉強するのか?
その計画を立ててから休むようにしてください。

筆記試験の合格率は10%程度です。
口頭試験の合格率は90%程度です。
口頭試験の合格率は非常に高くなります。
非常に高いので不合格になった時のショックは計り知れないものがあります。

口頭試験では必ず10%の受験生が不合格になります。
毎年10%の受験生が涙を飲みます。
不合格になる一番の理由は準備不足です。
怠慢な自分の心との戦いに勝つことが、技術士合格の第一歩です。

技術士になるために今すべきこと

それは再現論文の作成とサボる計画を立てることです。

                               by 横浜すばる